<1>選球眼 「ファン・グラフス」によると、8月の四球率は4・9%で今季の月間で最も低かった。同30日のレッドソックス戦では高めのボール球に手を出すなど、メジャー初の1試合4三振を喫した。

<2>凡打の質 大谷は打ち取られた打席からヒントを得ることも多い。ただ、「納得できるアウトが少ない。そこが増えれば、必然的にいい結果がでる」。「スタットキャスト」によれば、右へ引っ張ったゴロアウトは8月が14本で今季最多。

<3>打ち損じ 実際に、ここ最近は甘い球を捉え切れていない。高さ真ん中のストライクゾーン(内外角を含む)の空振りは8月が10個。6月、7月の2倍で今季最多だった。6安打とヒットも少なく、甘い球を仕留められなかった。