ピンク映画総合[【ロマンポルノも歓迎】
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
>>806
時間のやりくりは可能なようだから、普段はフリーターしてるのかな。 しかし、考えてみたら、「普段はフリーターしてる」としたら、20年前と同じだな。 女池もそうだけど、松岡邦彦ってどうしてるんだろう。。。
この人も福間健二作品の助監督やったことあるんだよね。 >>809
松岡さんは去年一本撮りましたよ、エクセスで >>810 一本きりですからね。。。やっぱ助監督かフリーターなんですかねえ。
工藤雅典もエクセスHPのインタビュー書いてるけど、撮れてないですし。。。 >>811
オーピーに信用ないと厳しいみたいですね。
荒木太郎も嫁さんのヒモになるんすかね。 言葉の暴力女王でなおかつ
元AV女優に占ってもらいたいか? 秋山道男が亡くなったのか。個人的には若松プロの中で一番嫌いな人間だったけど、(悪気のない万引き自慢とかマジでムカついた)ゆけゆけ二度目の処女の怪演は忘れられん。
無印良品の商品も良く愛用している。
ご冥福をお祈り致します >>816
検索したら本当だった。いま知った。
俺は「ゆけゆけ」と同じくらいに、「新宿マッド」での秋山が印象深い。
1シーンだけの出演だったけど。
もっと若松作品に出演して、30代以降は「美少女を監禁してレイプする変態男役」も演じてもらいたかった。 来月公開される「止められるか、俺たちを」のファーストカットに出てくるのが秋山道男(オバケ)なのも何かの偶然なのかも知れん。作中でもほぼ準主役みたいな位置づけだから初日舞台挨拶では監督一同黙祷するだろうな。
>>817
ワンシーンだろ?何処に出てたか全く覚えてない チェッカーズ世代だから初期のビジュアルプロデューサーのイメージ 秋山道男と言えば、大昔に西友で販売していた「熱中なんでもブック」(だったっけ)の首謀者。
林真理子を発掘した人。スレ違い失礼。 (別件だけど)新潮45休刊にちょっとだけ溜飲が下がる夜長月 的場ちせ(浜野佐知)『人妻や・り・ま・ん旅行 うずく肉体』
○自分の都合でレイプまがいのセックスを強要する夫(柳東史)を見限って、女友達(鏡麗子)と
「 や り ま ん ツ ア ー 」に出発する人妻(ゆき)の話。シンプルイズベスト。
浜野佐知、 こ れ ぞ 原 点 の 味 。
●超久々のゆき様。気が強そうでクールな感じ。でも、柳東史には情感がこもって非を訴える。
ああ^〜、たまらねえぜ。長宗我部蓉子と並ぶ、この時期を代表するシャープでソリッドな
女優さんだと思う。考えてみれば、サトウトシキ&小林政広の『青空』は映画としては面白い
けど、ゆき様を贅沢に使いすぎた。そこは(『青空』の)減点材料。
○サードの女探偵もどきは、浜野作品の同志(ミューズ)・風間今日子。イエローキャブ系という
か、姉御肌な雰囲気が映画にぴったり。
●男優陣のほとんどを担うのが柳東史。オーバーアクト気味の演技がわりとフィットしていて、
実力を窺わせる。
○本来なら次にセックスカウンセラー・なかみつせいじ、セックスボランティア(笑)・平川直大を
評するべきなのだが、上映中に上映が停止して、演技のかなりの部分がdでしまった。
それでも面白く観られるというのは浜野作品が娯楽映画監督として力量がある証拠だと思う。
●平川の前でのゆき様のオナニーに象徴されるように、エクセス、オーピーに較べて、新東宝の
的場=浜野作品はわりとイデオロギッシュな感じがするのだが、それでも説教臭さはほとんど
無く、限りなく「セックスの羅列」に近くても(その上作り手の与り知れぬハプニングが起きても)
面白く観られるのはスゴイ。 「止められるか、俺たちを」に、浜野佐知は出てくるのかな。
浜野は若松の死去の際にはダンマリだった? >>824
>>747で俺が書いた書き込みを読んでくれ。だが、敢えて答えを言うならば出てこない。作中で登場する女性は主人公の吉積めぐみと荒井晴彦の彼女と二人だけ。
