昨年10月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けながら、なぜ大谷は規格外のパワーを維持できるのか。理学療法士のバーナード・リー氏も「何十件も症例を見てきた中で、翔平が一番、順調に回復している」と驚くという。
キャンプから積極的に昼寝を取り入れ、腱や関節の治癒に効果が期待できるコラーゲンに関する文献も調べ、食事も徹底。球団も「右手を上げながら滑ること」とスライディングをルール化し、再発防止に注意を払う。