【MLB】前田健太が語った大谷翔平の“変化” 武器のスライダーを1球も使わなかったワケ

「データを見たときに、打ってる箇所が格段に増えていたり、ホームランになっていなかったボールがホームランになっていたりというのがデータに出ていた。投げられるボールが限られていましたし、コースとかが限定されてしまっていた」

 試合前への準備段階で目を通す各打者のデータ。それを見ると、昨季までの大谷と今季の大谷の打撃内容に明確な変化があった。「今まで投げられていたボールが投げられなくなっていたり、通用していた球種、コースをホームランにしているのがあった。だいぶピンポイントに狙わないといけない感覚がありました」と語り、この日の投球でも細心の注意を払ったという。

 前田といえば、スライダーが武器として知られる。だが、この日、大谷に対して投じた計12球のうち6球がフォーシーム、6球がスプリットチェンジ。スライダーは1球も投じなかった。

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