DeNA、早大野球部を2日で退部の2年目右腕が好投

DeNAは1月に育成契約から支配下登録された2年目右腕、笠井崇正投手が4番手で登板。2回1安打、無失点と好投した。

背番号94が躍動した。笠井が0−8の八回から登板。練習試合のため特別ルールで継続された九回も含めた2回を、1安打無失点と好投した。
「まっすぐを低めに強く、大事に投げようと思っていました。しっかりとできてよかったと思う。最速148キロ? こんなもんかな、と」
八回一死で糸原を詰まらせた当たりが投手内野安打となったが、続く坂本を三ゴロ併殺打。九回には味方の失策で走者を許したが、慌てずに後続を断った。
ラミレス監督も「攻撃的な投球で制球も低めに決まっていた。2回で18球は素晴らしい」と絶賛した。

早大野球部を2日で退部したが、BCリーグ信濃を経由して昨年育成契約でDeNA入り。
昨年12月のウインターリーグ(台湾)では10試合12回無失点と圧巻の内容でアピールし、1月の支配下選手登録を勝ち取った。
「マウンドに立ったらやることは一緒です」。
平昌五輪でノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明に注目が集まっているが、DeNAの新星、笠井にも注目だ。