イチロー 会長付特別補佐に 今季ラストゲーム後、目を赤くした弓子夫人と抱擁
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マリナーズのイチロー外野手(44)が球団の会長付特別補佐に就任した。3日(日本時間4日)に球団が発表した。選手としては今季の残り試合は出場しないことも判明。
マリナーズのディポト・ゼネラルマネジャー(GM)は「イチローの存在によってチームが勝つ可能性は高まる。彼の存在価値を余すところなく確保したかった」との声明を出した。

今季最後のプレーとなった2日(同3日)のアスレチックス戦は「9番・左翼」で先発出場し、3打数無安打、1四球1得点だった。
試合後、節目の試合でしか観戦しない弓子夫人が、クラブハウスの外でイチローを待っていた。2人は歩み寄って抱擁。笑顔の夫と対照的に、孤高の天才を支え続けてきた妻の目は充血していた。

最後の打席は9回1死一、二塁と逆転サヨナラの好機に97マイル(約156キロ)を捉えて鋭いファウルの後、96マイル(約154キロ)直球を空振り三振。左翼守備では2回にライナーを好捕した。
次戦以降はベンチ入りの25人枠から外れ、練習しながら選手らをサポートする。