半島の旧済州大学すぐ前の旅館に友人と一週間泊まった。

「離れのトイレの下には、これぞ済州道、豚がブウブウ餌を待っていた。
これを称してットンテジという。クソ豚という意味だ。」
オモニ(母)はそれを見て、済州道では豚肉が食べれなくなったそうだ。

着いた日には元気にないていた犬が次の日には見当たらない。
屋上に上がる階段の上に犬の足らしいものが置いてあるのを目ざとく見つけた。
警官がうれしそうにハラボジ(祖父)と話をして食事して帰った。
夕飯には肉の煮込みが出た。
友達は美味しそうにその肉を食べた。何も知らずに。
知らなかったらとても美味しい。私は少しだけ食べて腹いっぱいになった。
韓国では犬肉鍋を補身湯(ポシンタン)といって、土用のうなぎのように珍重する。
体にとてもいいという。