実績と衝撃でみるメジャー・イチロー
・打撃 主に1番打者
初年度で.350という高打率
10年連続3割以上200安打以上
シーズン最多安打のメジャー記録更新
メジャー通算3000安打
10年をOPSでみるとおよそ.800前後でCランク(7段階で平均レベルはD)
ただ打者として長打力を犠牲にしたスタイルなので評価で重視すべきは出塁率の部分でおよそ.380
出塁率でリーグ10位以内は3回、20位以内は6回(最高は262安打した時の2位)
OPS、出塁率を評価基準とした場合平均レベルより1つ2つ上の優秀レベル

90年代後半からメジャーの話題の中心はマグワイヤ、ソーサ、ボンズらのホームラン記録
スモールベースボールをするチームもあったがその中でもイチローの打撃スタイルは異質で主流とは真逆の安打狙いのスタイルとその技術、内野ゴロを安打にしてしまうスピード、ハイアベレージがファンに与えた衝撃は大きなものだった
初の日本人打者というのもインパクトがあった
その後も長くイチロータイプのイチローレベルの打者は現れず唯一無二の打者という評価を確立する

・守備 主にライト
10年連続GG
歴代でも最高レベルのライトの評価

その守備力と代名詞のレーザービームで守備でもファンの心を掴む
ただしメジャーではライトレフトは打力重視の傾向が強く守備力に秀でた選手が少ないというのがライトイチローが際立った一因でもある
センターでも一流の守備を見せただろうがライトでの場合ほど注目を集める事は無かっただろう
ちなみにセンターだと新庄の方が日本、メジャー双方の野手からの評価が高い

・走塁
盗塁王1回
それ以外の年も安定して上位
通算509盗塁(失敗117)
盗塁以外での走塁技術も高い

AS初のランニングホームランは衝撃的