エンゼルスのJ・マドン監督は20日(日本時間21日)、本拠地でのツインズとのダブルヘッダー第1試合前にオンライン取材に応じ、大谷翔平投手の今後の起用法について「彼は結果を出しているのだから、彼のいうことに耳を傾けるべきだ。マウンドと打席での活躍をみて、こちらが何か邪魔をする必要があるとは私には思えない。だから(体調の)注視は続けるが、彼がやりたいようにやらせるべきだと思っている」と大谷の意向を最優先にして、今後も二刀流起用を続けていく考えを明かした。

マドン監督は「昨日の試合で球速が出なかったことには、いくつもの理由があるはずであり、一方で打撃面は好調など、よい面もたくさんあった。だから私は(19日の結果に惑わされずに)オリジナルのプラン通り、彼やトレーニングスタッフたちと会話をしながら進めていきたい。少しでも疲労の兆しが見えたらすぐに対処するつもりだ」と、大谷と頻繁に話しながら、体調も注視していく。