2本のアーチに快足を飛ばしたサヨナラ生還。まさに“大谷劇場”となった1日にマドン監督は試合後、感慨深げに口を開いた。

 米記者から「キャリアの中で“野手・大谷”が見せる活躍をかつて見たことがあったか?」と問われると「あぁ、バリー・ボンズは本当にこんな感じだったよ。ケン・グリフィーJr.も打撃に関してはそうだった」と即答。メジャー歴代1位の762本塁打、そして通算630本塁打で殿堂入りを果たした2人のレジェンドと大谷を比較した。

 投手をこなし、野手としては主にDHでの出場がメインとなっているが「もしショウヘイが外野を守ることを私が許したら、彼らと並ぶ存在に位置づけられるだろう。本当に世代を代表する才能だ。もし守備に就かせたらゴールドグラブ賞級の守備力も見せるだろう」と称賛。打撃好調の要因については「最近のストライクゾーンの見極め能力の向上が飛躍に繋がっていると思う」と指摘していた。

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