https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000036-nkgendai-base

米政府は国家非常事態を宣言。感染が拡大するニューヨーク市ではロックダウン(外出制限)
を発令した。外出はままならず、ストレスを抱えた住民は少なくない。
銃社会の米国では、無差別に人を殺傷する乱射事件が後を絶たず、多くの加害者は凶行に
及んだ原因として、被害妄想を抱いたり、何らかのストレスに悩まされていたことが調査結果で判明している。

 ここにきて、米国内で銃や弾薬を買い求める市民が急増しているのは、食料や日用品の
パニック買いが行われ、略奪行為や暴動に備えるためだ。コロナウイルス感染への恐怖、
生活必需品の品薄状態が続き、情緒不安定に陥った一般市民による銃乱射や暴動が、
いつ起きてもおかしくはない。米国で調整を続ける日本人メジャーリーガーでも巻き込まれる可能性は否定できない。

 ドミニカ共和国などの中南米出身選手の多くは、米国内での不測の事態を避けるため、
すでに帰国している。
レイズの筒香(28)が滞在していたフロリダ州から緊急帰国することが25日に報じられたが、
密閉された機内での感染リスクを冒してでも、日本人選手も米国より治安の良い日本に早く戻った方がいい。それが凶弾から身を守ることにもなる。