慶明1回戦は、中盤で二死三塁にもランナーを置き
嶋田・正木選手の初球打ち遊ゴロ・三ゴロも痛かった。
慶明2回戦は、終盤のチャンスで渡部・橋本選手の併殺も痛かった。

後者は配球的にどう反省点があるのか分からないが、修正成長してほしい。

前者も良くは分からないけれど、
「ファーストストライクから積極的に打っていく」はその方がヒット率も
高いとはいう事だけど、「他校エース格の序盤・中盤もそれでいいのか?」
とだけは思う。
エース格の相手投手だと、序盤中盤は球もキレている。ストライクでも
打てない。結果的に凡退する。「相手のおいしい展開」となりやすい。

もちろん絶対はない。でも「最初から積極的に」について「場合を分けて」、
「ただし相手エース級は、序盤中盤は甘い球もキレがあって打てないので、
早打ちしない」というような逆転の結論も、あるのでは、ありますまいか?
もちろん絶対はない。ただそういう傾向もあるのでは。

バントのそぶりを見せて揺さぶったり。ファールで粘って消耗させたり。
ベンチの仲間に球筋をたくさん見させたり。程度の問題ではあるけど、
「積極的な早打ちこそ良い」と「相手エース格などは別。ただの凡退になる
だけだ」も複眼で見て、早稲田の早川投手などを、打ち崩してほしい。

半年間臥薪嘗胆してきた慶應は、意地でも勝ってほしい。