大谷“三振王” 10打数で7個も
3/5(木) 11:33配信東スポWeb
【アリゾナ州テンピ発】エンゼルスの大谷翔平投手(25)は4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズとのオープン戦に「4番・DH」で先発出場し、2打数無安打とこの日も快音を聞くことはできなかった。
第1打席は初回二死一塁。相手先発右腕ダンと対戦し、カウント2―2からの7球目、内角直球を二塁ベース寄りにゴロを放った。大谷シフトで移動していた遊撃手が球を捕り損ねたため失策で出塁した。

 第2打席は3回2死走者なし、2番手の左腕ジルボーと対戦。カウント2―2からの5球目、外角低めの直球にタイミングを外され、空振り三振に倒れた。2打席とも昨年までのノーステップ打法で、試合後の取材対応はなかった。

 ここまでオープン戦5試合に出場して12打席に立ち、10打数1安打、打率1割で7三振。ルーキーだった2018年の36打席10三振に早くも追いつきそうな“三振王”ペースだ。

 エンゼルスのマドン監督は試合後、大谷について
「ショーヘイのタイミングは、今はまだ合っていないが、去年打てたんだから大丈夫。
いい打者ほど春先は考え過ぎる傾向があるから、ボールをしっかり見るようにと助言したよ。シーズンが始まるまでには問題なく打ってくれるから全く心配していない」と笑顔で話した。それでも心配だ。