エンゼルスのマット・ワイズ投手コーチ(45)が、大谷翔平投手(26)の投球プラン、懸念された球速低下などについて語った。

試合前のオンライン会見で、大谷が一時、球速低下した原因について問われ「疲労やトミー・ジョン手術の影響もあるだろう。同じ手術を経験した投手を指導したことがあるが、やはり状態の上下があった。手術後は、寒さや暑さに影響されやすい場合もある」と指摘。「ショウヘイはユニークな存在。投打の二刀流なので、その分体を多く動かす。体が重だるくなるときもある」とした。ここ数試合は球速も97〜98マイル(約156〜158キロ)に戻っており「彼の投球に対する感覚は今、大変いい状態」と太鼓判も押した。

大谷の登板スケジュールは、状態を見ながら柔軟に決めるスタンスを取っており、それは今後も継続。「彼とのコミュニケーションは、非常にうまくいっている。打撃コーチ、監督と連携し、情報を共有し、先を見越しながら、彼にとってのベストプランを作っている」と話した。