「終わりでない」=イチローとの一問一答―米大リーグ・マリナーズ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180504-00000031-jij-spo

米大リーグ、マリナーズで球団特別補佐に就任し、今季の残り試合に出場しないことになったイチロー外野手との一問一答は次の通り。

―球団特別補佐になった経緯は。

この日が来るときはやめるときだと思っていた。その覚悟はあった。ただ、こういう(来季以降にプレーする可能性がある)提案がチームの方からあった。チームがこの形を望んでいるのであれば、喜んで受けようという経緯。

―決断を後押しした事情などは。

(3月に)マリナーズと契約してからきょうまで、毎日がハッピーだった。きょうもそう。これが最後ではないということをお伝えすることになったわけですけど。後押しという意味では、チームメートの存在と言えると思う。

―引退ではない。

来年の春に(体重が)240ポンド(約109キロ)になっていたら終わり。ただ、その可能性は低いと思うので、そうでなければ終わりでない。

―今季試合に出られないさみしさは。

これからあると思うけど、僕は野球の研究者でいたい。今44歳で、自分がアスリートとしてこの先どうなっていくのかを見てみたい。プレーしていなかったとしても、毎日鍛錬を重ねることで、どうなれるのかを見てみたいという興味が大きい。

―試合に出ないで感覚を維持する難しさは。

これから。新しいチャレンジであることに間違いない。やってみなくては(分からない)というところ。

―監督と選手のつなぎ役のようになるのか。

全く分からない。自分のロッカーは選手のロッカー。僕はあくまでも選手側にいないといけない。