更にネタバレを言おうか。
作品の中盤で福間健二と高間賢治が登場するんだが、なんと吉積めぐみと高間賢治が恋人になってたw 更に物語が進むと、吉積めぐみは彼の子供を身ごもり妊娠した。俺はてっきり脚本を書いた井上淳一の創作だと思っていたら、なんと事実で今回の映画で高間賢治自身が初めて告白した新事実だったのには正直驚いたわ 松岡邦彦『中川准教授の淫びな日々』※ネタバレあり
❀ストーリーはウィキぺディアにあるので省略w
✾平沢里菜子が素晴らしい! 悪魔的な美しさ(誉め言葉)。華奢な身体だけど、目力があって
まさしくファム・ファタールに相応しい感じ。非日常的な存在感といったものがあると思う。
(逆に関根和美『兄嫁の谷間 敏感色っぽい』は、良い意味で日常的な感じになってる)
☀藍山みなみは存在感が一歩及ばずだが、林由美香の妹といった感じ。平沢が美しいとすれば、
藍山みなみは「可愛い」。でも、観客に媚びてない感じ。
☾この頃は出ずっぱりだったと思う酒井あずさも上品な熟女/人妻という役に自然にハマってて
(・∀・)イイ! ゆえにこそ、伊庭圭介に犯されて出奔しちゃうのはポルノとしてもったいなさすぎるw
☂那波隆史はこの話の震源である大学教授。後半はともかく、冒頭の授業シーンがちょっと…。
無理を承知で言えば、大杉漣ならもっと自然体でできたと思う(怖いおぢさんも怖がるおじさんも
自然な演技でできる人でした。合掌)
☃この話、実はちょっと疵があって、要は那波と平沢里菜子が本当に親子なのか確認が取れて
いない。
つまり、エリート教授がしでかした事を 赤 の 他 人 の 平 沢 里 菜 子 が ど こ か で 聞 き つ け て、
何 ら か の 形 で 教 授 の ( 不 義 の ) 娘 に な り す ま し た 可 能 性 も あ る と いう事なのだが、
(世志男が象徴するように、彼女がヤバい世界に足を踏み入れてる可能性大)
その辺は最後までとくに描かれない(小林悟みたい)。しかし、そういう話のヒビが、いわばこっちに
深読みさせて背筋を凍らせてくれる効果もあって、そこが面白かったりする。
☀教室、教授室、校庭…と大学の風景をバンバン出てきて大学時代が懐かしいぜ(´;ω;`) 面白くも
ない時代だったけど。 ゆきさんは、プロダクションが良くなくて辞めてしまわれた。残念至極。 >>828-829
ゆき=横浜ゆきはこの時期、結構いろんな作品に出てたんで、岸加奈子や工藤翔子のセンまで
行けそうとも思ったんですけど。。。残念です。 >>829
そんな理由とは。
勿体無いですね。
ピンクでは脇役も多いんですね。
浜野さんのやつは良かった。
榎本敏郎のナースのやつも。 城定の恋の豚、上野オークラ・光音座で10月5日公開。
地元だと早くて11月ぐらいか。年内には観られそう。
清水大敬新作、(お正月の新作見逃してしもうた)関根和美新作も期待。 >止められるか、俺たちを
観ていない(観る気もない)映画に言及するのも気が引けるが、個人的にはちょっと
醒めてしまう部分があって、、
「昔の若松プロが梁山泊だった」とはいっても、所詮は集まってるのは「東京の坊っちゃん嬢ちゃん」
が殆どだったわけで、、坊っちゃん嬢ちゃんは言い過ぎでも殆どは首都圏に実家があって
いざとなれば帰れる人たちだし、、
荒井晴彦も結構なトシまで実家に住んでたらしいし、福間健二も結局は院進して都立大の
教授だもんな、、北野武だってその気になれば足立区の実家に帰れた(武が実家に帰った
事があるかは知らないが)
この映画も結局は主人公の女の子は死んじゃうらしいし(実際のモデルの子も死んでる
らしいが)、意外とビターな味わいではあるらしいが、、、
田舎から裸一貫で出てきて成り上がった若松孝二がそういう都会の坊っちゃん嬢ちゃんを
コキ使って映画作りに邁進するアイロニー、そしてそこに集まってくる東京の坊っちゃん
嬢ちゃんたちの貧乏無頼気取りの儚い青春、、
