杉山拓海(仙台育英)専修大に合格

東都大学野球リーグで現在2部の専大に、今夏甲子園8強の仙台育英の杉山拓海外野手が合格したことが8日、分かった。
杉山は来季から西武2軍投手コーチを務める父・賢人氏(1992西武1位)と同じ母校に進学する。

かつて父も汗を流した場所で自分も成長する。
父の後輩となる仙台育英・杉山は「グラウンドも育英みたいな感じで練習の雰囲気も似ていて、いいなと思った」と、この日合格通知が届いた専大への進学理由を明かした。
長谷高成泰ヘッドコーチは賢人氏の同級生で「自分を知ってもらえているならその方がいい。厳しく見てもらったほうが自分のためになる」と言い切った。

強肩や思い切りのいい振りが売りだが、専大にいる育英の先輩から打撃のチームだと教えられ、打力強化に着手。
バットが金属から木製になるため、確実性を高めようと、基本に忠実な打撃フォームを意識。量より質を意識しながら打ち込んでいる。

チームの身近な目標の1部昇格へ「やるべきことをやってそれがチームのためになればいい」と杉山。4年間で父を超える成長を遂げてみせる。