――今年は通常の162試合のシーズン、リカバリーで工夫していることは。

 「投げすぎないことを意識している。気持ちの部分で、完璧に仕上げたいというのはどの投手もある。それで球数がかさむ。バランスだけ意識して、なるべく少ない球数で調整することが必要」

 ――1年目は登板間にトータルで数百球投げていた。今はどれくらい減ったか。

 「30球くらい、1度のブルペンで終わらせたいと思っている。キャッチボールも5分くらいです」

 ――表情を見ていてもぶれない、メンタルの強さを感じた。「心技体、全てつながっている。いつでもストライクが取れる、技術的な安心感があるからこそですね。ゲッツーの場面もゲッツーを狙いに行って取れたり、一つ一つの体験が貴重になっている」