屈辱のシーズン102敗からの復権へ!
大改革を続けるレンジャーズが鈴木誠也獲得に79億超えのオファーを準備!?

ロックアウト後のスピード決着もあり得る状況下で、鈴木の獲得レースに水面下で本格参戦を果た
そうとしているのが、テキサス・レンジャーズだ。MLBの移籍情報を発信し続けている『MLB Trade
Rumors』によれば、「外野手に費やす予算が新たに下りた」というのだ。

今季のレギュラーシーズンで苦闘が続いたレンジャーズは、64勝102敗と大きく負け越し。アメリカ
ン・リーグ西地区で首位ヒューストン・アストロズから35ゲーム差の最下位に沈んだ。

屈辱的シーズンからの復権がかかる来季に向けては、すでに積極的な補強を敢行。ロックアウト前
までに、マーカス・セミエンと7年総額1億7500万ドル(約197億7500万円)、コリー・シーガーと
10年総額3億2500万ドル(約367億2500万円)の超大型契約を締結させていた。

鈴木獲得について『MLB Trade Rumors』は、広島への譲渡金を含めて、5年で6500万ドル(約73億
4500万円)から7000万ドル(約79億1000万円)が必要となると分析。そのうえでレンジャーズの動き
ついては「ローテーションの穴埋めを優先すべきだが、賢明ではある選択だ」と続けた。

「短期契約ながらそれなりの年収を支払わなければならないカイル・シュワーバーやニック・カステ
ヤノスと比べても、日本で最も生産性の高い打者となったスズキは、その可能性も含めても獲得すべ
き選手だ」

これまでも数多の日本人選手が在籍してきたレンジャーズ。それだけにサムライルーキーに対しても
寛容と考えられるが、はたして鈴木はテキサスを新天地に選ぶだろうか。

https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=50149