話を整理すると、打者が基本である4シームを空振りする理由はある意味一つだ
それは普通の4シームと比べて、違う性質がある事
1.普通の4シームより速い
2.普通の4シームより回転数が高い(ので伸びる、又は曲がる)
3.普通の4シームと回転角度が違う(ので違う方向に曲がる、伸びる)
4.フォーム的にボールが見辛い(変則フォーム、球の出所が見えない)
5.コントロール抜群でコーナーギリギリに決まる
この場合、1だけだと170q近いとか余程の異常な球速が無ければMLBでは難しいだろう
MLBの打者は元々速球には滅法強く160qでも余裕で当てられる為だ
逆に多いのが2を掛け合わせた速球で、活躍してる速球派の大半がこれに当て嵌まる
3と4は少数派だが存在してるという感じ
1と2があってもド真ん中では打たれてるので、5も重要な要素で、抑えるという点では最重要かも知れない
実際に去年のバウアーは2と5が抜群だったので、驚異の4シーム被打率を叩き出した