米国野球殿堂入りの選手が24日(日本時間25日)、米国野球殿堂から発表され、日本人野手として初めてノミネートされていた元ヤンキースなどでプレーした松井秀喜氏(43)は選ばれなかった。

 米国野球殿堂は、メジャーで10年以上プレーし、引退後5年以上が経過した選手が対象となり、その中から全米野球記者協会の審査委員会が候補者を選び、10年以上所属している記者の10人までの連名投票によって有効投票数の75パーセント以上の得票があれば当選となる。

 今回、松井氏は4票で0.9パーセントしか得ることができなかった。
 また5パーセント以上の得票数が得られなかった候補者は、翌年から殿堂入り候補となる資格を失う規約があり松井氏は1年で殿堂入り資格を失うことになった。
 2014年には、「日本のジャッキー・ロビンソン」として野茂英雄氏が日本人として初めてノミネートされたが、6票しか獲得できず得票率は1.1パーセントに終わり翌年から候補者から外されている。