8回2死一塁で迎えたチャンスだった。大谷は相手先発バシットが5球目に投じた外角のカーブに対し、体勢を崩されながらも中堅フェンスに当たる大飛球を放った。直後、勢いよく打席を飛び出した大谷は、一塁を回りグングン加速。スピードに乗って二塁を蹴ると、あっという間に三塁に到達した。

“飛ぶ”ように走る大谷の走塁に、MLB公式ツイッターも注目。打席から三塁到達までの動きを捉えた臨場感あふれる密着映像に、ファンは「ユニコーン」「全力疾走しているようには全く見えない」「ゴージャス」「人間じゃない」「現在球界屈指の選手」とコメントを並べた。投打のみならず、足でも沸かせる大谷の一挙手一投足から目が離せない。