エンゼルス・大谷、二刀流はそろそろ潮時? 現地メディアの指摘に監督も不満を吐露「私には伝えてくれなかった」
https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12184-200120739/
試合後のジョー・マドン監督が共同会見の中で、ちょっと意味シンなコメントも発していた。
「疲れがあったのかもしれないが、それに関することを私には伝えてくれなかった」
米メディアの「大谷のスイングは明らかに鈍っていた。疲れているのになぜ起用したのか?」なる問いへの回答だ。
米中継局BSウエストが試合中に伝えたデータによれば、大谷には「ある傾向」も見られるという。
指名打者制を解除して打席にも立つリアル二刀流の翌日、まだヒットを1本も打っていない。
リアル二刀流はここまで3試合、翌日も指名打者として試合に出て、8打数ノーヒット(9打席)。うち三振3。
米メディアは「休ませるべきでは?」と批判的な質問を浴びせたのは、そのためだ。

「ここまで、大谷の先発は5試合。うち2試合は指名打者制を解除しない、投げるだけでした。
その2試合の翌日の打席成績を見てみると、ホームランを2本打っています」(前出・米国人ライター)
投手起用された翌日の通算打撃成績は、15打数3安打、本塁打2。
打席に立たない先発登板翌日の成績は、7打数3安打。打率4割強となる。トータルでは打率2割だが…。
先発登板しても打席に立つリアル二刀流を止めれば、翌日も高打率が望める。
しかし、米国ファンもリアル二刀流に大きな関心を抱いている。
マドン監督は体調面だけではなく、出場方法についても大谷と話し合う必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)