マイク・トラウトは、米メディア『Insider』の取材で「ショウヘイがここに来た時の高い期待は凄まじいものだったけど、あいつはそれに応えている」と賛辞を贈った。

「彼に関する過大評価みたいなニュースや、周りの記者や関係者たちの数は、俺が今まで目にしたことがないものだった。普通、若い選手がそういう反応をされたら戸惑うものだし、本当にクレイジーだ。だけど、ショウヘイはいつも平然としているし、本当に特別だと思わされる」

 自身も超大型プロスペクトとして2009年にエンジェルスに入団。以来、巨大なプレッシャーと日々格闘してきたというトラウトは、「あいつがアメリカへやってきた時は、メディアやファンの誰もが『一体何者なんだ』と見たがっていた。俺がメジャーに上がった時と似たような感じだった」と語ったうえで、こう指摘する。

「ショウヘイは周囲の期待に応えている。それは日本でも注目されてきたことが大きいと思う。日本の方がファンの数や注目度が大きいからね。日本の経験が生かされているのは間違いない」

米球界屈指のスターからも絶賛された大谷。その注目度はおさまる気配がなさそうだ。