打者・大谷がオープン戦満点デビュー 首脳陣&ライバルはどう見た?
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 満点デビューを飾った打者・大谷を周りはどう見たのか。エンゼルスのソーシア監督は開口一番、「ショウヘイにとってはいい一日だった」と絶賛した。

 試合前にはトラウトやプホルスら主力選手と同じようにオープン戦期間中に50〜60打席を立たせる方針を示し、「タイミング、リズムを合わせること。スピードに慣れてもらいたい」と課題を挙げていた。試合後もその考えは変わらないようだ。
「今は球の速さなどに慣れることが第一だ。メジャーリーグの投手がストライクゾーンをどう攻め、どこへ投げてくるかの理解は必要だ」と話した。

 02年新人王に輝いたエ軍のヒンスキー打撃コーチは大谷の打撃フォームを評価した。
「球数をかなり稼ぎ、落ち着いていた。頭を前へ動かさない分、早く球を感知できる。上半身をソフトに構えている分、前のめりにならず、手と下半身を使えている。打者としての初戦は上々だった」。
ベンチ内で大谷と話し込む姿があったが、球速や傾向などメジャー投手の対策について話し合っていたという。メジャー二刀流として注目を集めるが、
「この場にいられて光栄だよ。前人未踏のことをやろうとしてるんだ。毎日彼の練習に関われる。大リーグでの成功する手助けができて、うれしいよ」とコーチとしての喜びを感じているようだ。