MLB、マウンドを遠ざける実験を独立リーグで開始…三振もホームランも減ると予想
https://news.yahoo.co.jp/articles/51286ad21bfb1e5267ea90935f1266cb7810b9f1
投手板までの距離の拡大によりホームベース上での球速が落ちるため、これまでの15シーズンで徐々に増加している三振が減少すると見られている。
三振の数は、2007年から12年連続して前年より増え続け、2019年には2007年の33%増となる4万2823個を記録した。
また、過去3シーズンでは、総三振数が総安打数を上回るという異例の事態となっていた。
打者も、特にパワーヒッターは今回の変更の影響を受けるだろう。ボールがホームベースに到達したときの速度が遅くなれば、打球の初速も遅くなる。
つまり、打球の飛距離が抑えられることになる。これによって、近年のシーズンで記録的な増加を見せていたホームランも減少すると見られている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51286ad21bfb1e5267ea90935f1266cb7810b9f1?page=2
投手は技術の調整をしなければならないだろう。変更の当初、まだ適応しきれていない段階では、変化球を放棄する必要があるかもしれない。
新しいルールの下では、ホームベース近くで変化する球の投げ方を、投手は習得し直さなくてはならないだろう。
MLBは、以前行った実験でストライクの減少は見られなかったと述べているが、投手が変化球の投げ方を変えなくてもいいということはあり得ない。