前回の登板では球質が変わっていた

球速と回転数には強い正の相関がある
一般に球速が上がれば上がるほど回転数も上がる
そこで回転数を球速で割るとその相関の質が分かる
球質が分かる。回転数/球速をバウアーという

前回の登板で大谷のバウアー(回転数/球速)は大きく落ちていた
今季はずっと一定の幅で大谷のバウアーは安定していた
手抜きもしくは疲れと言える5/19の平均91.3mph(147キロ)の時でさえ
バウアーは前後に比べ一定だったのに

つまり前回は疲れとか手抜きで回転数が落ちたのではなく
球質そのものが変わり、回転数が激減していたということ
その原因を考えると、今後もう今季前半のバウアー≒球質に戻る可能性はないと言える