そういう部分まで描かれていることを望む(、、まあ自分はたぶん観ないけど、、)
、、まあ映画も文学も芝居も美術も音楽も研究者も実際には坊っちゃん嬢ちゃん多いもんな(そんなに
裕福ではなくても実家という「インフラ」はある人が多かった)
この辺の「青春」はノスタルジックに甘く語られがちだが、手品にはタネがある。
結局は殆どは実家をアテにしていたのである(実家住まいだったり、いざとなれば実家に
送金してもらえたり、、) そんなに美人でもないんだけど(整った顔立ちではある)それがかえって生々しくてい
よかったわ横浜ゆきさん
スタイルも綺麗だし >>833
滝田洋二郎はたしか実家が酒屋(造り酒屋?)だし、小林悟は松本・浅間温泉の老舗旅館の次男坊
だったはず。金持ちと言えるかどうか分からんけど、経済的には不自由しない環境ではあります。 >>833
たけしは出てくるの?
たけしは、ガイラとは親友みたいだけど(いまでも「ガイラ」と呼び捨てにしている)、
若松とは顔見知りという程度だったんでしょ。 今回の富田林市の逃亡犯逮捕のニュースを聴き、すぐ脳裏に若松孝二の「17歳の風景」が浮かんだ。この犯人も逃亡用に自転車を使用していた。中村幻児が監督した「kamome」でも主人公の福田和子自転車での逃亡シーンが印象に残っている。逃亡犯と自転車は非常に相性が良いようだ 関根和美『愛人生活 きみとなら…』※ネタバレあり
♦プロ市民ならぬプロ愛人(きみと歩実)とホスト(山本宗助)の不器用な愛を描く。
♢きみと歩実は演技はあまり問題無し。リアリティありすぎの社長(なかみつせいじ)があてがった
高級マンションに居住。すると、彼女のもとに尾羽打ち枯らした元パトロン(竹本泰志)が。会社
潰して起死回生の投資話にもコケた竹本から、ヒロインは計算深く逃避した模様。元パトロンの
500要求に100を即金(!)で応えるのはいいとしても、身体まで許しちゃうのは計算深くない気
が。。。(^^; それにしてもドッグスタイル(死語)で身の上話は止めてほしい(苦笑)。
♦もう一人の主人公は山本宗助。湾岸で国会議員(明星もとか)の夫人からもらった高級外車を
一か月前にカーチェイスでお釈迦にしたらしい(←ピーポくん何やってんだ)。そんなナンバー
ワンホステスだが、彼には両親の決めた許嫁(!)の彼女(優梨まいな)がいた。。。
♢新春作品を逃した事もあって(すいません)、久しぶりの関根作品。とくに期待もせずに観たら、
これが何気に面白かった(´∀`) 新鮮味はあまり無いし、ツッコミどころや恒例の親父ギャグも
炸裂してるけど、いわば世間の日陰の道を歩む二人の青春・恋愛映画としてなかなか悪くない
出来。廣木驤黷フ監督デビュー作『性虐! 女を暴く』の脚本を担当していたし、関根監督はこ
ういうのが得意なのだろうと思う。話の終盤に語られる、ピンク映画ではあまり見られない―浜
野佐知や新田栄にはない―実にクールな諦観が語られるのもいい。
♦(来年以降もあるとすれば)オーピーフェスタに出していい位の出来。
♢書き忘れたけど、上京したてのヒロインをATMにする柳東史もなかなかいいぞ。 これのきみと歩実よかったよなぁ
肉体販売あたりからほんとよくなってる >>834
先日「白衣絶頂 夜の天使たち」
見たけど、横浜ゆきさんはシーンによって印象が違うけど、美人だと思うわ。プーになった川瀬陽太と街で出会った時のが綺麗だと思う。 前半は目立たないんだよね。ホテルのくだりから良くなる
最後の取り調べの喋りは拙いんだけどあれはあれで良い >>843
変に芝居上手なのよりより不思議ちゃんっぽくて良いと思った。 >>844
芝居を張ると、却って嘘っぽくなりますね。あの供述自体がふわふわして丁度いい 『セーラー服百合族2』のDVDを買った。第1作のタイトルが長らく『制服百合族』だったが、今回、ようやく元に戻った。何か規定が変わったのかしら? 小林悟『黄昏のナルシー』(ゲイポルノ)
