ただ、今回のフレッシュでは三戦で一勝二敗。たしかに野手は春に活躍したメンバーの多くが出場していないものの、結果的には満足とはいえまい。投手も、もっと多くに経験を積ませるべきではなかったか。

また、昨日印象的だったことは、法政に比べ相対的に早稲田の選手たちの体格がよく、初球から積極的に振ってくるという姿勢だった。さすがに下級生ゆえ空振りも目立ったが、彼らが上級生になったときは怖くなるなと感じられた。

さらに昨日の決勝は、一見惜敗のように見受けられるが、内容的には五失点でも不思議ではなかった。最後の打者がフライアウトになった瞬間、逆転を信じた三塁側の法政ファンが沈黙した。あっさりと三者凡退であったから。