専門メディア『Call To The Pen』のデビッド・ヒル記者は「今のオオタニにできないことなどない。彼は打席やマウンドに立つたびに、我々を驚かせる。これはお世辞抜きにありえないことだ」と力説した。

「彼が快挙を成し遂げるたびに、野球ファンたちは驚愕させられている。今シーズンの彼は、マウンドではエンジェルスのエースのように堂々と振る舞うだけでなく、チームで最高の打者としての地位も確立した」

 さらに同記者は、大谷が年間149試合に出場するペースでプレーしている点に言及。「健康を維持し続けることが何より重要」と前置きしたうえで、「今のままいけば、20-20(20本塁打×20盗塁)は簡単に達成されるだろう」と言い切った。

「現在、エンジェルスの91.8%もの試合に出続けているオオタニが、この先も同じペースで活躍を続ければ、45本塁打以上と23盗塁以上は達成できると考えられる。ここに投手としての成功を加味すれば、今のままでも十分に受賞の可能性があるMVP獲得レースも、議論の余地のないものになる」