大谷翔平、今季が二刀流のラストチャンスか。現地記者が語る年俸とその評価

大谷の希望額が330万ドル(約3億4200万円)だったのに対し、
エンゼルスの希望額は250万ドル(約2億6000万円)で、

両者の間には80万ドルの開きがあるという。

 地元紙でエンゼルスの番記者を務めるジェフ・フレッチャー記者は、「大谷の交渉が聴聞会に持ち越されるとは驚きました」と言い、「聴聞会までいくのは毎年150人中10〜15人程度。大谷がそのうちのひとりになるとは......」

年俸予測のエキスパート、マット・スワーツ氏
過去の成績を基に大谷の適正年俸を独自に算出。
それによると適正年俸は210万〜300万ドル(約2億1700万〜約3億1000万円)。エンゼルスの提示額はこの予想のほぼ中間だ。
 エンゼルスの主張に同意する米メディアは少なくない。昨季の成績の低迷やこれまでの負傷歴を考えると、二刀流継続には米メディアからも疑問の声が上がっている。

 エンゼルスの主張に同意する米メディアは少なくない。
昨季の成績の低迷やこれまでの負傷歴を考えると、二刀流継続には米メディアからも疑問の声が上がっている。

「大谷にとって今季は、二刀流としては最後のチャンスになるのではないでしょうか。
うまくいかなかった場合、球団は大谷を野手に転向させ、打者一本に専念させると思います」という同記者の証言から、大谷が厳しい立場に置かれている様子が伺える。2021年は大谷の挑戦の答えが出る年になるかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0d326461aec2ce1289a4bbf1d6a613fc633fd9?page=1