全日本大学野球選手権の決勝が13日、神宮球場で行われ、慶大が福井工大に13-2で勝ち、34年ぶり4度目の優勝を決めた。
 慶大は初回2死一塁から4番・正木智也内野手(4年)がバックスクリーン右に2戦連続となる2ランを放って先制。その後も、4回に3点、5回に1点を追加すると、6回2死一、二塁では再び正木がこの試合3安打目となる右前適時打を放ってリードを広げた。
 投げては先発・増居翔太投手(3年)が6回3安打2失点の好投。緩急をつけた投球で、福井工大打線を翻弄し、18個のアウトのうち11個がフライだった。
 初代王者の慶大は、2019年秋に明治神宮大会で日本一を達成しているが、全日本大学選手権の優勝は1987年以来34年ぶり4度目。節目の70回大会で頂点に立った。
東都は弱過ぎて神宮の使用を禁止し、河原で許可することとした。特に犯罪しかできない駒へは永久追放の意見が出された。