大谷は左腕デトワイラーに対し、2球連続で見送った低めの速球をストライクと判定された後、ボール2つを挟んでカウント2−2。最後は内角高めボール気味の148キロ速球を空振りして三振に倒れた。

 続く三回の打席は無死一塁。同じ左腕の初球、外角低めのボール気味の148キロ速球を空振りした後、ほぼ同じコースの速球を見送ってストライク。
第1打席同様、2球で追い込まれると、最後は外角低め、132キロスライダーを見逃し三振。捕手のミットの位置は大谷の足首付近の高さだった。

これでオープン戦4試合の成績は打率・125(8打数1安打2四死球)。10打席で6三振を喫しているが、全26球のストライクのうち、大谷が見送った球をストライクと判定されたのは12球で空振りが8球。
打撃フォームを試行錯誤する一方でストライクゾーンへの対応が課題となっている。