▽小林悟のピンク映画二本のうちの一本。そして、大蔵映画のゲイポルノの第一弾でもあるらしい。
▼沢まどか演じる芸術系学生晴彦とバイオリニスト・慎吾(香川翔)の悲恋。晴彦には兄貴のように
振る舞うおかまパブのママ・真田がおり、一方、慎吾の方には彼女(名前失念)がいて…
▽王道のメロドラマだが、どうにも演出がグダグダw 小林悟にありがちな難解な領域に突っ込
んではいないしストーリーも分かり易いのだが、画面はかなり暗く、テンポもたるい。濡れ場も
やたら長め。「テンポが良ければインポじゃない」という名言を残した巨匠らしくない仕上がり。
逆に言えば、まさに小林悟映画のストロングスタイルの気もするけど(^^;
▼紅一点とはいえ、女優が出てきてそれなりに濡れ場もある。観客へのサービスと見るか、製作
サイドのゲイポルノへの戸惑いと見るかは微妙なところ。
▽主演・沢まどかは歌手としても活動していたらしく、主題歌「知りもしないのに」を熱唱。メジャー
のキングレコードからシングルレコードも出ている模様。 とても簡単なPCさえあれば幸せ小金持ちになれるノウハウ
少しでも多くの方の役に立ちたいです
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
06I 切通さん編集の
「シネマみれ」って雑誌で
ひまわりDAYSの脚本が掲載されるようです 小川欽也『熟女の誘惑 入れ食いの宿』
◆白木優子最高!な一本。ポニーテール姿の白木優子がたまらない('д`;) ちょび髭に
メガネでまるで蛍雪次郎みたいななかみつせいじの社長にちょっぴり嫉妬w 秘書の白木
優子と一緒に出張先の伊豆高原・花宴でで混浴&同室、挙げ句の果てに(白木優子が
嫌がってるのに)とうとう同衾w それってガチのセクハrΣ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノ
まさにうらやまけしからん。
◇セカンドで明後日の方向に暴走する福咲れんも(・∀・)イイ! 大雨で櫻井拓也の部屋に駆け込
んで「(雨に濡れたから)ブラジャー脱がせて!」うーっご都合主義なんて(・A・)イワナイ! オレもこ
ういう事言われる男になりたいw で彼女は後半で暴走するのだが、どう暴走するかは観ての
お楽しみ。そういう事するのが愛じゃなくて打算というのがスゴイ。おっぱいもスゴイ。
◆サードの原美織はなかみつ社長の令嬢。やや影が薄く、福咲れんとのマウンティング
じみたケータイのやり取りぐらいしか印象に残らないのが残念。でも白木優子と福咲れんで
大満足であります。
◇櫻井拓也大活躍。エリートリーマンにして両手に花以上。うお〜裏山鹿根ェ。。。饅頭でビー
ル飲む人をはじめて観たけどw
◆ほんわかとしたピンク恒例の温泉旅行映画ではじまり、意外とサスペンスフルに展開して、
ラストは大蔵映画らしい良心的かつコンサバティブなエンドで終わる。やっぱ大御所と思って
侮ったらいけない底力のある一本でした。 >>850
「人生はどのみち苦労するように出来ている」でジュワっと来ちゃうな 小川欣也、去年のがまるで遺作みたいな作りだったから焦ったけどご健在で安心したわ
高原監督がピンク映画は絡みを入れておけば何をやってもいいから云々ってツイートしてたけど
俺はそういうの好きじゃないな
OPフェスのとかでもそういうニュアンスのツイートたまにあるけど
なんか勘違いしてんじゃねーの?って思う
俺は小川欣也みたいなのがいい >>853
浜野佐知がスゴイと思うのは、自分の主義主張を剥き出しにするんじゃなくて、
きっちりと商品価値のあるピンク映画を作り上げて、その中にテーマを入れてる
事ですね(ゆえに、多分、浜野佐知の考えと相反するような作品も散見される)。
濡れ場をただ入れときゃいいというルーチンにしていない。
ちゃんと濡れ場が意味を持つ、濡れ場が無いと成り立たない映画になってる。
(ゆえにR-15にしちゃったら面白味が無くなってしまう!)
