自称野球ライターの00年代阪神考察
「暗黒の時代から回復したが、残念ながらそれは育成力ではなく「お金」の力だった」


1. hal 2020年05月23日 14:45
この時代はお金の力で強くなったと思っていましたが、
こうして表にしていただことで、育成の力も大きかったのだと、逆の印象を持ちました。

矢野はトレードで90年代にきた選手ですがこの年代の主力なりました。
今岡、鳥谷、関本、濱中とドラフト上位の選手も活躍し、
赤星、藤本のドラフト下位の選手も結果を出しています。
育成と補強がうまく噛み合った時代だったのだろうと思います。

2. 越後屋 2020年05月23日 18:47
私もhalさんと同じ印象です。
よくよく見てみると、生え抜き・FA・トレード・外国人選手が見事に絡み合った10年間(最初の2年を除く)だったのかと思いました。
敢えて指摘すれば自前で見つけてきた外国人野手が機能しなかったぐらいでしょうか。
00年代後半に金本の辞めさせ方に苦労したことが10年代前半の苦戦に繋がったことが悔やまれます。林や桜井の成長の芽を摘むことになってしまいました。
この失敗を10年代後半の鳥谷でも繰り返してしまった訳です。

3. ミヨキチ 2020年05月23日 21:21
赤星、藤本の1,2番コンビはそれほど試合数自体は多くはありませんでしたが
どちらかというと鳥谷が入団して遊撃手のレギュラーとなった数年後がメインですね。

金本に関しては、FAに伴う複数年契約が最も上手くいった例になりました。
何しろ広島最終年から1割弱アップ程度の年俸を4年間据え置きのまま
リーグ最強クラスの野手をフルに使い倒せたのですから
歴史的なコストパフォーマンスの良さです。

秋山と工藤がダイエーに移籍したことで、弱小球団のマインドが
向上したのと同じような効果が金本の加入にもあったようですが、
生え抜きの成長を核にトレード、助っ人、FAの補強がバランス良く融合して
この時期の阪神の編成は銀河系軍団と呼ばれる直前、最も勢いのあった頃の
レアルマドリードみたいだなと思ったものです。