各球団が後半戦に向けてチーム編成の舵を切るトレード期限まであと1か月ほど。エンゼルスの苦戦が続く中で、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「買うか売るか」と題した記事を掲載し、今後の補強方針について、ベリー・ミナシアンGMのコメントを伝えている。
同紙は「エンゼルスが7月30日(日本時間31日)のトレード期限に向け選手の売り手となるのか、買い手になるのかについては現在も明言する準備ができていない」とした。

今後1か月でチームがプレーオフ争いから脱落した場合について「オフにFAを迎えるアレックス・コブ、アンドリュー・ヒーニー、ディラン・バンディ、ライセル・イグレシアスの各投手を『トレードに出すのは理にかなう』」と指摘している。

 その一方で、チームの補強ポイントを問われたGMは「抱えている負傷者を考えれば、攻撃陣をアップグレードできればありがたい。投手においてはローテーション、ブルペンともにだ。先発陣は最近とても良くやっているし、続いてほしい。ブルペンにはいつでも助けがあればありがたい。どのチームもそうだろう。全ての領域でアップグレードができればありがたいと思っている」と語っている。