そこがスゴイんですね。 僕も高原監督のツイは気になりました。もっとも今の大蔵の体質がそうなってきてるから、致し方ないかも。
浜野さんはそれもあってパージされたんでしょ。
一方で荒木太郎もパージするわけで、要は会社次第、舞台挨拶で人呼べるかどうか いまだにフィルム上映のみで営業してるピンク映画館てあるの? >>855
今年の新人だと『マジカルセックス』が一番「ピンクらしいピンク」映画で正直面白かったです。
まあ、ナベツグさんに似てる所はあります(でもナベツグさんはもっと分かり易くストレートに
女優を立てると思うし、良い意味でもっとキッチュ)けど、ピンク映画というものをきちっと研究
した上で作ってる感じでなかなか良かった。あとの二つはちょっとダメでした。
もっとも、マジカルセックスの監督も二作目があるかどうか分かりませんが。。。
今回の小川作品はまさに古き良きピンク映画ですw 自分が今まで観てきた小川作品でもか
なり面白い方です。大御所ながらフィルムハウス製作のエクセス作品みたいな味わいもある。
だけど、ラストは良くも悪くも「大蔵映画」w 「健全保守」ピンクw
恐らく大御所路線はもう補充が無いと思うから、こういう作品は貴重です。 >>857
一番可愛い子が脱がないのと
絡みにエンドロールがかぶるの以外はよかったな
絡みにエンドロールがかぶる映画はどうも好きじゃないんだ
結局本編でうまく消化できなかったから仕方なく付け加えてるだけかって思えちゃって
あれは物語の必然的にそうなってるからまだ許せる範囲ではあるけど
個人的にはここ最近はずっと加藤義一監督がよくて
「肉体販売 濡れて飲む」とか「親父が愛した男たち」なんか好きです >>858
肉体販売、ぼくも面白かったです。ある意味、大御所路線を踏襲した感じで、
その中に久須美欽一と和田光沙のあの仕掛けが作ってあってビックリしました。
親父が愛した男たちも、初っ端に出てくる森羅万象がリアルというか、成人館
通ってる身としては結構生々しい感じでw ラストのカラミは蛇足な感じもし
たけど、そこ以外は全体的に良く作ってありました。主人公が二番目の恋人に
抱かれる時のくだりなんかも結構繊細な感じがしましたし。
加藤義一はたしか新田栄が面白くてピンクに入った人なんで、大御所路線にも
果敢に挑戦して欲しいです。もう若手というよりは中堅に差し掛かってるけど。 昨夜、伊集院光深夜の馬鹿力聴いてたら伊集院がまさかの上野オークラ劇場について熱心に語ってて驚いたw
内容を詳しく知りたい奴は、radikoで一週間以内なら無料で聴けるから是非聴いてみろ 大杉漣って北沢幸雄や市村譲の作品にも出てたのか。そりは知らんかった。 小川欽也新作再見したけど、櫻井拓也が食ってたのは饅頭じゃなくて温泉卵でしたw
訂正してお詫びします。 >>860
朝のラジオで気軽にスタンプ押せる所募集って言ってたから
オークラ投稿しようと思ってたけど、仕事始まる所だったし
場所がアレなので躊躇したが、見つけたんだね。
顔出し看板の話しもしたそうだが。 シネロマン池袋で「実録エロ事師たち巡業花電車」観たけどおもしろかったなぁ 渡邉元嗣『美乳夜曲 乱れる白肌』
☆ケイチャン、本多菊次郎、小滝正大の三人組が実質的な主演という、ヒロインがメインとなる事が
多い渡邉作品としては異色な作品。
