カナダはロシアと肩を並べる世界一寒い国ですが、今週をもって、世界で指折りの暑い国ともなったようです。
29日(火)、カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州のリットン(Lytton)という小さな田舎町で、気温が49.6度まで上昇しました。ほぼ50度になるなどとは、住民はもちろんのこと、多くの気象関係者も予想していなかったことでしょう。そもそもリットンの6月の平均気温は25度ほどです。日本国内に例えるなら、今はまるで仙台のようなさわやかな陽気が広がっているはずの場所なのです。