【恨J民】桜ういろう 2本目【ストーカー】
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保守系女性アカウントへの執拗な粘着で有名なハンJ最高齢垢・桜ういろうについて語りましょう!(・∀・)
※前スレ
【恨J民】桜ういろう 1本目【ストーカー】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1591023199/ オレはホバーボードでミサを殴ってやろうかと思ったがやめた。 「お前が寄り道してるせいで、オレとネロは大変だったんだからな。ちったぁ反省しやがれ」 ホバーボードを掴むオレの手が怒りと重さで震えている。 「はあ、はあ....」
みるみるミサの顔色が悪くなり、ミサの額に汗が滲む。 「ごめん、カイト。あたし、魔力を消費しちゃったみたい、 後は、お願い、ね....」 ミサは気絶して身体から力が抜け、ミサが落ちてゆく。 ホバーボードを掴んでいる手を、ホバーボードを持ち上げて脇に挟み、ミサの手を両手で掴む。 「ミサっ!?」
オレは歯を食いしばって力を入れた。 ミサのパワーグローブのおかげで、ミサの体重をそんなに感じない。 幸いにも、下に大きな川が流れているのが小さく見える。 うまくいけば助かるかもな。川に落ちたとしても、川の深さがわからねえ。 オレは脇に挟んだホバーボードに目を落とし、ミサを掴む手に力を入れる。 ウォーターボールの魔力がまだ効いているのか、オレの身体は浮いていた。 ミサのパワーグローブから、ミサの魔力が伝わってくるのかもな。 くそっ。オレはホバーボードの重さに耐えられず、顔をしかめ、脇と手と額にも嫌な汗を掻いている。 ミサを掴む手が震え始め、脇を動かした隙に脇からホバーボードがするりと滑り落ちた。 重力の勢いで、風を切り裂きながら落ちてゆくホバーボード。 回転しながら落ちてゆくホバーボードに、オレはミサの手から片手を離して、ホバーボードに手を伸ばす。 オレは悔しくて歯を食いしばる。ミサ、すまねぇ。お前のホバーボードを手放しちまった。 オレはやるせなくなり、ホバーボードに伸ばし手を垂れて俯く。 諦めるのか? そんな簡単に。ミサの大事なホバーボードなのに。 ミサが好きなネロって名前のホバーボードだろ? ミサのお気に入りなんだろ? 垂れた手を握り締め。瞼を閉じて首を横に振る。いや、まだ終わってねぇ。 ホバーボードに燃料が少し残ってるはずだ。その可能性に賭ける。 どうにかして遠隔操作すれば、ホバーボードを動かせるかもしれねぇ。 小さくなってゆくホバーボードに、オレは手を伸ばす。頼む、動いてくれ。 その間にも眼下に大きな川が近づいてくる。川の流れる轟音が聞こえる。 ぐずぐずしてられねぇ。このポンコツが! さっさと動きやがれ! 今にも川に落ちそうなホバーボードを、オレは黙って睨み据える。 その時、オレの首飾りのクリスタルが眩く青白い光を放つ。 オレは思わず青白い光が眩しくて、顔の前を手で遮る。何が起こった? 眼下のホバーボードが川の水面に近づいた瞬間、ホバーボードが川の水面に浮く。 轟音とともに凄まじい水飛沫がホバーボードの周りに飛び散る。 主の声に応えるようにクリスタルが青白い光を放ちながら、オレとミサの身体がゆっくりとホバーボードに吸い寄せられてゆく。 オレはミサを抱きかかえながら、青白く光るクリスタルを掌に載せて、クリスタルをまじまじと見た。なんだ? 助かったのか? そして、オレがミサをホバーボードの上に乗せようと思った直前。 急にミサのパワーグローブから火花が散って、ミサの身体が鉛りの様に重くなり、オレはミサを手放してしまう。 オレは川に流されまいと、慌ててホバーボードの上に両腕を載せてホバーボードにしがみつく。 オレの下半身がずぶ濡れになり、流されまいと足に力を入れる。 空中爆発で飛んで来た破片で太腿を切った傷口が沁みて、オレは顔をしかめる。 痛みを我慢して、オレは水面上に浮いたホバーボードからミサに手を伸ばす。 オレは吐き捨てるように、ホバーボードの上を拳で思いっきり叩いた。 次の瞬間、ホバーボードは空気が抜けた様な間抜けな音を出し、ホバーボードが川に落ちて派手に水飛沫を上げた。 ホバーボードが川に落ちた瞬間、オレは川の水を飲んだ。 空中爆発で飛んで来た破片で切った腕や頬の傷口が沁みて、オレはまた顔をしかめる。 手当しないとな。そんな思いを裏切るように、オレはホバーボードにしがみついたまま流されてゆく。 ホバーボードを板代わりに、オレはホバーボードにしがみつきながら飲んだ水を吐いて咳き込む。 前髪を掻き上げてミサを見ると、川の流れが早く、ミサがどんどん流されてゆく。 このままじゃ、ミサが溺れ死ぬ。なんとかして助けねぇと。 オレはホバーボードの上で、川の水の冷たさに震えていた。 オレがホバーボードから離れたら、オレまで溺れてしまう。 ミサの数メートル先に、大きな尖がった岩が川から突き出している。 待てよ。ミサがあの岩に引っかかってくれれば、なんとかなりそうだ。 オレは震える手で川の水を手で必死に漕ぎながら、ミサの後ろに位置を調整する。 やがて、ミサは大きな岩に引っかかり、ミサの身体はうつ伏せのまま浮いている。 岩の周りは幸いにも浅瀬せで、川の流れも遅く、オレの腰くらいまで水の高さがある。 オレはミサを支えて肩に担ぎ、川底に足を取られよろけながら、オレはミサをホバーボードの上に載せる。 ミサの生死が気になって、オレは横になったミサの胸に耳を当てる。 鼓動どころか何の音も聞こえない。聞こえるのは自分の鼓動と川の流れる音だけ。 オレはミサの胸から耳を離し、もう一度ミサの胸に耳を当てる。 やっぱり、何も聞こえない。オレはミサの胸から耳を離し、絶望に駆られ俯く。 オレは顔を上げて、ミサの身体を必死に両手で揺らす。 ミサは人形の様にぐったりして横になったまま動かない。 ホバーボードからミサの腕が垂れて、ミサの手が川の水に落ちている。 「くそっ! なんでこんなことになっちまったんだよ!」 オレはやるせなくなり俯く、ミサの足元のホバーボード上を拳で思いっきり叩く。 オレは顔を上げ、うろ覚えでミサの身体を仰向けにし、ミサの唇に自分の唇を重ねようとする。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています