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美魔女と映画雑談場
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0001名無シネマさん
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2013/04/09(火) 19:58:48.73ID:ME2DUYPe
こっちで遊んで
0371当スレ、喫茶店でしゃべっている感じで、友達に。
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2014/08/17(日) 16:08:36.62ID:JPBYj+Gy
(旧いと指摘がきました。>>335以下も>>370も昔の。昔のです) 
「お〜い軍曹どの元気かな?〜」白衣の男、学生がテントのビニールを指で弾いた。彼は正面に周りテントのジッパーを下ろし、中を覗こうとした時、「あ〜!」と母音を投げる声高い飛びだしに押し返された。
被験者の彼は走り去ろうとした。「止めてくれ!そいつ」

パーティー会場に向かった。音が聞こえる。声であろう。ドアを開けるとそこには誰もいなかった。中に入り、窓の外を見た。昼下がりの晴れて日である。
0372昨年の初めのもの。現実とは関係ございません
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2014/08/17(日) 16:23:00.33ID:JPBYj+Gy
昼下がりの晴れた日である。教壇の上に旧いラジオ。そこから音の音である。旧い音に声も混じっている。
何枚かの写真と画用紙が机の上に重ねられている。総毛立つ寒さである。何もない画用紙。ただ黒く赤くいく種類かで塗りつぶされた一面があるだけである。
「何かの生き物だろうか?」海の物とも山の物とも判断のない。見たことがない。見ることのない種であるらしかった。解剖された一面が重ねられていた。
0373昨年の初めのもの。現実とは関係ございません
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2014/08/17(日) 16:52:17.74ID:JPBYj+Gy
「ねぇ?起きた?ティト」車の横から声する。ローズの声。田んぼ道。広く眩しい空である。意識に薄い膜が残る中、
その時、突然のことである。咄嗟の気配。同時におもむろに気づいたこと。そこは教室。窓の外は暑く快晴である。生きた気配は遠く広い空である。そこで僕は迷子だった。怖さの消えない味わいである。
 
「これ食べる?」アーチャーの声である。樹上の上に彼女はいる。
0374現実を想起させるものではございません(当然。恐縮)
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2014/08/17(日) 17:07:35.14ID:JPBYj+Gy
少し笑う。持つロープが重い。ハーネスは締め付け、ぶら下がる軋みが当然重い。樹上への途上。「投げてくれよ。受け取れるならね」
見上げることなく足元を見た。声だけ上に投げた。こちらも少し笑っている。
 ロープを手繰りティトが降りて来た。「どれを引っ張るの?そのロープ?どこまで?」サドルを脱ぎながらセルジンに聞いた。ハイパードミナンツ。森を主として占める樹木に
広く、網の覆いを被せるのである。そこは彼らの渡りの場所。森を貫く高路となる。
0375現実に既出の人物・団体を・出来事を想起させることはありえません。
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2014/08/17(日) 19:33:04.73ID:a49crbRQ
>>372一行目→・・そこからの音である。 3行目→・・見ることのない種である。それら一面一面に解剖された経過の姿が映されている。
>>>>3742行目→足元を見る。言葉だけ上に投げた。 
 獣道に似た隘路である。触れる蓑笠が葉に載る滴を散らせる。急ぎ足である。「若、ありゃ堤のようなものでもございませんよ?」
「要害。そのようなものか?このあたりに支流などない」今、道の側の奥。少し切り開いてたそこに彼らはいた。
0376現実に既出の人物・団体を・出来事を想起させることはありえません。
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2014/08/17(日) 19:56:44.47ID:a49crbRQ
>>3735行目→・・アーチャーの声である。樹冠の上に彼女はいる。>>3754行目→・・少し切り開いたそこに彼らはいる。少し休む中、草鞋を履き替え帯を締め直す。従者の筆頭、左江門之丞が戻るのを待っていた。

「大木をよじ登り、そのずっと先まで行くには、これからさながら鼓笛でも奏でながらの登城のようにはいかないよな」(レスの悪用のこと?今それどころではないでしょ?とっくに、苦笑い?)
0377現実の出来事を想起させえることはございません(当然でありますが
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2014/08/18(月) 21:27:18.64ID:OJTQgsvV
>>374・4行目、>>376・1行目→・・一間切り開いたそこに彼らはいる。少し休む中、草履を履き替え・・
「ノアミ、これ」「何それ?」「過激で激しいこと好きやろ?」「チケットやんか?格闘技?」「聞くべきだったかな?どちらか・・」ノアミはそれを手に取り表と裏を見た。「馬が合うわ」「マサトそんなことくらいでにやけるなよ」
「うるさい、サトシ」マサトは後ろ手にまた別のチケットを握っていた。「自分で渡しといて照れとるで。ん?リサイタル・・」高学年。ノアミに悪戯好きのマサトも落ち着きを持つ。思春期の春は一度昔に。ノアミ、16の春である。
  
リアル八等身→「大丈夫だよ、ジェッツ。オレが援護すっからよ」「切り替えてよ?プログラム。それと違うって。タイマンじゃないからさ」「なんのこと?」「デートだよ・・」
0378現実の出来事を想起させえることはございません(当然でありますが
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2014/08/18(月) 22:00:01.14ID:OJTQgsvV
群れと群れがその身の緊張をほぐす。「ジェシー、ねずみにしちゃ上出来じゃねぇか」「トミー、まずこのオレ、ジェシーを差し置いてお前を担ってな、剛毅だぜ」気絶した手下らしき男どもをつま先で小突きながら、月明かりの下、二人は口元へ火を擦った。

「おっと、なんだありゃ?」月形は駆けて行く。月明かりがわずかに照らすビルの上で別の影が現れた。「被り物でもしているのか?」
0379喫茶店。まだ知人はいない、水飲みながら空想しとこか。
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2014/08/18(月) 22:34:42.60ID:OJTQgsvV
「虎とライオン?」月形は静かな足の運びである。二人に近づいていく。特別表情は変わらない。「驚かないな?私を見ても」柄を握り呼気の混じる言葉である。獅子の男は背中に長さの違う鋼を背負う。態進化から体の変異は人成りに戻る途中である。
「こちらを見て驚かなかっただろ?お二人とも」平静に片眉を上げた。「同じ奴を追っていたか?・・」虎のマスクの男が言った。簾のような、しかし金属の擦れる音。背中を二重(ふたえ)に覆うその外套の色には表情がある。異邦の獣が威嚇の時に取る音である。

樹皮も傷めずに、剪定も必要以外では行わない。成木を扱う時の簡単心構えである。広い樹木の中を幹から幹へ
移動するために縄を多く渡すのである。それは運行表の実現であり、カラビナを通し宙を歩くことである。それは人の労苦を聖域とした。
0380喫茶店の空想。コーヒーから
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2014/08/19(火) 02:13:47.38ID:Jp6V42RD
>>377・2行目→「ノアミ、これ」「何それ?」「行かない?」「チケットやんか?」 4行目→「アホ」マサトは後ろ手にはまた別のチケット握っている。「そっちの何だ?リサイタル?」サトシがそれを取り上げて見ている。
「それは今度な」 高学年を過ぎる頃マサトも落ち着きを持つ。思春期の春は昔そよ風と。ノアミ、16の春である。部屋で二匹の春の猫。満足な欠伸をする。
0381喫茶店の空想。コーヒーから
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2014/08/19(火) 02:47:32.38ID:Jp6V42RD
>>379・6行目→樹皮は傷めず、必要以外は剪定もしない。成木を扱う時は注意する。樹木から樹木へ広く移動するために多く縄を渡している。それは通行区分も作り、宙を歩くことである。
道具が考えることを保証する。カラビナは人の心の平静を保つ。人の労苦が聖域とする行動区域である。

飛んで来た暗器の類をマントで払う。クジャクが飾り羽を扇で飾るようにマントが広がった。
0382381の5行目と以下379の冒頭へ
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2014/08/19(火) 03:18:37.92ID:Jp6V42RD
月形はワイアー(特殊繊維)を螺旋させて飛んできた手裏剣を地面に落とした。数本の蛇形の渦を作り周囲の空間を鋭利な刃物とした。獅子の男は柄を持つ手を鞘に納めた。「待ってください。あの跳ねた物も消えたみたいだ」そのように掌を向けて前にかざした。
>>378・4行目→・・頭一つ大きく体に厚みがある。「獣が獣を追いかけている。被り物でもしているのか?」以前からある。妙な感じ。思うところがある。
0383361は兜エビの変異した生き物とか・・
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2014/08/19(火) 22:04:01.21ID:weg+tmsY
>>379・3行目→「今言うかな?人に危ないもの投げておいて」獅子の男は愚問を笑みで押し出した。「確かにこんな三人だ。今写真に撮られりゃ笑えるぜ?」
>>381・5行目→・・飛んできた暗鬼の類を払う。飾り羽を扇状にクジャクが取る姿勢。マントを縦に振りかざした。
 
耳をつんざく激しい音と斬舞が散らせる火花。その発火するほとばしりは広い大都会の一夜の出来事である。
0384また書き込み妨害。文章を切ってくる
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2014/08/19(火) 23:06:40.54ID:weg+tmsY
地面を踏み込むその歩みは大きい。くつろいでも大きい。岩が動く重さである。「どこまでいくのさ?行路は?」売り手の男、座仮は歩きながら傍らで揉手をする。「確かに」旅人、レトロットは立ち止まる。座仮も隣で前を見据える。「まだいたんだな?」「改めまして」大き
0385どこがそんなことしているのだろうか?とのこと
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2014/08/19(火) 23:24:01.40ID:weg+tmsY
周りでも大きく重い音がする。「いくら?」「回向換算で、そうだな」レトロットは腕を組んだ。「空も不順だしな。その旦那って猟できるの?」座仮も腕を組んでいる。陽を背に影を作る二人を見下ろす素朴な顔を見た。
「そりゃまあ・・」「まあいいか・・」平野である。荒れ地もある。荷造ろう人々。人それぞれの旅の途上である。
   空想の産物であり現実の出来事を想起させえることはございません。(だよな?普通)
0386しゃべりに来たで。コーヒーください。
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2014/08/20(水) 22:55:42.05ID:Shk69Sdn
>>379・1行目→異形の姿が二人。月形は静かな足の運びである。二人に・・ 2行目→獅子の男は背中に二本、大小の鋼を背負う。 
>>385・1行目→レトロットは腕を組んだ。「気まぐれな空・・」空を見た。「その旦那って猟ができるの?」座仮も腕を・・
0387この顛末の状況が?今(ちょっと)よくわかりません
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2014/08/20(水) 23:42:14.20ID:Shk69Sdn
「ローズ、ローズ、あれ、あっち」ローズが同じ方向を見た。見たこともない農耕機である。「水上バイクじゃね?」跳ねる動きで彼らはそう思った。クレアも腰に手をあて見ている。ビルも促されて車の近くに来た。
「あれ人だよ。泳いでいるよ」ビルがその真似をした。「バタフライじゃんか。それ」彼らは眼を見張った。「後ろの何?食ってねぇか?人を、人だよ」男の下半身を咥えたまま突き進んでくる怪異なその生き物は彼らの前を横切って行く。
身構え、腰が引かれるように身がすくむ。瞬間その場が縮こまる思いである。
「笑ってた?」「違うと思うけど・・」通り過ぎる時、下半身を飲まれた男は彼らを見た。「何?あそこ。なんか置いてったよ?」クレアが人差し指を向けた。
0388(ちょっとなんか変?で、真面目に気になっていて、これまで・・
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2014/08/21(木) 00:31:18.04ID:FMhAY3w+
「水上バイク以外には何かある?」「バタフライよりそれっぽいよ」「バタフライだよ。泳いでいるよ」十数秒の沈黙である。
「記録映画とかあるじゃんか?そのBGMが聞えたんだけどさ?壮麗なスローモーションの場面で使われる曲」ティトがローズの顔をみた。

降りしきる雨は時はを選ばない。景色は陰る。街ですら薄くなるのである。物憂げに。
近く寄り談笑する人たちも、離れて打ち解ける人たちもいる昼下がりの公園にはそれら以外の気兼ねがない。その物は色鮮やかである。その構造物に気兼ねはない。
0389(これまでが変?で今も変?これなんだろ?)
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2014/08/21(木) 01:15:41.85ID:FMhAY3w+
>>388・4行目→・・雨は時を選ばない。  存在は薄く、気配は色濃い。子供たちは砂を掘り起こし、走り回り、遊具を離さずに公園を愉しんでいる。その遊ぶ姿と変わらない。小さく動き事を構えている。
次の動きがいつ起こるのか?それがすでにいつ起こったのか。瞬間まで伏せている。公園は子供たちに焦点を合わせる。その瞬間を捕食する。ぼやけた姿で目星の付いた焦点を食べてしまうのである。形も残さない。
「あれから・・」二人以外雨の公園には誰もいない。「少し背は伸びた?」咄嗟、不注意である。指先が例の場所を指した。「何かが置かれていた?・・」「いたらしいです」
0390喫茶店、座る。空想(しゃべりにきたよ)・・
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2014/08/22(金) 21:47:54.98ID:lH/TDJLm
峠道。薄く霧の降りた中を光が射し曲がる。スラロームのように曲がりくねった峠道を行く。

ーここでナレーション。緩やかに。しなやかに。美しく忍び寄る。ー車のフロントを映すショットに切り替わる。車と忍装束風(コスチューム)が並走しながら交差する。3回。

高速道の対抗側の脇や、街に、道路に、パノラマ風の看板。車の横で忍装束風のキャラクターが腕を組んでいる。マントが風で翻り棚引く。 (注、ジーパンとか普段着でマントでもいい
0391空想の産物であり、現実の出来事は想起なしえません(当・・
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2014/08/22(金) 22:17:15.60ID:lH/TDJLm
鮮やかな黄色である。少し前は緑色であった。間はない。少しのよそ見。瞬間のめまぐるしさ。濃艶が飛ばされた。瞬きだけが許される。少女の服の色。
その公園の色。その場の色を辿っている。行き着く先の鮮やかな色。少年が手に持つソフトビニールの人形に擬態した。黒の斑、そして黄色く。丸みを帯びた造形。真横に長く引かれた線が少し開き、その僅かな隙間に細かな突起の並びを見せた。歯、である。
それはすぐに閉じて消えた。跡に少しの形も残さず。雨に打たれていた。いつからそこにいたのか。気づくとそこにいた。それは色を思い出したいた。
0392空想の産物でり、現実の出来事を想起させることはございません。
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2014/08/23(土) 14:49:15.66ID:UAdMo6Mq
>>391・4行目→それは色を思い出し雨を映す。意志を持つ公園の一角である。 

>>390、街にある看板に車が近づき通過する時に、そのたびに、そのキャラクターが飛びだして並走する。
今度は搭乗者が広告を前に歩き去ろうとして、ふと立ち止まった時に、そのキャラクターが飛びだしてくる。そして着地するや身構え印を結すび、煙を立ち昇らせてその車に変化(へんげ)。意外、当然のように微笑して搭乗。
0394喫茶店より、だべっているところ
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2014/08/26(火) 22:59:10.81ID:iQ7Wl4Qc
来た来た第二の風白昼夢。もう公開しているし、それに公開していても観観賞が原則ですから、以下 もともと、ある丸っこい可愛いキャラクターを恐怖の怪物にしたら、と空想していたんですけど、聞かれていると素人でも叱られるかも・・、別の可愛ら
0395喫茶店より、レス338.339
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2014/08/26(火) 23:10:48.30ID:iQ7Wl4Qc
別の可愛らしいキャラにしようと思ったのですが、これも素人の冗談とはいえ聞かれていたら叱られると、そこでイルカに。「デビルドルフィン」バクバクと人を襲いまくる。あるいはこれ、2003、2004年あたり?しゃべっていたこと・・。
(もう言ってもいいのでは?なんて・・。勝手に公文書っぽく)あと、団地を舞台に空想。外出たらライオンがいると、これ試し空想(なんて・・)いったりして。追いかけられるでしょ?階段登っても追い付かれると、手すり越えて地上に。ライオンが引き返してくると。
今度手すりを越えて一階に。そこから二階へ階段で、それでもライオンだから一気に駆け上がってると。そこで、手すり越えてダストシュートのところまでにじりよって。他にフェンスの下を崖に見立ててどこまでいけるか歩いて行くとか当時長いんですよ、
0396喫茶店より、レス394、1行目→未観賞
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2014/08/26(火) 23:28:20.98ID:iQ7Wl4Qc
当時の手すりって、途中で自転車置き場とかに繋がっていてそこの天井に上る、それで感じ的にクリアと。
地面に降りたらそこで終わり之気分になるので、降りないように何かの上を跨ぐように幅跳びしたりして、自転車置き場の領域、コンクリの外からでないと、その続きのフェンスの接続部分に辿りついて、フェンスが切れているところまで上を歩くと、
  (事情は別スレで?でありましょうか?)なんだこりゃ?って、これベースなんだけど・・なるほど空気か、じゃここで軽くじこマンして、
ついでに>>301は「ヘンリクセンフォーエバー:初登場そしてすぐさまさようなら」一人ボケて、突っ込んでと・・あ〜スッキリした(なんかだれかおるみたい。何かにかなりの不服な人がこの顛末に関わって来ている人らしい、関係ないよ?昔のこと、知人とのイタイ空想)
0397喫茶店、↑他スレで説明
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2014/08/30(土) 00:31:27.34ID:zUYzXTD4
「4コマのネタを持ってきたで」待ち合わせの席を見定める。席に着くなり言った。「ウソ!しゃべりにきたし」「コーヒーを」「私もコーヒーを。アレが入ったの」「それじゃ僕も同じものを」「すごく甘いよ?」カウンターから店員が人差し指を向けて少し笑った。「甘い
0398395,396↑他スレで説明
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2014/08/30(土) 00:54:51.50ID:zUYzXTD4
「甘いの?それじゃいつものあの紅茶を」「いつものアレ?」「まったりしているんだよ」カウンターから店員が親指を立てて少し笑った。「まったり?」
「フャンタジーか・・」「叙情というものかな?」店員の情緒な立ち振舞いが二人の言葉の世界を接続する。 ついでに→>>395これこげ茶の黒い巨躯で小さなイボ状の模様が背中にあり、(人をかさらって洞窟のような場所で餌場のハーレムのようにしている)
0399喫茶店。いつの間にか外に霧が張ってきている。(大阪府)
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2014/09/09(火) 02:18:45.68ID:jRZGmPSJ
少年はイルカの背中にのる乗るのか?これでは乗れないかも。ママのようなイルカではないですし。シャチではどうか?乗れないこともないのでしょうか?でもその子がお手玉にされない?
なんかアザラシでお手玉するとか?(まあ)そんなこんなで、人工知能実験の影響?自由って何?仲間のシャチの制止を振り切って・・。人と友達のイルカもいるけど。
 「この先には?」「この先が例の山の麓。そこを抑える」「そこに留まっているのか」「そうだ。定住する前に食い止める」「奴らたちも分からない。躊躇しているのか・・」
「上はいわば違う生態圏だ」アイズナーとマッケナンが濃い霧を前にして言葉を交わす。 肩に担ぐ海賊樽を地面に重く置いた。少し距離を開けて数個置く。アイズナーとマッケナン、彼ら甲殻機械化部隊がいる場所からはまだ接触地点を隔てる霧の奥の先にいる。
0400その霧がかる中を物々しい気配が近づいている。(大阪府)
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2014/09/09(火) 03:46:29.48ID:jRZGmPSJ
>>3997行目→・・数個置く。その未分化生体たちはアイズナーとマッケナン、彼ら甲殻機械化部隊がいる場所からは・・
「公園の滑り台。その意味がわかるから繰り返し遊ぶ。いや、例えになるのかわからないな・・」「滑り台?なんだそれ?」マッケナンが聞き返す。
アイズナーが警棒を真横に薙いだ。同行する情報科学班のドーウェルもそれを真似て手元だけで真横に軽く素振りをした。
「分からなければそれが山を越える前だ。こちらから踏み込んでそれを打ち返す。跳ね始める前に。どんなストロークでも・・」アイズナーは言った。
0401喫茶店24時(大阪府)
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2014/09/09(火) 05:20:35.74ID:jRZGmPSJ
「靄の中を泳ぐような感じだな」ドーウェルが辺りを見ながら言った。「塩化?硫化?二酸化硫黄?何か有毒性の危険は?」「すでに機体は起動しています」
マッケナンの言葉に情報科学部がその粋を体現すべく蜻蛉型先鋒機が前方に進んでいる。体長1メートル弱の機体である。情報科学班がそれらを遠隔操作する。
その機体の上には小さな人型の人形が跨っている。「続いてBチームCチーム進みます」数十機の蜻蛉の機体が霧の中を進む。「甲虫部隊起動。続けて進みます」
「甲虫部隊音声確認、どうぞ」甲虫機体にしがみ付く人型がしゃべり、その気味の悪さを体現する。プロテクトで甲殻武装した隊員たちもその後に続いていく。薄皮1枚まるで錐一つで穴のあく装甲である。機動性に特化した所以である。
退路こそが部隊の要諦。その場の全てを投げ打つ覚悟。木端でその地を埋めんとしても、その機体に矜持は宿る。高分子合成樹脂の所以である。千客万来。待ち受ける先にある未知の物を欺く所以である。
0402383,2行目暗鬼→暗器(大阪府)
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2014/09/10(水) 21:16:12.25ID:q22kbH4/
>>3821行目→・・数本の作られた蛇形の渦は周囲を鋭利な刃物にする。走りながら振り向いて、頭上の手前、宙を真横に掌で薙ぎ、十字を作るように片手を振りおろす。

投げつけられた金属の塊がレースの膜で落とされた。

立つ続けに飛んでくる風を切る音。振り向きざまに顔と胸の前で素早く二つ合掌を作る。一呼吸もない。

合わせた掌は一気に開かれ糸が引く。綾を取る遊びのように指に絡まる特殊繊維、カーベルテグストリンが網目の盾を形作る。

>>3831行目・・愚問を笑みで押しのけた。
0403喫茶店24時(大阪府)
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2014/09/10(水) 22:46:26.00ID:q22kbH4/
>>3821行目・・網目の盾を形作る。気がぶつかり、跳ね返る。鍔は弾かれている。しかし獅子の男、ラルフ・アンダーは肩口で柄を握る手を緩めた。「待ってください。・・

「お前とオレが組んだら意外に強いかもな」ブルジーはそこにいる誰かとは眼を合わせずに言った。少しだけ笑っている。「またですか?」「しょうがないかも」ステファンはむしろマークではなく自分に向けて言った。

マークはつい先日のことを思い出した。ステファンの弟リックのことである。ほかでもない。彼からの頼まれごとである。兄、ステファンには不用意なことには関わってほしくないのである。

「ブルジー、お前って自由だな」ブルジーは煙草を咥えたまま眼を丸くした。そしてなにげなく笑った。「吸うか?」マークに煙草の箱を投げた。「お前だって自由になれないか?」ステファンがマークに同じ言葉を投げた。

「ブルジー泣けてくるな?連帯責任だとよ」「ステファン、気持ちが悪いな」「確かに少し気持ちが悪い。俺もお前に付き合わされているんだけどな」

「掛け持ちだろ?よく他の喧嘩部にも駆り出されているのだろ?」ブルノーが空を見て軽く溜息をついた。「聞いたよ」マークだけに分かることである。

「そんなことだったのか。さっき返事したけどな」マークがステファン胸元に煙草の箱を投げた。

「お前らとオレが組めば意外に強いかもな」ステファンがブルノーに煙草の箱を投げた。返す言葉の代わりである。
0404政治的他意、思想信条には関わりございません(大阪府)
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2014/09/11(木) 00:15:57.38ID:CNQjD5aG
>>403、4行目→・・少しだけ笑っている。自信があるのではない。裏返す言葉に悪戯が籠る。探る気持ちでうっかり言葉が歪んでしまう。

「別のことで聞きたいけどね・・」ステファンはむしろ自分に向けて言った。その言葉に乗せられてみたいのである。

>>403、10行目→・・マークに煙草の箱とライターを投げた。マークは箱を軽く揺すって一本だけ頭を覗かせて取り出し火をつけた。「お前だって自由に・・

15行目→・・ブルジーが上を向いて軽く溜息をついた。「聞いたよ」首を傾げて少し笑う。マークだけに分かることである。

>>403、17行目→・・ステファンの胸元に煙草の箱とライターを投げた。>>19行目→・・ステファンがブルジーに煙草の箱とライターを投げた。返す言葉の代わりである。
0405遠心力、力。ああ・・全ての防護が脱げて行く・・(大阪府)
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2014/09/12(金) 22:22:45.42ID:YmbReuHT
目が回る。どうしてかな?懐かしさが甦る。視界が薄れてゆく。血の気が引く、違う、血流が伸びた手の指先まで登ってゆく。−ジャイアントスイングー

「舐めると痛いの!」地域のガキ大将ドン○の大技である。マモルはブンブンと振り回された。遠い日の記憶。円盤球体の遊具に乗った時以来である。

「あ、肩口が。ちょっと待って」ヨウコはマモルの肩のプロテクターの綻びをガムテープで隙間なく取り繕う。マモルは静かに気づいた。

似つかわしくない匂い。僅かな風が運ぶヨウコの移り香である。

辺りはどぶの臭気が充満する。「はやくしてくれよ。割りばしで摘んでいたら間に合わないよ?」コンタは両の掌を開けて付きだした。

「何がモンスターだ。佃煮にして食ってやろるぜ」「それじゃさ、奴らに名前を付けてやろうぜ」「ヒラメにタチウオ、カワハギ、それからなんだっけ?」

「適当に組み合わせて大げさな化け物にしようぜ」洋子、オケラ、彼女の能力である。そんな能力。そんな感じ。とにかく穴を掘るらしい。

マモル、ゲンゴロウ、めんどくさ。とにかく田んぼを泳ぐらしい。とにかくそんな能力である。シズキ、タイコウチだかタガメだか、とにかく水面の界隈では強そうである。
0406喫茶店。(なるほど今日ウィキみた)(大阪府)
垢版 |
2014/09/13(土) 13:35:12.16ID:gskn99Q7
(DVDがリリースされていても、未見が書き込む条件となります。主だった資料は他のスレッドもございます。そちらが‘何かについては’より詳しいらしいです。

ここはそのような既出の物や出来事、人物を想起させるものではございませんとのこと。当然ではありますが。

‘こちらお一人様ご相席よろしいですか?’:2chコピペ保存道場、※欄124、こちらも現実の出来事を想起させることではございません。

これ見よがし、目ざとさ、自意識の過剰発露の回避についてトリセツであるそうです。事の顛末の経過措置として。以前も申し上げさせていただいたとおりでございます。

実際は降りておりますので。この顛末からは。風のたよりにて。ある指示よりの)


>>40、53行目→・・大技である。マモルは両足を抱えられて、ブンブンと振り回された。遠い日の記憶。球体円盤型の立体遊具に乗った時以来である。
0407他に、農道ファイブ(トラクターファイブ)(大阪府)
垢版 |
2014/09/13(土) 16:16:42.87ID:gskn99Q7
>>406,13行目→>>405、3行目→・・大技である。マモルは両足を抱えられて、・・

「今世界中で起こっている、これを含めた現象の原因だというのか?これは子供遊びだぞ?」ロールズは両手を広げた。

「全てが同じなのか?いや、見ての通り初め所見が違う対応がどこかしこと・・」「それで世界中が混乱した」

「こんなことだよ。文明が、我々が行き詰まる。思考が止まり、しかし何かを積み上げて事の解決を試みてきたはず」

ー医療、大規模開発、紛争、冒険的な、、また等しく学術的な見地で未踏の地に乗り出す者たち、

他に、走り、歩き、集まる、あらゆる人間活動が海原の高く上がる波波に映しだされるー
0408農村フャンタジーの話。(勘違いの?触れ周りが?)(大阪府)
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2014/09/13(土) 17:31:33.09ID:gskn99Q7
ー船団の音の航跡。無垢なまでに壮大で無碍な大宇宙の光景。ー「ある時に行き詰まる。我々と同じように。話は簡単で、ことのほか思いもかけない物に新たな可能性を見出そうとするだろ?」

「これまでのことで大凡は、分かりやすく例えば、蟻を観察することだよな?」「それを含めて、ほかに動植物全般」

子供たちがお菓子のおまけでついてくる簡易実検キットで遊んでいる。プラスチィックの容器の中に指先に乗るほどの僅かに小さな干し魚の一つを入れた。

容器の中に少しの泡を伴い、何かの形が作られていく。子供たちがたまたま思いついて、冷蔵庫の中から持ち出してきたものである。

「確か初め相似遠感投影。テレパスとかまで言いだしたり、つまり立体ジェネレイターのことらしい。仮称だが。

人工知能が解析する仕組みらしいが」「どうも採集が目的であるのだよな?・・」−一国内か、数カ国のどこかしこかで、人々が機材を運び、

資料を捲り、急ぎ動く光景ー「しかし、彼らが求めるそのものをそのまま作ればいいだろ?そのような物があるのなら」

「だから我々だって、足元を見てきたのでは?うるさいだけの蠅にどのようなそれ以上の意味を見ることができる?」

「これが大凡世の中の全般に関わる。しかも我々が見るものは、彼らの知る何かのためのプロセスにすぎないらしいしな」
0409オーバル・コグニション(なんつって・・)(大阪府)
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2014/09/13(土) 19:59:07.89ID:4pRh1V0w
>>408、16行目→・・それ以上の意味を見ることができる?こりゃ個体がどうの(と)言う問題でもない。車や電化製品の規格。

要は規格だぜ?システムの採集だよ。文化や観念の領域まで」ロールズが拳銃をホルスターから取り出して見た。

「子供の遊び、納まりきらないな・・」ラリーは対峙する現実を余所にして考えている。

 
 地面を強く踏みしめて駆けたきた。怒りに満ちた歩幅は重く、蹴散らすように向かってきた。「ザルベジ早く!」スターングはフォールポジションに振り向き叫んだ。

瞬間で気を全身に行き渡らせ力を込めた。

 夜、街のまだ賑やかな時である。歩道橋を駆けあがり、アーウィンは上空を見た。「あっちか」

2か月前。この公園に限ることではないはずである。視界の端に映る朧な輪郭があり、見ようとして振り向くと何もない。

「思ったより大きいのか?」頭上から3メートルのあたりの木の梢が揺れた。

犬程のものでも気味が悪い。落ち着きと客観性は備えていたい。

しかし事にあたり思案する数カ月が過ぎたのである。空間の一部が歪み、宙を縁取るように動く気配がするのである。
0410ホント関係ないのですが、言わないわけにも?(大阪府)
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2014/09/13(土) 20:59:38.54ID:4pRh1V0w
その巨体は飛び上がり、重たい拳を同じく大きな獣の首に打ちおろした。それは活動領域により、機能性を異にする作業服である。厚い皮膚を持ち

その皮下混種層組織は倍加駆動時にはアクセルターボとして瞬発力を大きくする燃料で構成される。

垂直に飛び上がり、樹木を飛び越えて辺りを見回した。その動く疑似内燃超体は掴んだ枝を持ったまま落下する。

減速し視界を確認しながら着地した。遠感相似器官は相補的機体である。

 アーウィンは揺らめくカモフラージュと重なり、溶け込んだ。

順応飛行形態。飛び上がった先の上空はすぐ手前、すぐ手に届き手に掴む。

残された電子音は静まる公園に少し映りすぐに消えた。
0411喫茶店、‘カランコロンカランコロン’(大阪府)
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2014/09/17(水) 21:33:52.75ID:JJqndmLg
>>408、6行目→・・簡易実験キットで遊んでいる。 >>409、3行目→・・拳銃をホルスターから取り出して見つめた。

>>409、16行目→・・木の梢が揺れた。「ドサッ」突然重たい物が地面に落ちる音だけがした。少し目を凝らしみると、厚みのある布の塊のように思えた。

車一台を覆う程の大きさであろうか。まして犬程の大きさでも気味が悪い。冷静に何かを確認しようとした。しかし事にあたり・・

 「この先って?」後先まで余裕がなかったかもしれない。ウォルドは失笑した。巨大な機体で飛んでいるのだ。「早く!この先はマンハッタン。街だよな?どこに降りる!?」

「落ち着け!ウォルド。そのまま通りすぎろ。上昇をしろ!」「一度片足だけでも付けないか?」「そうだな、いや、ないかも、いや、ないな!上昇だ。ウォルド。早く!」

巨大である。大きさに速度が比例する。「なんてこった。速すぎる!」外気は凄まじく蹴散らかされる。

 これまでも同じく時を過ごしたのである。その地の都合である。生態圏の激変にも耐えうる程に大きくなるのである。

大気はかき混ぜない。天変地異ですら遠くやり過ごし、時の流れを見るのである。
0412現実の政治、思想信条には一切関わりござあいません(大阪府)
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2014/09/17(水) 22:36:11.69ID:JJqndmLg
>>411、12行目→・・外気は凄まじく蹴散らかされる。圏界面を貫き、天の境界を無きものとする。

 片足を伸ばし、片膝を屈めて立てる。強大な腕で背を支えるその姿は自然の岩場と変わることがない。

背が山に凭れるその姿も山の一面でしかない。

「いつからここに?なぜここにいることに決めたか覚えているのかい?」山の主が聞く。

「覚えていない。山の衆は同じことをしてきたのだろ?」

山の主タンギリと旅人の彫刻人ヒューは大地に天を遮り立ち尽くす巨大な像の間を歩きながら話している。

多く、この地や他の地の者たちが持つ古い話について。

「天を支えていたのだろうか?」ヒューは額に手をやり、巨大な像を見上げた。

ここの人それぞれが像を彫るのである。ヒューは歩いている。

「彼らとも互いが向かう先のことで会話を交わす。数えて、13の冬が過ぎると誰もがノミと杭を持つ。

かつて、いつかの覚えも時が流す。朽ちた思いを習わし生きている。そういうものでもなく、そういうものである。

巨大な像の傾斜を若い者たちが滑り降りる。肩口に掛けたロープをよじ登る者があり、皆々が色を塗っている。かつての色を求めている。

「ずっと向こうの先で賑やかな事が起こりだしている」「さあ、どんな宴になるのだろうな?」

いつ忘れたのだろうか?空を見た。そしてヒューは夜も空を眺めるのである。
    
      (う〜わ、欠伸が来た。引いているたい。昔、なんか人とこういう空想をたまに・・)
0413空想であり現実の出来事には関係ございません(大阪府)
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2014/09/18(木) 01:37:26.18ID:gXTpSBwT
(↑おいておきまして、そいうことでもないとして、この突っ込みは別にいらないみたいです) >>412、15行目→彼らとも・・ >>411、12行目→巨大である。重いほど速く!大きいほどに速く!

>>412、1行目→・・大きいほどに速く!外気を凄まじく蹴散らし、圏界面を貫き、天の境界を無きものとする。


 「ならば迎え撃つか!」翻りマントを扇に広げ視界を隠す。死角を狙う動きが交差する。

ラルフ・アンダーも間合いを立て直す。前を何かが横切った。ラックに掛けられたマントである。その濃い群青が闇に溶ける動きをする。

人肌に制御されたラックは盾となり、マスクの男、デイビッド・フレイヤとー軌を一にする機能を持つ。

虎にも爪がある。フレイヤーは手に剣を持っていた。盾ではなく鞘を示す動きとなる。ラルフ・アンダーは笑っている。

その半獣のラックはさながらキャディーである。マントは暗闇の中で濃く。今、フレイヤーが纏っている色は黒である。闇の色である。
0414喫茶店、(じこまんって気持ちええな・・(大阪府)
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2014/09/18(木) 23:32:46.55ID:lm1LCLgt
>>413、7行目→・・扇を広げて視界を隠す。フレシヤーには瞬間をやり過ごす余りある間合いである。その低い飛びこみ前転の弾道は転がりアンダーの真横に付く。

気づけば大地を返しアンダーの体が小さく回る。フレイヤーはアンダーの外装を掴み膝つき背負いで素早く捌いた。

「貫木(かんぬき)で投げたかったんだけどね」フレイヤーは笑う。

死角を狙う動きが交差する。アンダーの視界に何かの気配が入ってきた。ラックに掛けらえれたマントである。その濃い群青が・・

11行目→・・人肌に制御されたラックは盾となり、フレイヤーの特性を補う機能を持つ。

15行目→・・そのラックは半獣であり、さながらキャディーである。セル・スタンド。通称‘セル’。フレイヤーのテイルサーバーである。

マントは暗闇の中で濃く、今は赤と黒の纏いが背を覆う。闇の色である。
0415喫茶店、(おかしい。レスタイが変・・(大阪府)
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2014/09/19(金) 00:08:41.78ID:9/I5VCje
>>409、8行目→・・蹴散らすように向かってきた。「サルージ早く!」振り向いたスターングはフォールポイントに向かって叫んだ。

>>411、10行目・・上昇だ。ウォルド。はやく!」足裏が水面を滑り駆けてゆく。大きな幅で跳ね飛び、のめり傾く姿勢を空に向けて跳ね返す。

海面はホバリングする巨大な揚力で押され、半円球の窪みを作る。辺りの空気は揺らぎ、上向く額が体を上空に送る。

遥か下の大海原は水溜りとなる。巨大な体で風を押す。大きく速く、重い程に速くなる。

外気を凄まじく蹴散らし、圏界を貫く。天の境界を無きものとする。
0416喫茶店、恍惚・・あ、砂糖一杯入れてもうた・・(大阪府)
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2014/09/27(土) 20:56:31.54ID:KZJ8sh8m
 >>413、→9行目ラルフ・アンダー→ラルフ・アンダート  

 「キャディー、オロチだ」アンダートは傍らの暗闇に手を差し伸べた。細かな色が点滅し、金属を擦る音を立てながらアンダートの背後に黒い塊が近づいてきた。

続けて三度金槌で金属を叩く音がした。アンダートのサブ・アクター。キャディー・ラック。通称‘キャデイーである。

 「シーノ(しのぶ)さんキツネかジャガーは今どこにいる?」アンダートは走りながら応答を求めた。「ジェフ君ととオレク(奥田)さんね・・」

静かな公園の端に止まっている大型のバイクは電子音が鳴り、機械の作動する音がした。それは人型の物である。姿勢が傾き前に屈んだ。誰もいない場所に重く低い響きが待機する。

 「セカンド・ワールドって今必要?」シーノが呑気に尋ねてくる。「どうかな?」一つのオロチは今すでに背にある。相手は未知の実体である。

「心配ない。他に似た得物がある」シーノはまだ馴れていない。驚く暇がなかったからだ。

 「カンブリアン爆発?」聞いたことはあるが、シーノは目を丸くした。長い索引を示されたように視点が定まらない。

話がシーノの予測を少しだけ越えたらしい。今は、シーノには目録を示す程度でいい。「様々な形状のことらしい」ここから先は深奥の話となる。

 「シーノ、獅子の旦那は今どこにいるの?」ジェフが連絡を返してきた。「何かの気配があるらしい」携帯を片手に近くの誰かに頷いている。

ジェフもいくつかの連絡用端末を持っている。「ええと、大変そうみたい・・」シーノは革の上着を掴み身支度をする。
0417喫茶店、(大阪府)
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2014/10/01(水) 21:53:45.23ID:vS1AoZCe
>>416、7行目→「シーノ、キツネとジャガー、今どこにいる?」アンダートは走りながら応答を求めた。「ええと、ジェフとオレク、ジェフと・・」  

22行目→・・「ええと、大変そうみたい・・」シーノは革の上着を掴んだ。


 「あそこだ。応戦している。向かおう」小銃の甲高い音がする。「よし止めろ。見てくる。いつでも出れるようにしておいてくれ」

テッドとモスキーは小走りで駆けよりながら、周囲を見回した。「他の拠点はどうなっているのか分かるい?」各々がハンドガンとライフルを向けて発砲している。

「同じみたいだ。堰き止めようとしている」マークは走りながらハンドガンを向けた。「他の連中は各地点で加勢に加わっている」「周囲を広く鉄条網で囲っているとか?」

「手が回らないみたいだ。どうだろうか?」ここは高架への接続場所となる。インターチェンジの各地点の一つである。

 軍用トラックが走っている。荷台に人が乗り、人の足程の長さのボンベが数本立て掛けられている。続くワンボックスの中は科学鑑識さながらのつもりであるのか、

ただし雑な素人の装いである。役割を異にする白衣を着た医療班らしき人間が乗っている。
0418喫茶店(大阪府)
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2014/10/04(土) 21:24:33.82ID:kOgB2Ljg
>>417、11行目→・・「他の仲間は各地点で封鎖の作業のために降りた」「周囲を・・

「こちいつらって一体どこをみているんだ?」ジュラルミンの盾で相手を持ちあげて、後ろに反らした。そこに他の人間が刺又で押さえかかる。

工場の中から鉄線の束をトラックに積み上げてゆく。「早く」「処置に困るな」撃つだけでその場を後にした。

 大方がまずは建物のドアを固定するために、建物の周囲に支柱に撒きつけるようにして張り巡らせる作業を行っている。呼気が散る。各々がバットやゴルフクラブも使い

作業をする周囲で襲いかかる変異体を抑えにかかる。

 「みんないいかしら?」女性は傍らで聖書を開いた。笑みが不敵である。「来たな?用意しろ」男たちは並び注射器を手にする。腕を捲り上げ数回叩き注射針を射した。

「ヒステリーにはヒステリー。変わってやるよ!豹変だ!」男は舌を出し、その上にカプセルの錠剤を乗せ向かう相手に誇示をする。

「くるならこい!鼻で一発きめてやるぜ」別の男が走りながら掌の粉末を鼻で勢いよく吸い上げた。額に汗、大きな笑顔である。

「くるならこい!毒には毒だぜ!」そのまま向かう相手に突進していく。

 「あいつら何をやっている?」マークが立ち止まる。「ああ、噂だな。あいつら変異する時に恍惚となるだろ?毒には毒だとよ」

歯の予防で使われていた成分が原因だ、あるいは乳幼児製品に始まり、様々な日ごろ摂取する物が風説の俎上に上がった。噂は水を汚染した。

あろうことか、略奪や偽造をする暇もなく、横流しの横行で、それを取引の道具とする人たちが若者たちの間に拍車を掛けた。

「その一時の名残かな」マークが駆け寄って行く。「おい、やめろ!」「ほっておけ!一旦ここを離れるぞ。マーク」
0420喫茶店、(大阪府)
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2014/10/05(日) 01:50:36.30ID:+Her4EQy
>>418、3行目→「こいつらっていったいどこを見ているのだ?」  7行目→・・外装の脆弱やドアを固定するために、建物の周囲で支柱に撒きつけ張り巡らせる作業を行い、呼気が散る。

各々がバットやゴルフクラブも使い、 12行目、→ 「みんないいかしら?」女性は傍らで聖書を開き、挟まれた紙片を取り出した。創世記の内容であり、次にルカの福音が要約されている。

空に人差し指を向けた。笑みが不敵である。「来たな。いくぞ!」男たちは・・ 

21行目、→「あいつら何をするつもりだ?」マークがそちらを向いた。「ああ、噂があったろ?変異する時に恍惚となるだろ?毒には毒らしい」

「冗談でもなんでも、有効なら面白いだけ。それに越すことはない」マークは苦笑で舌打ちをした。水道水だとか、歯の予防で使われていた成分が原因である。あるいは乳幼児製品に・・
0421空想の産物です。(当然なんだけど・・(大阪府)
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2014/10/17(金) 23:56:26.21ID:vsgqqeO9
 森の中を走ってきた。彼ら5人はラックサックを背をっている。「おい!人だ」
トラス式の長櫓の前方から森の砦の住人の一人が叫んだ。その長櫓は距離を開けて、立ち並ぶ高木の間を貫いて伸びている。
バス一台程の高さの彼らの避難場所でもあり、見張り台でもある。両側から鉄や材木で支えて補助している。
 一人はハンドガンを片手に、もう一人がライフルを持ち、現れた者たちを制止させようと長櫓の上を踵を重たく鳴らし小走りで駆けてゆく。
 
 「お、様になっているな?」隣でサッテンが素早く拳銃をホルスターから抜いて両手で構えた。サッテンはさも得意げに薄眼を開けて小さく鼻で笑った。
ブーバーがサッテンの挙動に笑いで弛緩したまま辺りを見た。「入ろう」二人はジープを降りて、人気のない病院の入り口に向かった。
 
 「いいか?ワン・ツー・スリ・フォー」ドラマーが、両手のステイックを重ねて鳴らし、序奏のタイミングを計る。
なぜかそこにあるのである。階下の隅の防音加工の施された室内は大音量を包み込んでいる。
 「今?近くです。今週号を買ってます。すぐ行きます」「フロントの看護師さんへ代わりに挨拶してきてくれ」
「わかりました」「ニヤけているのか?口説くなよ?」「ジャックのアニキの代わりに挨拶しときます」
「どうも。ジャック・マーチスの病室なんですけど、何階でしたっけ?ジャック・マーチスと言います」

 「おい、ありゃなんじゃ!おい!どこ行くのや。サム」マーチスは窓の外の騒ぎを見た。「アニキ、何か動ける物を持ってきます」
サムは病室を出て、左右を見た。「車椅子。車椅子は・・」サムは院内を走った。
「なんかないのか?あった。あった」サムが見つけたのは救急時の搬出用の幅の狭いベッドである。「何?何?何?何が起こった?」
サムはその搬出用のベッドを、急いで病室まで床を滑らせている。
0422空想。(大阪府)
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2014/10/26(日) 17:13:43.68ID:r9l4ypTm
 ダイナーの椅子に座り、額に汗を滲ませて男が震えている。男は長い上着の下の左腕を抱き寄せるように抱えている。店の従業員が食器を布巾で拭きながら、その様子を気にしていた。
席を立ちその男は店の外に出た。従業員は少し気になり、店の外を見た。男の姿はなかった。床の数か所に赤い滴の染みが付いていた。
 「変わった様子は特別はないか・・。わかった。何か気になることがあれば、連絡してくれるかい?」「地元の警察でもいいのでしょ?」
「それでいい」保安官は無線機で管区の警察に連絡を取った。
 
 どのように扱うのか?「車かオートバイか?これがか?」「とにかく装着だ」「重機だな?重そうだ。扱えなければ・・」
ピートは一つの大きな機体に向かい、ブライアンはまず体に防護と強化補助のプロテクター取り付け始めた。肩当てから脛当てへ、一式の装備を
二人とも全身に施していく。

 「なんだ?アラームか?」右手に付けている腕環の端末が振動した。ベッドから起き上がり、目を細めてドアの隣のパネルに近寄り、顔を寄せた。「チッ!」ルイスは舌打ちを漏らし、
パネルの蓋を開けて、施設内の警報に切り替ええた「例の奴だ。赤毛の立て髪だ」ピートが無線に話しかけながら、部屋の前にやってきた。
「こんな場違いな時代に」ルイスは拠出ハッチへ向けて通路を走り、拡張外骨格に乗り込んだ。
 「今さらだが、何度も聞く。今は新生代だぞ?」「・・・」ルイスは無言で強化服を取り付けている。「おい!ルイス!」「分かっている!」
ピートは操縦スタンドの計器のスイッチを入れて、動力を起動させていく。
  
 「追う者と追われる者?古い類型だ」「そこまでのことをして、何を持ってゆく?」「なんだってさ。例えば・・」「例えば?」「世界を総べる見取り図だ」
「王統や国の機密なんかも・・」「競争だった?単なる競争。それが違った。大きすぎる違いだ。」「宙に行った時に途中で何かを見つけて、中断せざるをなくなったらしい」 
マークが地面の地質に電磁波探査装置を当てている。ロレンツォは外装が軍用仕様の車両の後部座席に入り、各地点の震度計の計測数値を見た。
「荒地でもない。しかし草が疎らだ。こんな下に高層の建物が?」マークは地面から掘り起こされて露出した金属らしき突端を蹴った。

 
0423空想。(大阪府)
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2014/10/26(日) 18:26:27.49ID:r9l4ypTm
 「どのように逃げ回る?何を持ってゆく?」世界を跨ぐに値する物を。何かを選ぶ者がいる。
「着の身着のまま、ということか・・」「つまり、事実上の踏破隊の第一号だ。後でそのように呼ばれるようになったらしい」
 「どのようなルートで?」言葉が去来する。コーンウェイは貸し金庫の引き出しを開けて、取り出した箱の中身を確認した。
「これで確認が二件目・・」
 「一件目で印字を拾い、確認を」リムジンから降りて来た男は、ビルの谷間の路地を歩きながら懐から封筒を取り出してコーンウェイに渡した。
「その眼鏡は君の虹彩がプログラムされている。君の虹彩でしか読めない印字だ」コーンウェイは眼鏡を頭上にかざしてみた。「何も変わりはしない」男は言った。
「本物だよ。安心してほしい。滞りなく済ませよう」
 
 「塔や建物であっても、騒々しいことに変わりはない」疑似環境の施設で、大規模なものとなっている。大気圏外との繋がりに認識の問題があった。
「頭巾で頭を覆う男が外套から小瓶を取り出して、小さじのスプーンで内容物を掬いとり、地面に振りかけたらしい」
 
 コードを待つ認識を関係者だけが持っている。虫食い状の物々しさと緊張感がある。「天地創造かな?地がうねり、脈打つ。詩ではなく、教条らしいが、そうでもなくなった・・」
「分かるわけがないことを、どう表現するか・・。そもそも、取り扱い方自体が違うとも言えそうだが・・」「聞くことがあるな・・」


 
0424空想。(大阪府)
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2014/11/01(土) 04:22:39.68ID:89Giq1jp
>>422、1行目、→・・男は左のかた袖だけを腕に通さずに、ジャンバーを羽織り、上着の上から左腕を掴んでいた。店の従業員が・・
 
 マイルズが操作するガットフレームはよろめいた。表情が歪む。舌打ち一つで、姿勢を切りかえし、持ち直そうとした。振り上げようとした電磁棒が地びとの体を逸れた。
「曲がるぞ!この囲い」機体を掴まれた。操縦信管スプレイポッドを乗せるガットフレームが軋む音を聞いた。「マイルズ!電磁棒は!?」通信回線からの声である。
地びとの咆哮は辺りを揺らした。マイルズも目を剥き、咄嗟にホルスターから電磁警棒・撃雷を抜いた。機体は姿勢を崩し、手元を危めた。「拳銃を使え!」
マイルズはもう片方のホルスターに手を伸ばした。

 「ひでぇな・・」「先週は虎だったよね?」馬とトラが殺された。「ペット用だったとか?」
施設職員は専門担当者の待機室へ走った。「いないって。どうする?」荷台に運ぶまで、シーツのカバーを掛けることにした。

 山は開け、海は浅い。その足取りは大きく緩やかでる。大小の起伏がある開かれた山間である。一行は休憩を挟み、食事を取った。
地びとの開けられた口に向けて、子供たちが果物を投げている。インストラクターは遊歩再開の合図を出した。
 像や犀、動物は水浴びをする。生きとし生ける秩序が見える。地びとは水の塊を掬い上げる。水辺を歩き、遊行で巨体を腰まで浸し、人を肩に乗せた。
引率者は腕を組んで笑っている。山でも海でもみんな笑顔である。

 「何か食べたのか?」地びとは背中を向けている。強化ガラスが行動展示を厚く守る。ここは曰くを抱え様子を異にする。それが陽の下に置かれた。
握られた手は憤怒を言葉に変えた。打ちつけられた轟音は鈍く低く重く、施設の壁を伝う。管理する彼らを何かが不安にした。
 
 岩場を跨ぎ、難路を踏みしめる。岩を持ち上げ、樹木を運ぶ。災害救助し、森林を伐採する、人の動作環境を補強する。
その見栄えは産業の機能を合わせて説明する。局在で応用され、生活環境に見えることなく、運行の幅を拡げた。
時代は偏在し亜種となる。機種は変え代を重ねた。人は岩場を歩き遭遇する。人の動作機能を強化した。岩を持ち上げ投げるのである。
0425喫茶店、(大阪府)
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2014/11/06(木) 22:35:50.59ID:VLjWXRhM
>>423,コーンウェイ→コンウェイ 5行目、・・リムジン→ハイヤー  

>>387、ビルとトミーは田んぼの中に見える物が気になり、草履と雨靴にそれぞれが履き替えて泥濘に入った。
側に来てもそれが何か分かりくいので、両手で掴み少しだけ持ち上げようとした。「おい!待った。それ、生き物か何かか?」後ろからトミーが注意を促した。
 「うわぁなんかすごいぞ!しきりに潮吹いてね?潮だよ。鯨の頭の上からでるやつ」彼らの側に突き進んでくるその生き物は鯨の噴気孔のように、頭上から霧を吹き上げていた。
しかし、その霧の色は赤かった。「血みたい・・」クレアが気味悪そうに言った。「なんか落ちてね?真横からぽろぽろこぼしてね?体の横から、エラかな?」
「エラから何か飛び出ているよな?あ、落ちた。ほんと、なんか落ちたわ」

 >>424、7行目、→揺らした。装着握力のグリップキャプチャーの接続を切り、ガントレットから手を引き抜いた。スプレイポッドの中で、マイルズも目を剥き、咄嗟に・・
25行目、→災害時救助もして、森林を・・ 27行目、→・・亜種となる。機種は形を変え、型式を替えた。人は岩場を歩き遭遇する。人の・・


 
0426喫茶店あの、関係ございません・・(大阪府)
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2014/11/30(日) 00:34:51.49ID:Dht41EYb
>>424、26行目→・・運用の幅を拡げた。  >>425、3行目・・泥寧入った。「あれって、マネキンでない?」田んぼの中で、人の膝が曲がったような白い物が目立っていた。
「何?どれ?」「あれだよ」ビルが指を向けた。ビルは掴んで持ち上げようとした。当然マネキンだと思ったのだ。「おい!待った。いきなり触るなよ」トミーが注意を促し、足のつま先で触れ、突っついた。

 「待てよ!どこに行った?あいつら」而留弥は追うことを止め立ち止まった。地を蹴る馬の蹄の音が消えて行く。
「はは、担がれたか?いくら見ていても戻るわけがないだろ?」小高く傾斜した竹林の裾野から男が下りて来た。「向いてねぇ・・」
御令須は乱波の消えた方を見た。馬の蹄の音だけを目で追いかけた。
 
 「少し休ませてくれ」宜口は突然、倒れ込むように地面に両膝を付いた。肩越しに苦悶の表情を見せた。両手は手枷の縄で縛られている。
「立てよ」御令須は辺りに注意を向けながら言った。「どうした?」数歩遅れて漣児が歩み寄って来た。
「ん!?早速かよ・・」漣児が静かに腰を落とし片膝を付いた。「何をやっていた?」而留弥が歩く先へ視線を向けたまま聞いた。
両の肩から両の腰へ、そして両の脛から足元へ、静かに滞るりなく被服を撫でるように両手を滑らせて行く。
 漣児は左腕を前斜め下に伸ばした。「すぐに立たないと右耳を斬り落とすぞ」御令須が鞘の尻で宜口の肩を小突いた。
「待て・・」而留弥が宜口の前に歩み出た。「何をした?」「何って?」宜口が而留弥の背中を仰ぎ見た。
漣児の左腕には小型の弩が取り付けられていた。漣児は弩の先から先へ、舌打ちと共に指で撫でた。
0427喫茶店あの、関係ございません・・(大阪府)
垢版 |
2014/11/30(日) 02:14:51.84ID:Dht41EYb
 「気のせいか・・」而留弥が前を見据えた。「いや、おい、漣児」御令須が鞘を腰に戻した。
「分かっている。近い」それまで片膝を付いて屈んでいた漣児が立ちあがった。しかし、屹立して振り向かない。
素知らぬ態度で身振りをし、当たりの気配を伺った。「気のせいかな?・・」漣児は両手を少し広げて掌を見せた。
 御令須達、彼らがいる道の開けた場所の先にある林の中で不穏の気配が澱んでいた。
気配を抑え息を殺す。参団は木に寄り掛かり、その向かう先に籠る気をまるで感じていない。 
「他の者たちはそのままだ。お前、この矢を撃ち放せ」臥土は手前の仲間に向き直り、身の丈程もある矢の先あたりを掴んだ。
乱波弩錬隊が大きな弩を構えている。「構わん。いいから、そのまま撃て!」
愉む笑みの混ざる睨みに気圧され、大きな矢が放たれた。撓る強い反動で弩を構える手下仲間も半ば手元が小躍りした。
 弦が起こす強い擦過を、腕の睨みでそのまま気圧し握りしめ、そのまま弩錬隊に黙して笑らって見せた。
片腕を斜め上に伸ばし、体を反らし投擲の構えを取った。瞬間、広く振りかぶる臥土は目を剥き、その大きな矢を投げ放った。
鋭く風を裂き尖端の塊が飛んできた。臥土の吐き出された呼気は重く、その怒気は悦を持ち、何かを求める語気である。
0428名無シネマさん(埼玉県)
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2015/01/26(月) 13:43:08.24ID:apzcyLcz
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0429喫茶店、カランコロンカランコロン(大阪府)
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2015/04/04(土) 20:56:26.89ID:EoPgc23P
 御令須は乱波の消えた方向を見た。馬の蹄の音だけを目で追いかけた。

>>426、8行目の後、>>427の前に挿入、 
 「やはりか」数歩後ろにいた漣児は足を止めた。何かの気配の音に見た。左の腕の革の留め金を腕の裏側に締め直し、手際良く木の固まりを取り付けた。
 「少し休ませてくれ」宜口は突然倒れ込むように地面に膝を付いた。背中が多少の苦悶を見せたいた。両手は自由が効く。
 しかし彼らの前では手枷を嵌めらているようなものである。
 「立てよ」御令須は辺りに目を送りながら言った。「知らせますか?」頭目らしき男は黙って頷いた。また別にも気配の数箇所の澱みがあった。
 数名の配下の者たちがそれぞれ間を開けずに立て続けに鍔を指で弾き、各々が鯉口を切り聞える僅かな波紋を送った。
 「なんだ?何をした?」而留弥は一人前に出た。歩く先へ視線を向けたまま聞いた。
 「もう少し先に茶店がある。出店が数件ある。なんだよ?この姿は?このいでたちでは皆余計に目立つじゃねえかよ」宜口が肩越しに言った。「うるさい。すぐに立ちあがらないとその右の耳を斬り落とすぞ」
 御令須は宜口の肩口に切先を置き、その突端の背中を宜口の横面を撫でるように這わせた。御令須は眉間に少しだけ皺を寄せ面倒な心持の冷めた目である。
0430喫茶店、カランコロンカランコロン(大阪府)
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2015/04/04(土) 22:02:17.43ID:EoPgc23P
  而留弥は裏の右筆の家の出である。裏の宦官である。 「表より中か・・」二階の休憩場所から階段を下りながら店の中をさりげなく見回した。
 店の様子を見た。その表情を確認した。店の中の奥に席を取り、給仕にお茶だけを頼んだ。而留弥はある一席の店の客の背中を数回視線を外しながら見た。
 その席の男は数名の客に混じり、ほどなく店を出た。小半時待つも店の中の様子に変わることがなかった。盆の上には他に見えぬようにそれとなく小さな紙切れが置かれていた。
 その紙片には‘不’と薄く示されていた。しかとは分からない。而留弥は張り紙や掛け物を含む店の壁一面にさしげなく目をやり、席を立った。厨房のあたりに一瞥だけを与えて店を出た。

  左腕に取り出したその姿は小型の弩とも言える。漣児は脛から脛へ、腰から腰へ、肩から肩へ、胸へ腹部へと、被服の表面を静かに撫でるように両方の掌を各部で滑らせた。
 「頭領、彼らの真意が分かりかねますが?」側の配下の者が聞いた。「あの連中に真意などないかもな・・」頭目らしき男はいった。
 「場所がらも何もない。まさかいきなりどなたかご本人様たちのお出ましか?」漣児が言った。
 「そのままだからがらなんてない」而留弥が言う。先の林の中にいるその気配はその身然として対峙する気配である。三者各々がその身を然とする。
 「確かに。そのどなた様たち、でなければがらにもないか・・」御令須が言った。
 「でなければ臍で湯が沸く」すかさず而留弥が言った。「しかし困るな」「面倒だ」御令須と漣児が言った。
 


  

  
  
  
0431カラコロンカランコロン・・(大阪府)
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2015/04/04(土) 23:46:46.65ID:EoPgc23P
>>430 ・・ほどなくして・・/・・さりげなく・・
>>418>>420(どうしてもこれを昔のどっかの知人へ。というかどうでもいいけど。まいいやとにかく・・ これ>>418のをどっかに挿入したいんだな ↓)
  注射器を口に咥えながら駆けだした。全速力で走り、滑り込むように両膝立ちで、天にかざした左腕を振り下ろし、腹を上にむけて、
 右手の二本指で勢いよく関節あたりを数回叩いた。小気味良い連打。宙に舞うチューブを掴み取り口に咥えて左上腕に縛り付けた。
 宙に舞う注射器、宙に舞うチューブ、宙に舞う複数の花の束、宙に舞うこの魂。この勢いである。 (もひとつついでのなんとか星へ向けてのメッセージ 笑↓)

  その少年の後ろ姿は崖の先へ駆けて行く小さな人である。波打ち際から伸びる切り立つ高さは種を隔てる崖である。
 遥かな広がりの先に陽の光が大きく射し、受けこぼされた光の乱反射の中で戯れるように集う首長竜の群れを見た。
 巨大な陸は我々人を小さくし、大海原はその種をも飲み込み溶かす。分け隔てることのない自然の生来の姿である。 
                        
0432カランコロン、さすがにちょっと以下スレへ・・(大阪府)
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2015/04/06(月) 23:03:05.66ID:g7pLxKNb
 (ついでに補足昔の知人へ向けて・・)
 その少年の後ろ姿は崖の先へと駆けて行く小さな人である。
 飛沫の細く散る断崖の波打ち際から伸びる切り立つ高さは種を隔てる悠然と孤立した絶壁である。
 遥かな碧く広がる先に陽の光が射し、こぼれた陽の欠片が乱反射する。高い空に臆せず、広い海に畏れることのない戯れ集う首長竜の群れを見た。
 少年は少し寂しく笑顔を向けた。寂しさを流すあるすがすがしさに包まれた。大きな陽光の下でえも言われぬ語りを受けた。
 巨大な陸は我々人を小さくし、大海原はその種を溶かし小物に誂える。個々の生態すら添え置く分け隔てることのない自然。それもまたその生来の姿である。

 世間の皆様へ? 他スレでレスの内容の本旨が以下のスレへ 
 ‘マスコミは何やってもオソマツ’スレ、  ‘マスコミに対する意見。要望。苦情等’スレ、 

 ‘公開質問状’スレ   ‘これらが当てはまる人はマスコミ人間’スレ へ、ご参照の程を。  

 
0433カランコロン(大阪府)
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2015/04/16(木) 01:24:02.52ID:DzoGxhRg
>>429、→「なんだ?何をした?」而留弥は一人だけ数歩前に踏み出し、気配のある先へ前を見据えたまま聞いた。
  
 「あの二人そこらじゅうぶち壊しているんじゃないかな?」バイクに跨り腕を組みレイノルズが言った。顔が少し笑っている。
「そうでもないみたい。昏倒したみたい」未流貴が言った。「昏倒?」レイノルズが頷き半分で声がくぐもった。
「伸びたみたい」未流貴が言葉を付け足した。
 確かに投げ飛ばしたはずであった。前後に突然強い気配を受けた。しかし咄嗟に間合いは掴んでいた。間合いに当てた瞬間でレイノルズは人指し指一本で相手を持ち上げ横転させた。
しかし次に驚くには驚いた。そこに同じ人間が何人もいたからだ。しかもそれだけではない。何かの魔物でもいたのか。その場の土地を掠めとるように何かが突然目の前に現れた。
マーカスとダドリー。ランスガルド兄弟の仕掛けである。「なんだって?」起ちあがりながらレイノルズが聞き返した。「パラレルダイナミクスだ。覚えておけ」
「ついでに俺のはワープトダイナミクスと言う」二人は涼しく笑った。レイノルズはうつむき口元を押さえる仕草で小さく笑いを漏らした。
「なんだ?小僧・・」マーカスが両目を細めた。確かに妙だ・・。レイノルズは思った。「でも大袈裟なんだよ?おっさん方」「面白そうか?じゃもっと面白くしてやろうか?」ダドリーも口角を上げた。
 既に二人の兄弟は動いていた。殴りかかるように四方から来た。レイノルズは真正面に向けて的を絞り倒れ込むように相手の真下に入った。立ち上がり様にいきなり真横からも来た。それは空気の塊だった。
突然の風圧を前を見据えたまま片掌を当て、そのまま何か相手実体に触らずにほんの僅かの隙間で流した。
04342病さん(中二病に罹患した人のことらしいです・・(大阪府)
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2015/04/16(木) 02:23:03.88ID:DzoGxhRg
 その四方からは二重に囲むように仕掛けられていた。その周りにもアメリカンフットボールのスクリメージラインを形成する時のクラウチングスタートの姿勢を幾つもの分裂したマーカスが取っている。
「貴様!盗んだ鞄を返すんだ!」誰か数人のマーカスが言った。
「今は持っていないよ」レイノルズは少し腰を屈め両手を拡げるように前にかざした。その瞬間はまるで軟体の動き、力の抜けた身のこなしである。
透視された見取り図で通点を読む。柔気合術の骨頂である。「傾ける力だ!」レイノルズは喉の奥で呟く。両手の人差し指で相手を持ち上げた。
「もっとだ!」続けて今度はレイノルズは心の中で声を張った。肩膝ついた姿勢から起き上がりながら両手の人差し指を上に向けた。「なんだか回りたいんだろ?おさん方は・・」
レイノルズは人差し指で皿を回す動作をした。「おっさんだと?」ダドリーが目を剥いた。「そう。なんだかロートルって感じがするからさ」「年は変わらねぇよ」「小僧と言った・・」
 その瞬間にダドリーは舞う。見えることなく辺りに散っていた。遠く近く瞬間に現れる物に動く気配などない。上から下から斜めから、視線を左右に振らせ至る所から瞬時に立ち現われる。
知覚を言葉にする観念までを一切この場から奪い孤立へ導く囲い込みである。
04352病さん(中二病に罹患した人のことらしいです・・(大阪府)
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2015/04/16(木) 03:26:08.61ID:DzoGxhRg
数分が経ったのか?目の暗い奥に歪んだ像が流れた。インプラントされた下地と上手く繋がるだろうか?それに何よりも彼らの本来の肉体その物と。
隣では拘束帯で強くロックが固定されている。「ロック・・、ロック・・」グレッグの目の奥に小さな光の円が近付いてきた。井戸の下から覗き込むように。
ケイトは言われた通りに這うようにして辺りに零れ散らばる細長い単一シリンダーの容器を拾い集めた。焦る気持ちを落ち着かせ状況を飲み込もうとした。
 「ロック・・」「グレッグ?」ケイトが肩越しに振り向いた。光が射し、その光に包まれた。すぐにそこがどこかの建物の前であることが分かった。
白衣を着た大人と子供?乱れた髪の子。その8歳くらいの子供は蓬髪とした髪をしている。ロック?ロックか?子供の時のロックである。白衣の男に誰かが言い寄っている。
あれは・・、私。怒っているのか?そして・・。もう一人の白衣の男は博士か・・
 喉から胸へ震わせる唸りである。ロックにいよいよ垂直反応が来ていた。「グレッグ?」ケイトの腕をグレッグは無意識に掴んでいた。「痛いわ・・」ケイトが顔を顰めた。
「グレッグ!グレッグ!」グレッグの握力がさらに強くケイトの腕を握りしめて行く。耐えれる物ではなくなってきて、ケイトの顔は恐怖に変わる不安の表情になって行く。
二人のすぐ隣では台座ごと振動させるほどの垂直スプライシングのリマインドポイントをロックが迎えたいた。グレッグに抱きつかれるように体を強く掴まれたケイトの顔が恐怖に歪みそうになる。
「ロック!ロック!・・」「グレッグ!・・」嗚咽と呻きが激しい痛みと恐怖に混じり、声にならない三人の感情が交差し室内を満たす震えが大きく成って行く。
「グレッグ腕が折れるわ・・」ケイトは叫ぶように言った。その時に轟音のような唸りが室内で激しく弾け飛んだ。「グフェ・・」グレッグの背中を激しく地が叩いた。そこは地ではなく天井だった。
「グレッグ」ケイトは顔を歪めてグレッグの方を見た。ケイトも押し飛ばされて調度を押し倒し、壁に部屋のぶつかった。 
「ロックか?生きているのか?俺はどうだ?そうか・・。まだ俺の方は終わっていないんだぞ?・・」グレッグはなんとか虚ろな目で語尾は小さく言葉を吐き出した。
ロックは憤怒の形相で壁に拳をめり込ませていた。
04362病さん(中二病に罹患した人のことらしいです・・(大阪府)
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2015/04/16(木) 04:28:58.69ID:DzoGxhRg
 「その前にここに寄って行く」グレッグとロックの二人はハンビィーから降りた。安く貰い受けた軍用車両である。二人に合わせて軽く乗りやすく少しいじられている。
寂れた観のある建物である。伸びた雑草はそのままに、ここは研究をはじめとしたかつての特別手当の創域地区である。
 「不在かな?博士・・」グレッグはサングラスを外した。車を降りた時からすでに気を張っている。しかしこれは辺りの空気を裂く威圧がある。
初めから分かっていたかもしれないが、注意を払うべき気配が近づいてくる。車の排気音でもなく、まして当然に雷の轟でもない。大げさではなく大きい。
 大型のどこの肉食獣でも間に合わないかもしれない。並み喉の轟ではない。塀の向かいの伸びた草木を押し倒す大きな動きが近づいてきた。「ロック彼らと少し遊ぶか?」
鼻先から出てきたその顔は大きく、現れた全身は色を纏った姿である。ドーラタイガー。金色の鱗を持つと言う意味である。 
建物の奥から現れたもう一体の姿は角のような突起を持つ個体である。「ゴーア種か。ゴーアタイガー」飼い主に付き添う生き物でありその場所の守衛である。 
0437ラフスケッチ未満?・・ ↑・・(大阪府)
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2015/04/19(日) 13:20:49.10ID:WvJmJYuz
>>433>>429) →「なんだ?」而留弥は他の皆の者たちより一人数歩だけ前に歩み出し、気配のある先を見据えたまま聞いた。

 目の奥の暗がりに光が射し、井戸の底から上を見えげる光の円が大きくなってゆく。晴れてきた白光の膜の中に白衣を着た男がいた。その隣には子供がいる。蓬髪とした髪の子供である。
 その白衣の男に身振りを交え何か言いよる別の男・・。グレッグはケイトの両腕をしがみつくように強く掴んでいた。ケイトの顔は恐怖に変わる前の不安の表情である。
 何かの嗚咽と怒りに愉悦も混じり、様々なえも言われぬ意識が混濁する中にいた。
 隣でロックが台座ごと激しく振動させて、垂直スプライシングに入るリマインドポイントを迎えていた。「グレッグ痛いわ・・」激しい感情の交差する中でケイトの表情が恐怖へ歪んでゆく。
 ケイトの体を折らんばかりにしがみつくグレッグとその場を覆う振動は何かの叫びに似て、三人の五感を塞ぐ。何かがその時に域を超え、その場を轟音のような唸りが横切った。
 グレッグの両方の手首を強く掴む力が現れた。その瞬間に、グレッグの背中を激しく地が叩く。天井に放り投げられていた。
 ケイトも内装を固める棚や研究機材を乗せるスタンドを押し散らかせて壁に放り投げられるようにぶつかった。
 「ロック?大丈夫か?・・。ケイトは?・・」腹這いで真横に床を見るグレッグは虚ろな語尾を呻きながら吐き出した。
 「俺はまだ途中みたいなんだが・・」グレッグの呻きに自嘲の笑みが混ざる。斜め上に見上げるロックは憤怒の形相で拳を壁にめり込ませていた。
0438ラフスケッチ未満?・・ ↑・・(大阪府)
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2015/04/19(日) 13:59:04.91ID:WvJmJYuz
>>436 「その問題は分かったか?」グレッグがロックに聞いた。ロックは手に持つ本の中の何か数式を眺めていた。
  二人はハンビィーから降りた。安く貰い受けた軍用車両である。二人に合わせて軽くするために少しいじられている。
 周囲の伸びた草木はそのままに、寂れた概観のある建物である。創域地区の中の研究施設である。
 「その前に、でも不在かな?・・」グレッグはサングラスを外した。車を降りた時からすでに気を張っている。突然でもなく辺りを威圧する雰囲気がすでにある。
 分かってはいる。注意を払うべき気配である。その近づてくる轟に似た喉の大きな振動は落ち着きつつも秘めた注意を辺りに向けていることが分かる。
 塀を越えた向かいの草木を踏みしめる歩みに大きさがある。車両が動く大きさに似てる。近づき頭を垂れてその姿を現した大きな体は色を纏っている。
 金色の鱗を持つドーラ種。ドーラタイガーである。建物の奥からも、もう一体が現れた。額に突起を持つ個体である。ゴーア種。ゴーアタイガーである。


 
0439喫茶店カランコロン・・(大阪府)
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2015/04/20(月) 01:40:42.95ID:ga4S+MpI
 「そこの交差点が見えますよね?」「見えます」「そこを歩いてください。そこも監視されている場所です」
 「歩く・・、歩くだけということですか?」「そうです。そこは街の防犯カメラだけでなく、ドライブレコーダーを持った車が往来する場所です」
 「それで・・」「あとはとにかくやってみます」テオルは手短に顧客に指示の説明をした。
 「あと一人・・。来た」テオルの唇が僅かに動いた。もう一人も店の中を一瞥して、座席に着いた。「聞えていますか?こちらからの要件ということにしてください。それでもいいですから」
 相手の話し手は正体不明の緊張の中にいる。「お友達の件はご存じですよね?お見舞い申し上げますはやくお元気になられますように」
 「本当なのか?あんたが・・?あなたがしたということか?」「私もこのようなことがあるなんて本当かどうかは分かりませんでしたから・・」「何が本当だと?・・こっちの仲間の、知人のことを聞いているだぞ?」
 「こちらも皆さんのような人たちが本当にいることに驚いていているのです。それで早速その袋の中を見てください」若者の一人が中を見た。空であった。「足元をみてください」「!」その塊は静かに浮いていた。
 二人とも目を見張った。次の瞬間にその物体はもう一人の腹部に何かの先端を合わせていた。
 「これで終わりかも・・」「終わりって?・・」「あなたの人生がです。これで側にいるお友達を刺して、その袋にこのナイフを入れるだけですから。それをお持ち帰りください」「え!?なんだって?」
 「もうご存じなはずですよね?刺した後に握らせることもできます。どちらを選ばれますか?」
 「なら止めますか?言い掛かり、ちょっかいをだすことを・・」動く時は300馬力の内訳である。逃げる時は?1000馬力の内訳である。ことによるとさらに増す。何かが残ることもない。辺りも何も変わらない。
 手筈は馴れた物。馴れずにはいられない動力である。とんだ動力体である。
0440喫茶店カランコロン・・(大阪府)
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2015/04/20(月) 02:38:14.56ID:ga4S+MpI
 「それで・・その実の姉らしき人に初めて遇っていきなり撃ち合えということ?まず先に挨拶をしてもいいのかな?」
 レイノルズが皮肉交じりの口調で未流貴に聞いた。
 「もう逢っているかも・・」未流貴はビルからビルへ視線を滑らせたまま会話から気を逸らし真顔で言葉を返した。
 「あの玩具を街でぶつけずに扱えるようになったのか?・・」ランスガルド兄弟へ加える寸評と似たところがある。
 テオルは噴射口の光源が白熱を激しく吐くそのモードを敢えて切り替えていない。
 ドッグシッターがリード線の縄に繋がれた数匹の犬を扱うことに少し似て、その操作する対象を異にする。
 だから扱いやすく敢えてそうしているのである。
 
 
 
0441ああ・・、昔友達とした妄想を思いだしませんか?ウヒィウヒィ・・(大阪府)
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2015/10/12(月) 18:30:40.68ID:7fVrb8jG
>>429 11行目 →・・ 而留弥は皆より二歩ほど前に歩み出た。
>>438 10行目 →・・ゴーア種。ゴーアライオンである。  一度してみたいあの日の妄想・・

 すたすたと小次郎は歩を進めた。手に持つ棒は右の肩に乗せ、趺踞(ふきょ)の姿勢となる。おもむろにしゃがみ腰に腰を下ろした。
 斬り合えば互いに届く間合いである。彼は体の重心を両方の踵に乗せた。
 相手は正眼の構え。その切先から闘気が小次郎へ向かう。下肢は少し広げ腰を下げた。
 余裕のある中に隙はなくも、目じりに侮り伺う気持ちがある。
  
 辺りの様子はすでに変哲もなく、離れて見ている彼らにもやや力の抜けた気分があった。
 そのむしろ遮断された場の感覚に間隙の瞬間が走り抜けた。
 
 誰かの呼気がその場を掠めたと思う瞬間に、
 その浪人は表情を崩さずに真顔のまま、彼は対峙する姿勢を崩し上体が横に傾いていた。小次郎は一刀目で相手の刀身を真横に弾いていたのである。
 地面を鞭打つ音は鋭く跳ね、煙る埃が左右に割れた。眼(まなこ)の瞬くより前に、小次郎の諸手突きが相手浪人の首元に向かった。
 
0442ああ・・、昔、あの日の妄想。ウヒィウヒィ・・(大阪府)
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2015/10/12(月) 19:57:27.76ID:7fVrb8jG
 グレッグは気絶したケイトを抱き上げ、肩に担ぎ、ロードは鎖で繋がれた特殊繊維で誂えたアタッシュケース4つを背負い三人はその場を離れた。
二人の大きく跨ぐそのストライドは壁を蹴り天井をを掠め跳ねるように通路を走り抜けた。窓を蹴破り上階から宙に飛び出す二人の姿を月の逆光が夜空に影を映した。
周囲の街灯すら漏れ伝わらない中を走り抜け、その向かう先へ行く彼らの姿をやはり月明かりだけが目撃をした。

 「あのビルの後ろからだ」その大きな重量のある気配はビルの真横の奥にいた。辺りに人の気配はない。ロックと同じドーラタイガーである。
しかしその変異した種はその姿を現し、首をもたげて左右にゆるりと大きな頭を動かした。
ロードとロックはビルの上にいる。「もちろん生け捕りだ。ロード」グレッグはその変異種に向けて両腕を左右に広げた。
「こい!」グレッグは両手に人工筋肉で誂えたグローブを嵌めている。
 
 薬味で興奮した変異種はグレッグに近づき、轟く雄たけびを上げ大きな顎門を開けた。
「噛ませてやる。こい!」グレッグはその鼻先を手で真横に薙いだ。ドーラの変異種がグレッグに覆いかぶさった。「撃つな!」グレッグが苦悶で叫ぶ前に
既にロックの声帯振動が首輪を持つロードの右手に伝わっていた。円く波打つ甲高い音が放たれる前に、ロードがビルから飛び降りていた。
 
 変異種が首を真上に跳ね上げた先にグレッグは飛ばされた。ロードは拳を引いて構え対峙した。「殺すなよ」グレッグは宙で姿勢を戻し着地した。
「ロック!そこにいろ」グレッグは片手をビルの上にいるロックに向かって翳した。
噛みつけば車体なら軽く突き抜けるその大きな顎門に特殊な金属の棒を咬ませた。ロックが放った波動に変異種は振り向き、ビルの真上にいるロックに咆哮した。
0443ああ・・、昔、あの日の妄想。ウヒィウヒィ・・(大阪府)
垢版 |
2015/10/12(月) 21:17:21.30ID:7fVrb8jG
(→撃ち放し)

「階差形成方程式といわば作用点相転位。あとは連続体誘導のことだ。不確定性原理からその密度計算には従来にない少しだけ煩雑な労がいるらしい。細かくは天文学の域らしいのだが・・」
グレッグは眉間に皺を寄せ本を読んでいるロードに顔を前を向けたまま言った。
「面白いらしい。ただし今、計算能で数世代先を予告するトラセンダリズムの態度をしてなんとか間に合う段階だ」グレッグは反射的にハンドルの反動を掌の中で滑らせた。

 
 「二重スリットの実験も、さらにシュレディンガーの猫の思考実験もダイアグラムの中を仮想粒子を泳がせて考えていたのよ」
メイリーはドーソンに言った。
「癖だといっていたわ」「癖?・・」「そう癖だか、冗談だかと・・」メイリーは鞄のジッパーを閉めた。ドーソンは落ち着かなかった。
 
 預けられた物はなんだったのだろうか?アランはこれまで思い出せなかった大きな意味に気づいたかもしれないと思えた。
「世界が閉ざされる・・」エネルギー領域を扱う階層性の中で起こる相転位・・。「選ばれもしない?・・」意識もなく唇が少し動いた。
 
 ラプラスの思考の形態は今では否定されている。しかしなぜか一昔前となったその人の何かを思う様式が今は脳裏を往復するのだ。
その脳裏の面持ちは彼が後に預けたことが何かということに応答しているようにアランには思えてきた。
0444一度したことございますでしょ?みなさん達も妄想。ププッ・・(大阪府)
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2015/10/13(火) 00:48:48.31ID:7KQbZU7w
>>434 →8行目・・片膝ついた  9行目→・・「回りたいんだろ?」

 「見ていないよ」「嘘をつけ!なんであそこにいたんだ?」「出稽古というかあんたらの知ったことではないだろ?」「知ったことだ。事務室にいただろ?」
「どこの?」「裏の・・」激しくやり合いながら言葉を交わす。傍から見れば、動作の大きな舞踊に見えるだろうか?
裏の?あの裏小屋か。セキリュティーを外して入り込み、探し見た物は何かの配置図だったからだ。
 
 突然だった。気配がどこにもなかった。畳一畳程のガラスの壁が両者の間に割って入って来た。
連弾となり疾風の刃が走り抜けたのである。「!?・・」レイノルズは見た。そして、男は刀を親指で鍔を弾くと同時に抜き放った。
「遠当て!?姉貴(未流貴)と同じか・・」レイノルズは呟いた。一打めは大筒であった。男は音もなく刀を鞘に納めた。次の組み打ちの仕掛けのために。
「当然かな・・」通称抜刀太元こと、モーリス・トゥーイが言った。「空筒だよ。ミスターヘイグ。そして、これが・・」

 それに続けて、太元は腰帯から鞘ごと引き抜き、柄を向かいへ水平に、そして左斜めに少し向けて両膝を曲げて半身の姿勢で構え、右手の中指を柄に添えた。
その時に複数のマーカスが再度スクラメージのフォーメーションで間合いを組むべく、にじり寄る動作を取っていた。「おっとと・・」
その動作の気配を察して、太元が透かさず刀を抜き放った。むろん抑止として。「お止めください」太元は言った。。

 疾風の刃は縦に二つに割れ、マーカスが作るフォーマーションに向かった。
その疾風の刃にダドリーが追いついた。ラグビーボールを片側の刃に殴り当てた。ダドリーは間合いを瞬時に殺す。
激しい飛沫と焦げた匂いが混ざりダドリーは咄嗟に手を引いた。「どうってことねぇ・・」ダドリーは言った。
太元は少し笑っている。張りつめた空気は薄れ、らしき殺気は弛緩した。腰帯に鞘を収め、そしてそのことに太元も気づき小さく溜息を付いた。



 

 
0445ああ・・空想。喫茶店カランコロン・・(大阪府)
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2015/10/13(火) 03:08:27.43ID:7KQbZU7w
>>444 6行目→・・探し見た物は何かの配置図らしき図解説明だった。

 ディフェンステクノを背に、セントラルテクノがドロンドッグを介して遠隔にある喫茶店のテーブルの上と通信を行っている。アタッカーが対象を追い詰めた。
3体のドロン人形には役割がある。謀の局面はビルの谷間の物陰や物事の集積する街中の真昼である。日当たりがよくても、人の目のない場所である。
素行不良のまがい物を始末した。

 腑に落ちないものの、掃除を引き受けた。「まがい物が・・」店のテーブルの上で、傍らに湯気の立つコーヒーを置き、PCの画面を見ながらドクターバーリーポトム思った。
それまでは、ただ我がことではないのであるから、静観して距離を取っていた。普段はポトムに用向きなきラボの人間の役割である。
前書きは置き、彼に向けては特筆の所見がある。彼は一体誰と話しているのか?むしろその立場ゆえにその特筆を補強する。

 弾丸をかわし、その相手を殴り倒す。対するクローンは部品が可換可能である。その半ば不死身の消耗品を労して捩じ伏せた。
アセンブリに憑依したポトムがドロンドックの側で向かう全面上空と全面前のアタッカーに指示をだしている。
アセンブリは破壊に背を向けドッグにコネクトしても、それをディフェンスが守っている。ポトムはそれら全ての人型ドロンに同時に憑依する。

 その人格は数体に分かれてその場所を占拠する。後衛にメディカルとメンテナンスの人型が兵站を備えて人型歩兵のスキャニングに余念がない。
「どっちを相手にしないといけないのだ・・」愚痴るようにポトムが指示を出した。いや自身と会話をした。
以前に、地を這う鼠を相手に手を焼いた。それは空にも上がり高速移動をした。得体のしれない生き物だった。そのような記憶も混ざる人格である。

人が行き交う歩道を側に、どこかの店のテーブルの上でポトムの大きな活劇が始まった。
0446現実の出来事・人物・団体を想起させません(当然だけど(大阪府)
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2015/10/13(火) 22:20:59.98ID:5IkCPP7Y
>>441 4行目→・・蹲踞を崩した姿勢を取った。その足の運びのまま、前触れのないしゃがみ腰を作った。
   6行目→・・その半身の下肢は肩幅で少し腰を落とす。
   9行目→・・力の抜けた気分があった。小次郎の動作には音がなかった。その前触れもなく次に片膝を立てた姿勢なのである。
         その動作に繋がりがなく、身のこなしの気配が見えない。 
  (そんな達人がそんな若くしていてたまるか!ああ・・空想である・・突き抜ける少年魂・・)

>>442 2行目→・・壁を蹴り天井を掠め跳ね飛ぶように通路を走り抜けた。駆け抜けた。
   5行目→ まだしも規則的な街灯は周囲を淡く照らし、街の木漏れ日を作る。走り抜けその向かう先へ行く彼らの姿をやはり月明かりだけが目撃をした。
>>443 6行目→ ・・予告するトラセンデンタリズムの態度で各段階を迎える」グレッグは反射的に・・

>>444 9行目→ 男は親指で鍔を弾き刀を抜き放った。疾風の刃が連弾で走り抜けた。
   12行目→・・通称抜刀の空筒(ホルスター)こと、ジョー・トレスターが言った。
   19行目→ 疾風の刃は縦に二つに割れ、分散する気配の溜まり場に向かった。

>>445 2行目→・・「おいおい・・。なんて暴走だ・・。役員会がか?。なら、あそこにいるのは誰だ?あそこもだ・・」傍らに湯気のあるコーヒーを置き、
        Drバリーポートムは交互に通信端末の画面を見ている。
        
0447現実の出来事・人物を想起させるものでございません(大阪府)
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2015/10/14(水) 01:03:32.54ID:lpJxGdg3
>>445 16行目 →アセンブルは破壊に背を向け、ドッグにコネクトした。どこかの界隈で店のテーブルの上と繋げ、
        視覚的な応答をしている。ディフェンステクノが全面に注意を向けている。
        Drポートムの多重人格能はそれら全ての人型ドロンに遠感で同時に憑依し操作する。
 
 その若い男は胸と抑えてビルの壁に寄り掛かった。体が熱を持ち、その程度が増している。「体の声が聞こえるか?奥からの声。その血管の戦慄く声だよ」
賑やかで煩雑な界隈を過ぎたビルの谷間である。敷地の細い路地である。
 
 「あの時の威勢は?あの時の昂りは?知らなかったのかな?」「・・・」男は地面に両手をつけ倒れ込んでいる。「なぜ名乗りを上げた?」
「それは・・」その額の汗に猶予はない。「俺だからだ・・」男は苦悶の表情で相手を見据えた。「しかしもう時間切れだ・・」
 
 ジジー・ノーツは手首の時計を見た。この喫茶店で待ち合わせたはずである。「人が溶ける?」「いきなり分からない。何それ?・・」
電話でティムの話した内容は突飛だった。だからということでもない。ジジーは単にそう思っていた。時間を嗜好するいつもの店ではない。
 
 歩道橋を駆けあがり、ティム・マーシュは前方の上空を見た。連絡を受け夜の空を見た。何かが見えたはずであると言う。
気持ちの分だけ暗い夜空であるかのように感じた。歩道橋から道路の向かい側は遊歩道に沿う木々や林が長く伸びている。
今はただ目の前の夜空に似て暗い森である。
 現場保存の痕跡がなかったらしい。当局の通信指令センターになんらかの通報がもたらされていたとも聞いていた。
もとより、そんな捜査状況の痕跡以前に、そのような現場そのものが生じていたのであろうか?と思った。
人が訪れた痕跡は消せる。人の立ち寄りですら未然に対処できる。人の消滅は証明できるだろうか?いや氷の先あるその成れの果てである。
 
 それが存在した。「なぜ名乗りでてきた?・・」時は満ちたはずであった。

 


 
0448現実の出来事・人物を想起させるものでございません(大阪府)
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2015/10/14(水) 02:43:48.06ID:Sb/dA1Wr
>>447 5行目 → その若い男は胸を押さえてビルの壁に寄り掛かった。・・
   22行目 →何かの訪れの痕跡は消せる。何かの立ち寄りですら未然に対処し得る。約束された存在が消えることの説明が約束された。
        「なぜ名乗り出てきた?・・」時は満ちている。満ちる時は約束されたはずである。

 映し出された記憶があり、それは何かをの記録を表示する画面である。面前のパノラマを前に男は腕を組んでいる。
公議の会はこれまでにも持ちこされてきた。今回は違う事態である。その申し送りのプロセスが停止された。
 
 電解質の取り込みだけでその機能が現出する基本的な化学的反応は夢の錬金術を目の当たりにさせた。
特異体機能を持つ者は培養物質の量産化に寄与した。その越境者たちは、その存在証明は数値化され、自らと共に他者もその後援のために
同じ舞台に立った。
 しかし、そこに内包されている人格的擬制は遮蔽された。一つの世界で取るべきとされた記録のシステムの同調に支障が生じていた。
新たに現出へ向けた予兆が立ちあげられ起動した。
 
 その各媒質は体内物質の流れを充溢し、各現出のための各要因の機能を強化する。各発現が各現出のパーセンテージの割合を変位させる。
それ故に、彼らの混在の適合強度を呼び起こす入口の安寧の強度差に麻薬を超えた人の成るべき理想を見た。
0449現実の出来事・人物を想起させるものでございません(大阪府)
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2015/10/14(水) 04:45:05.59ID:Sb/dA1Wr
 「体が熱い・・」体の中が沸き立ち血管が膨張する感覚が五体を満たす。体が溶ける。
体中の皮膚が爛れ落ち腕も抜け落ちた。足は持ち堪えずに腰から溶けて体から離れ落ちた。体が液体のように流れ崩れた。

 クローンは蝋のように溶けて形を失った。一つのネジが欠けた隙間を持ち建てられた塔がその隙間から折れ崩れるように・・。
人を超えた存在とならしめる発現要因のパーセンテージの操作は、ならしめる人の器としての存在に、人間本来が持つ不純の性質を懐疑させた。
自らを被造物とする自覚の習いをこれまでになく強く視覚させた。

 「薬品の過剰摂取の時に起こる反動や副作用を意図的に起こされる必要があります」研究室内をモニターする各画像を後ろに白衣の男が資料を持ち
説明する。「各人員の各発現能割合(パーセンテージ)の臨界値を満たし続ける先にまだ我々の着地していない所見があるかもしれません」
その部屋の隔壁への処置は、言わずもがなもとよりその研究施設然とした周波の類を捕獲し、平坦に偏域させる防諜処置が施されている。

 「我々の生体に埋め込まれた生命の機構は・・」「・・・」それぞれの隣席に注視を促した。「挑み訪れた先にある事態を牽制することに合致します」
「生態圏の区画を編成する現れは遥か過去から起こっております」説明する白衣の男はメガネのフレームを掴み鼻梁との隙間を正した。
「なるほど・・」傍らで聴取する者に小刻みに頷く仕草があった。「それに我々はすでに刻印には不慣れがない。予兆の扱いは冗にもなる」室内の気分が弛緩する。

 「あらましをあらかじめ・・」座席に埋もれて何かを考え込んでいた者が椅子の背凭れから身を起して呟いた。「あらましを初めから持つ者と持たぬ者か・・」
隣席する誰かを意識するともなく、末席を汚すようにもう一度一人呟いた。

 
 
0450現実の出来事を想起させません(当然ですけど・・(大阪府)
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2015/10/14(水) 22:15:42.46ID:DHPb6i/h
>>445 15行目 → アセンブルマシーンに憑依したDrポートムが・・(>>447 1行目)
>>446 7行目 → 壁を蹴り、天井を掠め、跳ね飛び通路を走り駆け抜けた。(>>442 2行目)
>>449 16行目 →「凡そ、全ての生態が関わり反応する下で、組み込まれた生体の機構は・・」「・・・」首を傾げ視線を外し一瞬の間を開けた。
        臨席する其々一同を一瞥し、その間を埋めた瞬きが注視を促した。「挑み訪れる先に待つ事態を牽制することに合致します」
   25行目 →そこにいる誰かを意識することもなく、末席を汚し誰ともなくへ向けた皮肉をもう一度一人呟いた。

 「うわぁ!」生徒は踵を掬われて尻もちを付いた。「痛ってぇ・・」肘を礫の疎らな地面に打ち付けた。「ん!?」側に落ちていた一枚の折られた紙切れを拾った。
「止めろよ」と、書かれていた。何かの音に気づき左右を見た。「うわぁ」また同じ踵を掬われて腰から転んだ。生徒の視線に紙切れが一枚落ちていた。
「だから止めろよ」そう書かれていた。「なんだ?」辺りに目を遣った。下から音がした。それらの音は小さくも硬く・・。

 よくある放課後の人気の薄らいだ時間帯かもしれない。

 「おわぁ!」金属に纏わる音を思わせた。肩甲骨を強く押された。また足元の紙きれを拾った。「しつこいよ」紙に書かれていた。振り返り辺りを見た。
「!?」生徒は踊った。片側の胸を押されすかさず足を掬われた。「ひどいことになる」紙に書かれていた。地面に手を突き起き上がり際にやはり辺りを落ち着きなく見回した。

 金属に纏わる音がする。火炎と金属を思わせた。生徒の視界を外し死角から来る。振り向く側に見回す側に現れた。「上!?」頭の真上で音がした。
「え!後ろ?・・」頭の真後ろで音がした。火炎の芯が造る音を覚える小刻みな振動音であった。
 
 
0451現実の出来事を想起させません(当然ですけど・・(大阪府)
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2015/10/15(木) 00:33:11.28ID:ympqrOz5
 それまで、切り替え突出器の部分、ボタンかスイッチを掌に持つだけで作動した。配線で繋がれた的を握り、上向けるだけでも作動した。

 嵌めるというより両手に取り付けた。両手を広げ掌を前方に向けた。その数体の立体は床を離れ浮き上がった。
両手を広げたままで掌を仰向けた。その立体は一つが天井に近くまで上がった。「おわっと・・」冷や汗が体に滲み咄嗟に拳を握り
両腕を腰の真横に腕を下ろした。プリズムは静かに床に転がった。

 次の日に目が覚めて、所詮、想い描くことは知れていたらしい。思いつくことがモーターであった。
単なる物の理解である。誤りもなかった。ただ驚く事態しか部屋に持ち運んでいなかった。
 
 小ぶりのテーブルの台座の上で、石膏材と粘土をこね、へらで余分な部分をこそげとる。
形を取る作業までは速かった。そこまでの想起は速かった。傍らに手首まで持つ拳の数個の誂え物が転がっている。
机の上にも数体の腕や掌だけの形をした誂え物が並べられている。石膏は硬い。粘土は軟らかい。

 ヘラを動かす手を止めた。朧な気持ちで思いだす。椅子に座り机の上にぼんやりと見た。
向かった場所に人気はない。辿りついた目の前のその地面の下で音がした。
小石の混ざる砂利土が盛り上がり掘り進み動いていた。咄嗟に辺りを見て小枝を探した。後に思えば普通は怖がるものを・・。

 手のような物が這い出てきた。それは非日常のことである。脳裏を巡る常識は恐怖である。ただ別段に意外とそれ以外のことがあった。
数体の皮膚の禿げた機械の手が強化性の材質と思しき銀色の褪せたアタッシュケースを引き揚げていた。

 全てを包み隠さずに持ち帰った。余すところもなく小石や小枝までも。その時の呆れた気分を。
廃品を持ち帰りがらくたを眺める自嘲に自ら戯ける始末だった。
非日常との遭遇は酩酊を混在させ、半ば愉快なだけの気持ちを起した。日常に混濁した眩暈寸前の無責任で不埒な罪悪は、
むしろ思春期の誘惑に似ても難なく乗り越え、根拠のない昂りだけが先んじる。日常的でない現は夢に近い。取りとめのない期待を夕日の色に添えた。

  
0452現実を想起させることではございません(当然ですけど・・(大阪府)
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2015/10/15(木) 22:48:43.49ID:dvRbvd0+
>>450 11行目 → ・・生徒の視線の先に紙切れが一枚落ちていた。
>>451 5行目 → 掌を仰向けに上を向け持ち上げる動作をすると、それら立体の一つが天井の近くまで上がった。
   「!?」咄嗟に拳を握り掌を下に向けて下げる動作をした。減速させる動作で床近くまで誘導した。プリズムは静かに床に転がった。
   11行目 → テーブを台座にして石膏材と粘土を捏ね、へらで余計な部分削る。形を取る作業に行くまでの想起は速かった。
         傍らに数個の手首の誂え物が転がっている。机の上にも数体の手首の作り物が並べられている。石膏は硬く粘土は軟らかい。
         「何をやっているんだ?」テオルド・モスキーは頭を振った。思うところの展開通りなのか?
   15行目 → へらを動かす手を止め、視点のぼやける少し虚ろな気分で机の上に目を遣った。 
   16行目 → 「何かいるのか?・・いるな・・」テオルドは目を細めた。小石の混ざる砂利土が盛り上がり動いていた。咄嗟にに辺りを見て何か長い物を探した。
          普通なら怖がる状況である。 
   25行目 → むしろ思春期の遣り場のないに感情に似て、根拠のない昂りだけが占拠した。日常的でない・・

 「お前に心があるのなら・・」心の中で呟いた。プリズムの朧な視界はその座標を見据え焦点を定めた。
死角作る影に身を寄せて気配を隠すテオルドの視界とも重なった。テオルドは距離を隔てたそこにいた。
深く吸った煙草の煙を大きく吐き出した。緊張を手なずける馴染む気分が欲しかった。
「砕け!俺の右!」口元が呟いた。向かう対象にその一撃が放たれた。自嘲するおかしさは消えていた。

 数ヶ月前のまだその頃は人気のない晴れた空の下にいた。
「西部劇さながらかな・・」持ってきた栓の開けていない飲料水の容器を的として立てた。笑が込み上げてくる。
「砕け俺の右!」人気のない空き地で、正面に立てた飲料水の容器に向けてプリズムを飛ばした。
雰囲気を作って演じてみた。冗談とは言え自らの言葉のおかしさで噴出した。自嘲は消えず、嘲るだけの始末である。
0453空想?どこかでした空想の類。今、一人でバカさかげに、笑・・(大阪府)
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2015/10/16(金) 00:49:08.97ID:ah+Bl4Jl
>>452 10行目 → 咄嗟に  13行目 →・・思春期の遣り場のない感情に似て、・・
   16行目 → 後ろは路地裏でも店があるだけに人気がある。夜道に佇む街灯だけがあるわけでもない。
         テオルドは人の背程の電光掲示板の後ろで、その作る死角の影に身を寄せた。気配を隠すテオルドの視界とも重なった。
         テオルドは距離を隔てたそこにいた。
   18行目 → 「ダウン。こっちに来い」テオルドは呟いた。背中の後ろ、路地の奥から後ずさるテオルドとすれ違いプリズムが現れた。
         「オープン」テオルドは静かに言った。「アップ」テオルドはこめかみの側で指を二本を立てた。「砕け!オレの右!」その指二本が前方へ向けて示された。
         その一撃が放たれた。自嘲することは自粛した。 
   22行目 → 「砕け!オレの右!」人気のない空き地で、・・
  ある頃・・。
「オープン。そっちはフォールド。オープン。フォールド。下がれ。フォールド・・」指で図形を作り翳して指示を出した。
「お疲れ様」コーヒーカップを口元に運んだ。
  その後・・。 
「起動(ローンチ)!コンバージョンだ!」テオルドは走りながら叫んだ。「オープン!」フィンガースナップで指を鳴らした。
特殊化の措置が施されたテオルドの手が起こすその共鳴振動にフォールドしたソリッドが反応した。
  そして・・。
「サーフ!」テオルドは展開したミディアムソリッドネットに飛び乗り膝を少し屈めた。翳した手元にプリズムハンドがやって来た。それを掴むと浮上した。
「いざハンマーパンチ!」空の上に向かった。
0454現実を想起させることではございません。(当然でありますが・・(大阪府)
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2015/10/16(金) 03:40:39.58ID:ql8gSV6I
453 19行目 → そして・・。 
       「ハンマーパンチだ!」歩きながらテオルドは真横に右の拳を突き出した。「サーフ」テオルドは展開したミディアムソリッドネットに飛び乗り少し膝を屈めた。
       グリップグローブはバックルに掛けた。翳した手元にプリズムハンドがやって来た。それと掴むと浮上した。腰のグリップキット、ガントレットに手を当てた。
       ハンマーアウトの時である。プリズム達と共に空の上に向かった。(ププッ・・一人でなんかうけて、なんか突っ込んんでププッ・・)

 「御坊、ここにいらっしゃいましたか」「やつれた顔をしていますのか?喜捨を請うておられたか・・」六刻は喉の奥で溜息を飲み込み、側らの境内の敷石を目を遣った。
「庵におられるとばかり思っておりましたので」「見てのとおりだよ」僧侶はシソ科の草花が傍らに生える小屋を指さした。六刻は向かい側のハーブの草花の生える側を見た。
「乞食の僧だなんて法主でおられる方がお口がお悪い・・・」「その格好じゃ巡礼者にも見ないしな。歌を詠む風体でもないしの・・」
「我が門跡に賄賂などをその風体が持ってきたのですが?」軽い冗のやりとりをした。

 「不穏なのやろ?」その僧侶は作務衣を着ている。「いい年して胸騒ぎなど元気なもの・・」僧侶は小屋を見た。「しかし・・」六刻は僧侶を見た。
「そうやな・・」僧侶は両手を腰の後ろに回し空を見た。

 「用とは何かしら?下界のことかしら?」ジュマーがやって来た。「親父殿はどうなされておられる?」グリナムが腕を組んだまま振り返った。
「達者ですことよ」ジュマーは前方に目を遣った。その前方とは天上のことである。「ゴードルどのは直参の適う身。何か言っておられましたか?」
「この天樹界では皆が直参よ」口角を歪め微笑した。「そうだな・・」「当のスレッジとベルセルカンからはなんと?」ジュマーは察ししていた。

 「不穏であるらしい」グリナムは腕を組み遥か下を見ている。「狂った獣がいる」グリナムは瞬きもなく遥か眼下を見ている。「狂った獣?・・」
ジュマーは一瞬、間を開けた。「フォンリールが猛っている・・」ジュマーは面を上げ腰に手を当てた。


 

 
0455どこかでしたジコマン空想。たのし・・(大阪府)
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2015/10/16(金) 05:54:58.37ID:3enAQTSU
>>454 4行目 → ・・それを掴むみ浮上した。腰のグリップキット・・
10行目 →境内に延べられた傍らの敷石に目を遣った。

 天をも貫(つらぬ)くユグドラシルの巨大な幹は日が開けるのも待たずしてその根が大海をすら吸いとらんと広く遥かに聳え立つ。

 空港気象の情報を受信した後がまず問題である。飛行高度とそれからのルート、その条件に合う巡航速度で燃料の確認をし、
頼る飛行情報を受信する担当管制センターからの指示を受けなけばいけない。
街があるわけではない空で頼る計器による視認は、存外機上レーダーの映す表情の機嫌の悪さに少し面食らうものであるかもしれない。

 「どうかなさいましたか?」バーデンダーが声をかけてきた。「いや。火をお借りできますか?」常連ではない。
「「どうぞ」バーテンがグラスの横にマッチ箱を置いた。「どうも・・」咥え煙草に火をつけながら言った。
こちらの様子を見ていたらしい。こちらが落ち着きがないのではない。こちらがさっき走り書きをした手元を見た。
そこに「調伏」と書かれたからである。
 
 グリナムは目を瞑り片手を前に翳した。「その曲で・・」グリナムは静かに言った。
グリナムが伝意を下界に送る様を、腕を抱くように組んでジュマーがけやき越しに向かいを覗くように横で見ていた。
 
 店員がターンテーブルにセットされたレコードの上に針を落とした。後ろで、客が一枚一枚目当てのアルバムを捲って探している。
空は等しくその模様を場所がらに関わらず同時に見ていた。同じ多くの店で同じ音の調べが輪唱した。

 楽劇より。ワルキューレの騎行。その第一夜である。

 
0456現実を排除する空想の産物です。(当然でありますが・・(大阪府)
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2015/10/17(土) 01:48:26.35ID:E3jZxxBv
>>442 19行目 →・・「殺すな」グレッグは眼下を背に中空で翻り片手を付いて身を屈めように着地した。
>>454 22行目 →・・「ゴドルー殿は御目見えの適う身。何かを仰せでおられたか?」
   24行目 → 「この天界では皆、直参よ」ジュマーが片側の口角を釣り上げ微笑した。グリナムは遥かな視界の先へ頷いた。
         「スレッジとベルセルカンとの伝意は?」ジュマーも察している。
>>455 7行目 →・・からの指示を受けなければいけない。
   19行目 → 店の人間がプレイヤーに載せたレコードの上に針を当てた。好みのセクションで客が各々タイトルを眺めている。

>>454 6行目 → ハンマーアウト。その時である。プリズム達と共に空に向かった。ある頃・・。その後・・。そして・・。
        その時に花冠の散った紙切れは舞う。この世の澱みに霊鬼が宿る。妖気を召すのは人の綾。方術は怪鬼を絡め使役する。
        空に紙切れが激しく舞った。火炎の作る航跡に沿い渦を巻いた。
        
                
        
0457どこかの部屋と喫茶店・・公開質問状スレ?から(大阪府)
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2015/10/18(日) 20:30:53.28ID:ELOjmjmv
>>452 15行目 → 「鉄の屑共よ。お前にオレと同じ心があるのなら、お前の見える物をオレにみせてみろ」テオルドは心の中で呟いた。「プリズム!」テオルドは少し語調を強め呟いた。
          円柱や角柱の彼らプリズムたちの重なる朧な視界はその座標を見据えて焦点を定めた。
>>454 13行目 →  「乞食だなんて法主でおられる方がお口が悪い・・」六刻は少し戯れてみた。「はは・・。そんなこと言うてないやろ・・。
          歌を詠んで巡遊しているようには見えないしな。ましてその格好じゃ巡礼者には見えないしの。はは・・」
         「我が門跡に心付けの良い話などをその風体が持ってきたのですが・・」弾みで少し余計、冗のやりとりをした。
         
 「え?何何?」「おい見ろよ」「うわ・・。見ろよ。付けているのネクタイだけだぞ」ざわつき人が道を分けて通っていた。その男は靴下と頭に巻いたネクタイだけを付けている。
 「酔っ払い?え!?嫌だぁ・・」道行く女性たちが恥ずかしげに、しかし怖いもの見たさで、裸で路上で寝ている男に一瞥をくれている。「何?裸?素っ裸なの?」同伴の男女も笑っている。
 「あ!?」その仰向けの裸身に躓く女性もいた。
 「おい、丸出しだぞ!丸出し!」数人が煽る言葉を使い携帯端末で写真を取ってる。「すげぇぞ。このおっさん。潰れてネクタイ一つで道の真ん中で伸びてるよ」
                   
0458ジコマンであり現実を想起させません。(当然でありますが(大阪府)
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2015/10/22(木) 21:46:16.80ID:4FFXbsKU
>>444 14行目 → ジョー・トレスターは、ベルトのホルスターバックルの留め具を外し、持ち手の左手で鞘ごと引き抜き鍔を縦に柄を正面に向け抜刀の構えと取った。
         膝を緩め腰を少し落とし右手指先を柄に添えた。
>>448 6行目 → 黒漆群青の大理石の硬質で滑らかな室内で、記憶が映し出された面前パノラマの画面を前に男は腕を組んでいる。
        室内の寡黙な色調は意想外な事態に予定のない彼の面持ちを示している。
10行目 → その越境者たちの存在は数値となり、彼らと共に同じ舞台に上がる者を予告した。嘗ての人格は擬制され遮蔽されていた。
        しかしその成り添う取り繕いが向かう世界を前に、待たれた記録のシステムの同調に障害が生じていた。
        新たに現出へ向けた予兆が立ち上がり起動した。
>>457 1行目 → ・・お前の見える物をオレに見せて見ろ」テオルドは・・
      → (「姉ぇさんこの人モロ出ししてはります」「まぁまぁ、お凄いことどすえな・・」空想、空想・・・
 
 テオルドは廊下を歩きながらポケットから拳を出した。ドローン・バードを呼び寄せ、代わりにドローン・ビーを6匹放し目的の部屋へ向かわせた。
蜂鳥と蜂を称する角柱である。フォールド・ドローン(ドローン・ビー、ビー・プリズム)は廊下を行き交う者たちの背丈に合わせて上下し、その各々の正面を見据えた。
念のために認識標章をシュミレーションするためである。そして別段事もなげに入室する者の背後に近づいて入室した。 
 
 スージーは真横のその席を見た。昨日のそこにいて、同じ雑務をこなしていた者の席である。
「あれ?動かないや」スージーは瞬きをした。「どうしたの?」テオルドが聞いた。「パソコンが止まちゃった。もうめんどくさいな」眉間に少し寄せた。
席を立ち給水場へ行った。それを見送りながら角柱蜂がスージーのラップトップにUSBを差し込んだ。




 
0459空想の産物であります(大阪府)
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2015/10/23(金) 01:47:32.72ID:n7Vwi/u9
>>458 10行目 → ・・「お前の見える物をオレに見せてみろ」テオルドは・・
   11行目 → (「姉さん、あの人モロ出ししてはるぅ」ホミが通りすがりに見た。「まぁまぁお凄いことどすえな・・」ロミは一瞥して眉毛をハの字に曲げた。
   19行目 → スージーは真横のその席を見た。昨日そこにいて、
   20行目 → ・・「どうしたの?」テオルドが聞いた。「動かない。めんどくさいな・・」小さく溜息を付いた。(ジコマン)

 「生け捕れとの指示だ」武装ヘリは彼らの上空をすれ違い通過した。「あそこだ」ルイス・ハーレンは前方に注意を向けた。
無人偵察機体からヘルメットの情報通信用ヘッドセットに対象補足の情報が送信されてきた。
「それと・・」ルイス・ハーレンは周囲を見た。それは加富情機の民間転用事業の正規とする枠の側にある取り扱いへの活動対処の任務でもあった。
むしろ真意はそこにあれば良かった。

 彼らは階級預かり極秘任務班の特殊隊士である。「ついでと思えばいいか・・」主な任務はその斥候。そして機体の回収。
フィド・ウェイナーが歩兵援助機体を見た。アーマーを着るときはラックサックを背負えない。装備運搬補助の役目が当然ある。
別動の班が少し先に向かっていた。「そういえば無線連絡も入っていないな・・」
ウェイナーは一度ライフルのスコープを覗いてまた肩に掛けた。

 「当然応戦したみたいだが、これでは何かに遭遇した感じがするな・・」陸士たちが倒れていた。囲い込む術の手筈が辺りに見えなかった。
数組の斥候が向かったのは、先に制限線を敷くためでもあったからだ。
 
 
0460現実の出来事を想起させるものではございません。(大阪府)
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2015/10/25(日) 20:29:14.86ID:gHdunar3
 「・・・」快晴の空の下、ジャック・マクルードは土煙を上げて着地した。アリゾナ州フェニックス。西海岸の内陸。やや西北にあるラスベガスの賑わいが作る街の帳が届かない平野部である。
「地の底に潜む獣。こちらからか・・」
 
 ー 軍の指示で漁港を性格とするその町に立ち入り制限線が敷かれた。
  立ち並ぶ店々から離れた疎らに店の並ぶ通りに続く通路には腰のホルスターに手を宛がう地元警察の人間が立ち会っていた。
  籠った轟音が水面を盛り上げた。港からの沖合で水柱が立ち上がり水を激しく打ちつけ飛沫を上げた。僅かに間を開け続けて埠頭近くで轟音を上げた ー
 
 「ッ!」もう一度、額の甲殻器から光の縫い針が連続で放たれた。光弾を放つしなる反動で首元に力が籠った。
ジャックが放ち撃ったオプティカル・バレーが防がれた。相手はジャックへ向けて振り向きざまに両腕を前に翳した。相手の間合い近くで光弾が歪められ着弾が真横に遁された。
「深き地に住まう輩(ともがら)だ・・」片隅にある街の暗闇で、眩く淡い光子を散らせその男は言った。

 ジャックは腰と袈裟掛けベルトのバックルを両手で掴み男に立ち向き合った。
ジャックのハイブリッド誘導体の体表面を幾筋かの光が四散し流れた。暗がりの中、光沢を魅せるように流れた。
 
 「・・・」その新手の誘導体は突っ伏した一体の模擬変異体を見た。「それを喰らうと眠るのにも安らかではないな」ジャックは一人を斃した。フレッド・マーカーは掌を見た。
「あと一体がいない」ジャックは辺りに注意を向けた。「頭株はもういない・・」そのくぐもった声が続けた。
身の丈でジャックのハイブリッド誘導体より一回りよりは大きい。それら表情が持つ声音は人工的ではない。二人の声色はいずれのそれも、今生の世界が備えるものではない。

 
0461現実想起させ得る物ではありません。当然ですが、本当に・・(大阪府)
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2015/10/26(月) 00:25:16.13ID:T7rB1ngx
>>460 11行目 → ジャックが撃ち放ったオプティカル・バレーが弾かれた。相手は振り向きざま飛来する光弾に向け片方の手の平を向けた。
   11行目 → 相手の間合い近くで光弾が逸れ着弾が真横に遁された。ドームド・アウト。その大きく怪異な様体の男は云わば連続する磁気波動の盾を放射した。
   15行目 → 焦げた匂いを燻らせた。左手は腰のバックルに宛がい、ジャックは開いた右手で袈裟掛け弾倉のバックルを外し腰のベルトに装填した。
         対峙する動作は逸れず、所作の軌跡が糸を引いた。
   16行目 → ジャックのハイブリット誘導体の体表面を大小幾筋かの光の糸屑が這い、四散した。暗がりの中、光沢に魅せて流れた。

 「名前はリリー?まだ若いのに大役だ」口元を止め、リリーは表を上げた。ストローで少しデイカクテルを混ぜ、そのグラスを横に退けた。
男の名まメイトリック。仮名である。その店の奥の席である。リリーは初め店のガラス越しの席にいたが、
メイトリックが帰り際のリリーを店の者に頼み呼び止めてもらい、奥の席に来た。

 リリーは最近この店の常連となった。「その訳ありの仕事にどこのご令嬢が訳あってご用なわけなんだ?」
頼まれ事である。たっての頼み事としたいが、相手が悪かった。これが拒めない仲である。いい子なんだが評判が悪いときた。

 「硬そうに見えたけど・・」リリーがメイトリックの左腕を触っている。形を成さない左腕である。
いきなりだが、これでいい。「なんだか嘘みたいだけど、すぐに辞令が下るかもしれないよ・・」メイトリックの言葉にリリーは少し目を丸くした。

 「今、ここにいる」メイトリックは誰かと無線で話していた。
「連邦捜査局の者に知り合いがいる。その彼女からだ。いきなりの大きな山だそうだ・・」メイトリックは一度リリーから視線を外しグラスを口に運んだ。
この若い捜査官を退けたい理由を持つ者がいるらしいとか。「そんなことで?」メイトリックは一人呟いた。