★久しぶりの本多菊次郎が嬉しい。(若い頃の)久保新二っぽく見える。筋肉マニアという、何となく
山崎邦典作品みたいなキャラクター。ケイチャン、小滝はいかにも…といった感じ(苦笑)。
☆一方、ヒロインの如月るいは印象がやや弱い。(物語上しょうがないとはいえ)ちょっと大人しい。
そもそも物語自体が薄味で大人しいのが残念。
★とはいえ、若き日の本多や小滝がケイチャンの家に居候する所は、まさしく渡邉元嗣ワールドw 清水大敬『パンチラ病院 お父さん大興奮!』
☆超シンプルなタイトルながらちゃんと内容も言い得てるw
★こんな会社/仕事人間なんてご免だ! ニートの方がまだマシじゃないか! と言いたく
なるほどの、まさに字面通りの「社畜」といったなかみつせいじ。会社の社長に命じられて
お古の社長秘書(成宮いろは)と強制結婚――クメールルージュかよw――鼻くそ程度の
愛も無い夫婦生活。そんななかみつを後輩社員・海空花と義理の娘・水谷あおいだけが
心配していた…
☆舞台挨拶で清水監督が評価していらっしゃったようだが、海空花は色々、なかなか悪くない。
濃い目の童顔で、(アニメ声と対照的な)わりと力強い声が印象に残る。演技なのか、地金
なのか、それは分からないけれども、パワフルな清水作品にはピッタリな雰囲気。願わくば
これからも出演し続けて欲しい。
★憎まれ役とはいえ、、なかみつの女房役である成宮いろはも結構色っぽい。高慢な女房と
謎の従順な警備員役の二役を器用にこなしている。ただ、女房役の時のいかにもな色眼鏡
はいらんと思う(^^;
☆そして清水作品の絶対悪・鮫島は、監督本人が好演。セクハラパワハラマウンティング
何でもありの悪徳社長。あまりの凄さにいやー、こんな会社絶対就職したくない(誉め言葉)
★話は、瀬々敬久×哀川翔の幻の傑作OV『超極道』に少し似てる。なかみつと哀川の立ち位置
なんかが。ただ、清水作品の方はより娯楽映画の基本に則って難解な方に行かず、ポルノ映画
としてがっちり成り立たせ上で東映任侠映画のようにきっちりフラストレーションを爆発させてく
れるのが嬉しい。 光石富士朗『倉沢まりや 本番羞恥心』
○葉月蛍、岸加奈子、伊藤猛、小林節彦…と90年代に国映で活躍していた面々が勢ぞろいの作品。
とはいってもここはエクセスなので、お話はエロに集中している。
●岸加奈子と伊藤猛のセックスフレンドぶりが素晴らしい! 伊藤猛の関西弁での拙い言葉責めにエロ
ばかりでなく愛をも感じてしまうw セックスの後、高架下っぽい所での二人の会話が何ともいえずいい
雰囲気。黄色いシャツの若い伊藤猛も実にいい。
○ある意味、話の比重の大部分は岸加奈子の存在感が占めているといってもいい位。
身体もいいけど(苦笑)、このキャラクターが実にいいんだな。ご都合主義? いや、そんな事言わ
せない強度がこの映画にはある。
●一方、葉月蛍はほぼ濡れ場要員。ピンポイントでの登場なのだが、無駄に使ってはいない。葉月蛍の
持つ「親戚のお姉さん」みたいな感じがバッチリ出ていて実にグー。ワンシーンだけなのが残念。
○岸、葉月と脇はベテランが固めるだけにヒロインの倉沢まりやがやはり弱い。美人過ぎてかえって
印象が薄くなっているようにも思う。が、しかし、話の後半になってインパクトが強まってくる。ライターの
灯に煽られた倉沢まりやの顔がたまんなく色っぽい。要は浜野佐知的展開というわけだが、お嬢様風に
