●プロスペ情報(チズム)

チズムは待球スタイルのアプローチみたい。

P/PA(打席あたりの被投球数)を見ると数字が年を追うごとに増えてる。
2019年は打席あたり「4.15球」も投げさせてる。

P/PAは「4.00球」を超えると優秀。
2016〜2019年のMLB打者平均は「3.88球〜3.92球」の間。
待球スタイルで四球率が異常に高いCINボットのキャリアハイが2015年の「4.34球」

P/PA
Jazz Chisholm
2016年 18歳 3.50球
2017年 19歳 3.88球
2018年 20歳 4.08球 A
2018年 20歳 4.13球 A+
2019年 21歳 4.15球

MLB打者平均
2016年 3.88球
2017年 3.90球
2018年 3.90球
2019年 3.92球

Joey Votto
2007年 23歳 3.80球
2008年 24歳 3.69球
2009年 25歳 4.08球
2010年 26歳 3.93球
2011年 27歳 4.01球
2012年 28歳 4.29球
2013年 29歳 4.17球
2014年 30歳 4.33球
2015年 31歳 4.34球

マイナーのボールゾーンスイング率は公開されてないので、
チズムがボール球に手を出して空振りしてしまうタイプかどうか分からないけど、
空振り率(SwStr% 15.7%)が高いので、多分、ボールゾーンスイング率も高いんだろうと推測。

でも、早打ちじゃない待球スタイルなので経験を積んでアプローチが成熟していけば、
空振り率、ボールゾーンスイング率、三振率も少しは改善しそうな気が。

そうすれば、球数を多く投げさせ四球も多く選べるパワーありの打者になれる。グランダーソンのような。