経営難による閉園へ
一時は約500羽にまで減ったクジャクの数も2007年には約1000羽まで回復していた[2]。
しかし、経営努力もむなしく入場者数は改善せず、2007年には年間約5万人にまで落ち込んでしまい、また施設の老朽化なども重なって、園を経営するバス会社は赤字がかさむ採算を考慮、これ以上の設備投資を断念せざるを得ず閉園が決定し、2008年11月末で38年の歴史に幕を下ろした[6][3][7]。
園内に残ったクジャクは2008年12月に約200羽おり[6]、「きちんと飼う環境があり、責任感のある人に」との条件で[22]、多くのクジャクたちが小豆島内の銚子渓の「銚子渓自然動物園 お猿の国」や保育園、学校、個人宅などに移送された[23][3][7][注釈 2]。
バス会社は、孔雀園からお猿の国への移送について、「クジャクは一羽たりとも処分しない方針でやってきた。
恩返しのために、今後も大切に育てて多くの人に見てもらえるように努力する」と語っている[3]。


悲しいなあ