見えてアグレッシブになった方が光ってくる。彼女の前で前半はオラついていた三瀬雅弘がヘタレに
なってしまうのも良い。
●しかし、一番この映画で凄いのは、岸加奈子が伊藤猛に目隠しさせて「私をユリエ(倉沢の役名)と思って
抱いて」うおーっ、これはすごい。岸加奈子の包容力に驚かされるばかり。こんな事言ってくれる人なんて
そうはいないだろ。。。
○団地の公園の草叢が話の重要な舞台となるのだが、この草叢がまさに「藪の中」といった様相でスゴイ。
蚊もバンバンいそうだけど(←余計な事書くな)。要は夜中に絶好の青姦場所になってるわけだが、
エクセス流の濡れ場フル照明のお陰でかえってその迫力を感じさせられる。もちろん、岸加奈子や倉沢
まりやの濡れ場だってバッチリだw エクセス流濡れ場フル照明の本領発揮。 わたなべもとつぐ『若妻未亡人 喪服けいれん』
●若くして未亡人となったヒロインが、区切りを付けるべく焼却処分しようとした
亡き夫(遺影は監督の若い頃か?)の遺品から赤裸々な女性関係を記した日記を見
つけ出してしまう。真相を知らなければ亡夫を忘れられないと思ったヒロインは、
日記を手掛かりに不倫相手を見つけ出そうとするが。。。
○1990年の渡邊元嗣のエクセス仕事。ロケ地は例の千葉県・南酒々井の一軒家。新東
宝で見慣れた光景であまりエクセスっぽくないが、濡れ場に始まり濡れ場に終わる
という当時のエクセスのルールは遵守されている。
●ヒロイン・萩原恵は巨乳だけどそれ以外は至って普通な感じ。顔に吹き出物があり
ちょっと残念。ただし、演技はそれほど悪くない。少し切迫感のあるモノローグも
プラスになっていると思う。
○しかし、本音を言えば、やはりヒロインは二番手の一の瀬まみの方が良かったも。
柴咲コウ系の強いルックスが、今回のような物語のヒロインにマッチする気がする
んだけど。
●三番手は石川恵美。ルックスはマアマアなのだが、ヒロインと夫(芳田正浩)が
致した所に登場するシーンがすごい! 今回の作品はシリアス系であり、地味な
展開なのだが、正直、渡邉作品はこれ位ハジケてくれた方が面白い。
○オチが反則スレスレでいささかキツイ(^^; 渡邊元嗣『痴漢電車 しのび指は夢気分』
ナベツグお得意のライトなコメディ。ややお堅いメガネっ娘()といった姉とえらく軽い感じ(失礼)
の妹が繰り広げる青春ドタバタもの(少しだけピカレスク風)。
ヒロインの夏井亜美、セカンドの早川瀬里奈、サードの朝倉まりあと女優は盤石で文句なし。
役柄ゆえにプライドが高くて実が伴わない早川瀬里奈の方(大根のPR仕事はワロタ)が目立
つのだが、夏井亜美がメガネを使って魅力を終盤まで封印している。メガネを取ると…すごい
美人である。まるで西原理恵子みたいなんだな。やはりメガネは個性を頃してしまうな。
朝倉まりあは、姉妹に詐欺をしかけるグループのリーダー的存在。やっぱり巨乳の存在感が
スゴイのだが、演技も悪くない。若いイヤミといった様相の吉岡睦雄(久しぶりに見た)が籠絡
するのもうなずける。欲を言えばもうちょっと出て欲しかった。
ある意味、胡散臭さ炸裂の吉岡睦雄と、いかにもプライド高めといった(失礼)早川瀬里奈の
演技合戦が面白い。その一方で、地味な夏井亜美には、いかにもオタク風といった様相の
真田幹也が接近してくる。ベタとはいえ、吉岡と真田の対比もいい感じである。
