第十条「一、義道の落居無くして天台の学文す可からざる事。」
(大聖人の正法を会得せずして、天台の法門を学んではならない。)


先生のご指導
「大聖人の「事」の仏法に対して、天台の法門は「理」である。事と理の法門の間に、天地の勝劣があることがわからず、「天台沙門」と名乗ったのが五老僧であった。

大聖人の仏法を深く学ばないうちに天台の法門に入ると、そちらに引きずられ、正しい信心を失ってしまう危険がある。