イチローが登場するのは実際にMVPを獲得した2001年ではなく、2004年だ。
マリナーズで4年目を迎えた同シーズン、イチローはジョージ・シスラーの記録を84年ぶりに更新し、シーズン最多262安打を樹立。
打率.372、出塁率.414、8本塁打、60打点、36盗塁をマークし、首位打者、ゴールドグラブ賞に輝いた。
「Baseball-Reference.com」が算出する同年のWARは9.1でア・リーグトップ。(現在9.2修正)
今回の特集で“MVP”に選出されている。同年はエンゼルスのブラディミール・ゲレーロ外野手が獲得したがWARは5.6にとどまっている。

 一方、記事によるとイチローが新人王とMVPを同時受賞した2001年のWARは7.7で、今回の企画では当時、アスレチックスに所属したジェイソン・ジアンビをMVP級選手として選出。
同選手は同シーズンで打率.342、38本塁打、120打点で、出塁率.477、長打率.660ともにリーグトップの成績を収めており、WARも9.1と高い数値となっている。
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