ルースが大打者として覚醒したのは
BOSの最終年に投手を減らし、打者の比重を高めてからで
NYYトレードを機に投手を捨ててしまった
しかし、その決断がルースとMLB自体の運命を大きく変えた

打者専念1年目となるNYYの1年目には
自身の前年のメジャー記録を大きく更新する驚異の54本塁打
この年2位だったジョージ・シスラーは19本であり、
PHIを除く他球団のチームホームラン数を上回っていた

この傑出した打撃によってルースの名声は飛躍的に高まり
空前のホームランブーム、そしてメジャーリーグブームが生まれた
ルースは大統領より稼ぐ男と言われ、
ヤンキースはルース人気によって球場を建て替えた為
旧ヤンキースタジアムはルースの家と呼ばれるようになった