 店の中、頭上で作動するその防犯用の目に、メイトリックの身なりが映っている。裾広の紺のズボンに同じ紺のタイトな肌着を付け、
上着に黒のハーフコートを羽織り、両腕を捲くっている。ブーツは甲の両開きする履きなれた物。

 




 
0462現実想起させ得る物ではありません。当然ですが、本当に・・(大阪府)
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2015/10/26(月) 03:38:14.42ID:T7rB1ngx
>>460 1行目 → 「・・・」快晴の下、ジャック・マクルードは砂塵を捲き上げ着地した。塵は風に漉されて乾いた土煙りを舞わせた。アリゾナ州フェニックス。西海岸から内陸寄り。
         やや西北にあるラスベガスの賑わいが作る街の帳の届かない平野部である。
         「地の底に潜む者たちか・・。こっちで何をしていた?」

 メイトリックは天井を一瞥した。二人は店を後にした。「あなた、噂の人ですって?」メイトリックは頷いた。「君だってそうだろ?聞いていたよ・・」
察しが良い。いずれにしろ、様子を見ていたのだろう。所詮は状況次第だった。リリーを離れた場所へ遣り、小型の視覚端末を与えた。
少し事を起すだけに過ぎない。どのみち長居はない。

 メイトリックは歩きながら袖の捲り上がった左腕の手首を握った。その左腕は蒼黒く濃く変色しその形をすでに別の突起物に変えていた。間近に曲り角がある。
「!?」曲り角に差しかかりその時に、リリーは目を見張った。道を横切る向かい側へ轟音が走った。メイトリックの左腕を煙り燻る影が巻いていた。
軸を支える一本の脚立が地面に瞬時に伸び、左腕から撃ち放たれた光の放射は待ち合わせた男が松明として持つ群青色の反射棒で跳ね返り、次に男が手に持つ同じ反射棒にも跳ね返り、
その取り巻きが囲む者に向かった。

 「リリー卒業おめでとうと言っている。直接聞きなよ」メイトリックは肩をすくめた。彼女たちの儀式である。
彼女たちの生い立ちには秘めた決め事があった。誰も立ち入ることのない昔からの遠い呼び声であった。

 「あれらは適当に機嫌が良いオレの取り巻きだ」袖はすでに下ろされている。メイトリックは歩き去りながら事の次第を背中で後にした。
狙われた男の頭頂は額が少し焼け髪が禿げ煙が事の次第を燻らせていた。

 どのみち長居はない。荒れ地に甘物は必要ない・・。



 

 
0463空想、昔のこと 今と関わりのないこと・・(大阪府)
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2015/10/26(月) 22:59:44.29ID:fY0TrEfW
>>460 10行目 → 
 奥歯に力が入る。闇夜で光子を集め額が光輪を纏う。その淡い光の前部甲殻器は光の縫い針を速射した。しなる首元に力が籠った。
夜の日常の傍らをオプティカル・バレーの光線が疾走った。
 「ッ!」ジャックは息を飲んだ。撃ち放った光線が弾かれた。相手は振り向きざま、飛来する光弾に向けて片方の手の平を向けた。
相手の間合い近くで光弾は逸れ着弾が真横に流れた。ジャックが光弾を放つ前に迷いなく、瞬間先に反射的にドーム・アウトした。
その怪異な巨躯の様体は云わば連続する磁気波動を放射した。両者が抑止する接触反響で側近く止められた車体や近くの街灯のガラスが弾け砕け灯がその音を無くした。
 「深き地に住まう輩(ともがら)だ・・」その様体は言った。片隅にある街の闇夜で、眩く淡い光子が散った。

>>461 → 5行目から8行目

>>460 18行目 → 「・・・」その新手の誘導体はジャックに斃され突っ伏した一体の模擬改造体を見た。
       「それを喰らうと眠りが安からではないな」ドーム・アウトし一瞬を盾にした。フレッド・マーカーは胸元で左手の四本の指を親指で擦った。

>>462 14 あたりから →メイトリックは歩きながら袖を捲った左腕の手首を握った。曲り角に近づいた。
        その左腕は蒼く濃く黒く変色し、銃口を持つ別の用途にその形を変えていた。
       「!?」リリーは目を見張った。道を横切り向かい側の進むその先へ轟音を噴き光の火柱が飛んだ。煙りがメイトリックの左腕を燻ゆり巻いていた。
       左腕から撃ち放たれた光の放射は角を受け持つ仕込みの反射器に当たり、その角度を変えて狙う対象へ向かった。
       
0464空想のお日柄もよく。現実を想起させません。(大阪府)
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2015/10/27(火) 02:28:06.89ID:rsiQ6pCm
>>460 7行目 → 籠った轟音が海面を盛り上げた。
>>463 6行目 → 互いが装備する衝撃が接触反響し側近くに止められている車体と近くの街灯のガラスが弾け砕けその光源の音を止めた。
   17行目 → その左腕は濃く蒼く黒く突端に銃口のある別の用途にその指先までを変えた。

 「何?」リリーはメイトリックがテーブルに置いた物が何か尋ねた。「君に」リリーを見た。「私に?口説いているの?」
リリーが箱をまんじりと見た。「まさか」メイトリックは微笑して小さく頭を振った。「連邦捜査当局にいる知り合いからだよ」
メイトリックに渡されたことに意味があった。

 「荒れた地にお互い甘物は必要ないよ。たとえそれが互いに間違いのない物だとしてもね」メイトリックはその特殊金属製の箱を取って揺すった。
メイトリックはその特集な誂えの箱を懐から出した。事前に何かを聞いていれば察しも付く。素顔に勘の良い表情を持っていると思えた。

 「卒業祝いだよ」秘めた決め事であるらしい。彼女たちの儀式なのかとメイトリックは思った。「他者が立ち入ることのない」旧い経緯を持つ呼び声だと思った。
「円筒の棒ね」照合の施しのあるリリーが触れて開く仕組みである。呼び声?おかしな例えだと思った。聞いた言葉なのか?自分で思った言葉なのか?
 
 取っ手の柄の上に藍の色調を濃くするガラスの柱を納めている。外形は発煙用具である。
「松明かな」過去からの遠い呼び声だと思った。メイトリックには分かっていることがある。「直接聞きなよ」メイトリックは肘を背凭れに掛け首を傾げた。
「ランプの明かりかしら?」メイトリックは表情を緩め小さく頭を振った。
0465部屋、喫茶店、どこか、(大阪府)
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2015/10/30(金) 00:31:15.59ID:T4ddMHLw
>>460 11行目  >>463 3行目 → オプティカル・バリー 
>>461 13行目  >>462 6行目 → メイトリー
>>463 13行目 → ・・ドーム・アウトし、一瞬を盾とした。マクルードを見据え、フレッド・マーカーは胸元で左手の指四本を親指で擦った。
>>464 2行目 →・・側近くに駐車中の車体と近くの街灯のガラスが弾け砕け、その光源の音を止めた。

 「!?」その虚無僧に似た男は脳裏で切迫する手前にいた。追った気配の主は林の先にいた。
羽織っていた小袖や帯と袈裟はサックにしまった。編笠を腕に抱え追った。
結局はそれが大数、彼にとっての常の成姿である。隠形に移行していた。
 「見えないがいる」人の形をしたその獣が言った。片膝を立て屈んでいた。「誰だ?」黙して動かず、オーガは胸の中で言った。
屹立して辺りの様子を見た。
 山での遭遇。樹木に人の意識を見た。眼前の生い茂る葉は相貌を持った。大数は木彫りの彫像を片手に握っていた。輪光を最尊の力に似せた物である。
怨力を無効にする力。世の皆苦などを救うべくの功徳などこの手にはない。大数は隠形の際に立った。ただ自らを護持すべく、そこから隠形術を導いた。
 「また会おう」その獣は呟いた。白昼夢の静寂が五感に接着する中、羽ばたく気配が突然耳元にやって来た。大数はその緊張を解いた。
晴れた空の向こうへいつか見た人の成る姿が飛んでいた。
 
 「!?」黒の化身は夜の空を見上げた。上空の月明かりが雲間を照らしている。咄嗟に物陰に着地した。急に気配は消せない。
変殻・甲被纏殻を解除した。その違和感の存在はおそらくまだその視線が向かう上空のどこかにいる。高層の間を旋回し何を探し飛んでいる。
望む物を待ちわびていた。

 研究部署の区画を確認した。隣接情報や周辺の事情を確認する必要がある。
「気のせいか・・」玄衝は廊下を歩いている。玄衝の影を明かす灯りはない。保安用の間接照明の弱光の他にビルの中は夜の静寂だけがある。
「ご同業様と言ったところか?」振り返りビルの外を見た。玄衝は目を瞑り肩越しに背中の柄を握り手の平を前に向けた。
「なんだこいつは・・」仮面の玄衝の心内に鬼に似た相貌が映った。
 

 

 
0466室内、空想、遊び・・(大阪府)
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2015/10/30(金) 04:03:54.88ID:T4ddMHLw
>>465 7行目 → 「!?」その虚無僧の出で立ちに似た男は胸の内で切迫する手前にあった。その気配の持ち主は編み笠から視線を送る林を抜けた所にあった。
18行目 → 額に片手を翳す晴れた空の中に、怪異なるもいつか見たその人の成る似姿が飛んでいた。
21行目 →変殻・甲被纏殻を解除した。妖鎧装着を解き仄かに意識粒子が漂い消えた。
        その違和感を与える存在はまだ漆黒の者の視線が向かう上空のどこかにいる。
        建物の上や周囲を、高層の間を旋回し飛んでいる。何かを探し待ちわびている。

 建物敷地内で警報音が鳴っている。「アハ。一人で来るなんて・・」おどけた言葉で待ち伏せした人間の頭上を跨いだ。「気が早いわ」
悪戯な言葉で警備車両のフロントに着地した。マキシレイはサイレンを蹴り上げ、続けて警備システムに連動したロボットの頭部視覚装置に膝蹴りを喰らわせた。
 「持って行きな」待機していた4機の無人機に分けて取り付けた。4機は上空へ消えた。「お前たちも行け」通りの角近くに控えていた囮の肩を手で叩いた。
躍動的な疾走で四方に駆けて行った。

 降り出した雨の中、インターチェンジを抜けて高速道路へ乗り上げた。自動追跡モードの表示を見ながら加速した。
激しく降りつのる雨足のためにあたりの視界は闇に与しつつった。車体を自動補助駆動システムに切り替えた。
アレックスの運転するシグマが受信する複数の追跡対象を各地点で待機しているシグマシリーズが追跡の受け渡しを待っていた。
上空の深い闇の中を逃れようとしてる無人機に手を焼いて事の難儀に気づくわけでもない。

 クリスはその店に入った。間に箱を抜けるように素通りするための店や建物を入れる。変わり身に対してはスキャナーを通すが、
身代わりならば手分けする。
 「ブラスターで護衛の付く特権のある人間・・」改造強化体にさらに仕込みのブラスターだと気づきクリスは難儀な気持ちを小さな溜息に混ぜた。
あるプログラムの用途に関して取り扱いで二国間と後に多国間の取り決めがあった。保留された事項があるだけでも適切で適当でない噂が立つ物である。




 


 

   
0467現実の出来事を想起させません。(当然だけど・・(大阪府)
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2015/11/01(日) 21:53:06.88ID:9qEhi+f6
>>444 13行目あたりから  >>446 → 
 ジョ・ートレスターはマーカスを真横に左の肩口を向け目尻に相手の気配を残した。有らぬ方へにじり膝を溜めた。
突然に擦り足の急峻な足運びで翻し足を送った。散発の足送りは間合いを消し気配を消した。
消えては現れるマーカスのスクラメーションは人を増やし厚みを増した。
>>455 8行目 → 
 左手で十字を切り九字を周囲に放ち、僅かな結界の綻びを探った。
一瞥で素早く見定め、左手指二本を掲げ差し印を結び、右手拳を突き出した。
「っ!」面前のその澱みに向けて呼気の一閃、小さな気の火筒(ほづつ)を向けた。
小袖の羽織物や帯袈裟や草鞋をサックに収め、編み笠を腕に抱え、常の成り姿でその瘴気の澱みを追った。隠形踏破で駆けた。

>>465 18行目(>>466 3行目) →
額に翳す晴れた空の中に、いつか見た人の成り姿、その似姿が飛んでいた。大数は解けたスニーカーの靴紐を結び直した。
   26行目 →
「気のせいか・・」玄衝は区画に添う通路を歩いている。玄衝の影を明かす灯はない。
29行目 →
「呼んだ覚えはない。大層だな」仮面の玄衝の心内に鬼の相貌が映った。「酔狂な幻」そのいつか見た怪異なる物は街の灯りの上を飛んでいた。

>>466 1行目 →  
 「!?」その虚無僧の出で立ちを模した男、大数は胸の内で切迫する手前にあった。
その気配を持つ者は編み笠から覗く大数の視線の向かう先、雑木を抜けた開けた所にいた。

>>466 11行目 →
・・4機は上空へ消えた。「お前たちも行きな」警備区域を逃れマキシレシは近づく囮に合図を送信した。「散りな」街の角で影となり潜む囮に指示を出した。
瞬時に送信は近傍街区の各地点へ計り通り散った。

   17行目 →
アレックスの運転するシグマが受信する複数の対象の追跡を待機するもう一台のシグマに受け渡した。
0468一旦、早めに報告こちらは(関知していない者ですが、指示とのこと(大阪府)
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2015/11/02(月) 12:35:41.97ID:NqwwJ1uc
「潰すからや」「何か潰れたの?」何か番組のことでありましょうか?誰が原因で、何が原因でその何か番組らしきものが潰れたの?

‘都合よく’潰れたのですか?【質問】‘この世の中で’‘何をどう何と結び付けてこじつけて、何を関係がない出来事、現象である’とされているのでありましょうか?

あくまで例えばですけど、まさか、例えば、ネットの書き込みのことを都合よく、妄想的に、それは自分たちのことを示していると、書き込み内容に逆恨みやお門違いの‘ストーカー行使’を
してくる‘勢力’が 介在してきていると? 

初めに何か嫌がらせや‘挑発行為・’行使をして、手を付けたのは誰? ここで、‘盗聴盗撮のインフラ’に常駐している人間が、

自身が‘ストーカー’になって、社会勉強できているのかな?‘2012年の森口論文捏造事件’や‘テラトーマ問題’で社会勉強できていなかったの?

‘人の死’で勉強できていなかったの? このように‘聞け’との指示です。
ここで、こちらに‘盗聴盗撮のインフラ’を行使して張り付いて来ている人間たちは、20年後今度誰に張り付いているの?映画情報や、芸能情報を貰って。挙句他人の個人情報まで探って・・。
0469一旦、早めに報告(大阪府)
垢版 |
2015/11/02(月) 12:41:57.27ID:NqwwJ1uc
こちらの部屋の掃除しないと、どこかのこちらに関わりのない人間たちに絡まれて、‘盗聴盗撮のインフラ’を行使されて、ストーカたちの生殖分泌液まみれにされた。同じことをされたか、地域や他の人たちにも聞くようにと指示・・。
 こういうの好きだろ? ただの、不手際やよからぬことのなすりつけの連続だっただけでは? 何かの工作に、入り込まれているのでは?
他の人たちは、この‘騒動’に初めから起こっているみたいでしたけど・・なんで、いつまでも、‘このようなことを?’とのこと・・。
0470一旦、早めに報告(大阪府)
垢版 |
2015/11/02(月) 12:44:46.96ID:NqwwJ1uc
↑知らずに、このようなけしかけ、脅し動員に使われて、早くから噂されて、いたらしいので、本当か分かりませんが、
福祉関係を‘ストーカ’動員してき、常駐されて、覗かせまくって、何か同じフレーズばかりを言わせていたらしいとか・・

悪質さがちょっとないかもしれないですって。本当にこの国の大方の人たちが取りうる態度・姿勢か調べないでいいのか?ですって・・。
0471【恨み忘れるわけ無いから書いてけ発散】スレから(大阪府)
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2015/11/02(月) 18:38:07.64ID:CwkNh/+w
ちくり裏事情板‘【恨み】忘れるわけ無いから書いてけ発散【辛み】 スレから

「だからいじめたくなるねん?」「良く考えてみ?」← これ病理的になっていたらしいですよ?‘他の人’より。他の人たちもですって。
こちら関知していませんから、意味が分かりかねますが、他の人たちからのご懸念憂慮らしいとか・・それと、

 出先に来られる人たちって、結局どうされるの?そんなこと言ったって、どのような社会的な勢力の人たちか?とか今までもそのような話でていたでしょ?以下

ちくり裏事情板‘でんでん虫’スレから、 ここで説明しておりますから、そちらをご参照
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