MLBでの初めてのフルシーズンの前半戦が進み、好調なスタートを切ったとき、トレバー・ロジャースの頭の中にある考えが浮かんだ。
ナ・リーグの新人賞を受賞する可能性があり、マーリンズでは5人目の受賞者となります。

シーズン後半、背中の故障で先発出場できず、さらに家族の病気で1ヶ月間チームを離れたことで、
最終的な目標は達成できませんでしたが、サンディ・アルカンタラと並んでマーリンズのローテーションの
トップに定着したロジャースの躍進を完全に否定するものではありませんでした。

なお、ロジャースは新人賞の次点にとどまりました。
ロジャースは、コーラル・スプリングス出身で、フロリダ大学で活躍したシンシナティ・レッズの二塁手ジョナサン・インディアが、
アメリカ野球記者協会の会員の投票によって選出される新人賞を受賞しました。St.Louis CardinalsのDylan Carlsonが3位となりました。

ロジャースは、1位票30票、2位票26票、3位票3票のうちの1票を獲得しました。

受賞には至らなかったものの、ロジャースは2021年のシーズンを成功したものとして振り返っています。

24歳の左腕投手は、25試合に先発しました。
防御率2.64は、資格のあるMLBの新人投手の中で最高で、イニング数(133)、打率(.218)、
イニングあたりの四球とヒット数(1.15)、総奪三振数(157)、9イニングあたりの奪三振数(10.62)でナ・リーグの新人をリードしました。

「最高の1年でした」とロジャースは語りました。

1969年にマウンドが低くなって以来、ロジャースの奪三振数とイニング数の合計に匹敵し、
かつERAをこれほど低く記録したルーキー投手は他に6人しかいません。
ホセ・フェルナンデス(2013年)、野茂英雄(1995年)、マーク・アイクホーン(1986年)、ドワイト・グッデン(1984年)、
フェルナンド・バレンズエラ(1981年)、ジョン・マトラック(1972年)です。
ロジャースが準優勝する前、このグループの中で各リーグの新人賞を受賞していないのは、アイクホーンだけでした。