張本勲「大谷は待ちながら打っているから、球を捕えられる。ちなみに日本で“間”があるバッタ―は1人しかいない。それはオリックスの吉田(正尚)。」

「俺はずっと『大谷は80%はピッチャーだ』と言ってきたけど、今は逆だな。バッターとしてのほうがいいわな。『張本さん、昔と言ってることが違うじゃないかっ!』って言われるかもわからんけど、そりゃ全然違うよ。バッターとして非常に状態がいいから。22号のホームラン(日本時間6月20日)をレフトスタンドへ打ったときに、スイングをずっと見ていたら、これは誰が教えたのか、自分で作ったのか、バッティングに“間”ができていた。

巨人の岡本(和真)や、ほかの好打者と言われるバッターたちは球を探しながら打ちに行っているから、甘い球しか打てない。ところが大谷は待ちながら打っているから、球を捕えられる。ちなみに日本で“間”があるバッタ―は1人しかいない。それはオリックスの吉田(正尚)。この選手くらいだな。

https://news.yahoo.co.jp/articles/734cca14a46350370dbd45eff076b68fdcda7dda?page=2