>1618部7334巻という大蔵経としては膨大な分量となって完成をみた。

御書に引用されたたぶんすべての経論釈を網羅する。ただし御書自体はない。

> 我国では、江戸時代を通じて多くの嘉興蔵が輸入されており、江戸時代初期に輸入されたものの一つが鉄眼道光禅師による黄檗版大蔵経(鉄眼版)の底本となった。鉄眼版が我国にもたらした幅広い恩恵を顧慮するなら、その底本となったこの嘉興蔵の重要性もまた自明である。

江戸時代に参照された版である。