久しぶりに観た、ナベツグ作品らしい渡邊元嗣作品。良い意味で女優を引き立てる事に力を
注いでいて(これ以上注力したら女優を減らすか、ライトだけど緻密なストーリーを放棄する
かしか無いだろうな。脚本はナベツグの盟友・山崎浩治)、キッチュでチープな効果音使用や
恒例の顔見せエンディングも心地よい。
早川瀬里奈と吉岡睦雄に本当に人生を台無しにされた中野貴雄が(';ω;`)カワイソス 高原秀和『トーキョー情歌 ふるえる乳首』
「上手く行かないのが人生。でも私は上手く行きたい!!」←そうだよ(便乗)
前作はピンク映画としてそつがない気がして――どうしても国映時代と比較してしまう――
かえって面白くなかった。ゆえに今回はあんまり期待せずに観に行った。
ヒロイン榎本美咲が黄色い声で叫ぶロックンロール! 現代的な、低体温そうな吉田憲明
が熱く語る「オレは夏が好きなんだよ!」
聴いてる観客のこっちの方が こ っ ぱ ず か し い (苦笑)。
しかし、観ているうちにどんどん監督のエモーションがこっちに乗り移ってきて、
うわあ、こっちまで身体が熱くなってくる。ベタを通り越して発熱して炎が出てくるよう。
こっぱずかしいベタなセリフが次第に熱を帯びてくる感じか。なんなんだこれは。
初期の清水大敬監督作品とか、中島丈博作品とか、ああいうのを観た時の感じでもある。
ストーリーが熱を帯びてる。いや、スランプっぽい女流官能作家と、中年をかなり過ぎて
自分の限界に気づいたロッカーがクロスオーバーする単純なストーリーなんだけど。
欲を言えば、現実的にもっとエポックな事件が起きて欲しいんだけどw(比較すると、『蒼井
そら 先生、あたしを抱いて』みたいなキツイトラブルはない) 、
ついでに言うとヒロインの官能小説に対する認識もあまり受け入れ難いものだけど
(お情けで書くな。ついでに言うと、官 能 小 説 は 妄 想 の 産 物 である。
結城彩雨がすごいのは、お下劣な妄想をお下劣な妄想のままドサッと描いてしまう事だ)、
監督の描き出す物語の熱量に圧倒されてしまう。すごい。これは本当にすごい。
それこそ、高原監督に『止められるか、俺たちを』を監督して欲しかったと思わずには
いられない位である。
セカンドでヒロインと同業者の栗林里莉がストレートのワンレンで美人。 オーピーで工藤雅典新作かよ。
工藤監督の新作観られるのはもちろん嬉しいけど、
エクセスじゃないというのは複雑な気分。 山崎邦紀『変態穴覗き 草むらを嗅げ』
AVの脚本(本当にあるのか?)で糊口を凌いでいる作家(荒木太郎)のお話。
作家の妻(香咲美央)は元人気AV女優。結婚を機にAVの世界から足を洗った(洗わせた)。
荒木は趣味と実益を兼ねた野草の採取が趣味。採れた野草は天ぷらにして食う。山崎作品
らしくこの辺りは実に素晴らしく撮ってある。アロハとウクレレが似合うAV男優(平川直大)に
対して、雑草にも名前があると力説する荒木。一方で脚本を提供したAV監督・吉岡睦雄(役に
ハマり杉)を三流とこき下ろす。確固たる自分の世界を持ちつも、ままならない現実と経済力に
背を向けた生活。山崎作品には結構出ている荒木だが、こういう役をやるとピッタリとはまるw
風間今日子はベテランAV女優。あの声とボンデージ姿がたまらない。香咲と平川がセッ
クス中に背後からボンデージ姿で鞭を打つというトンチキな設定。鞭が痛すぎるという平川の
抗議に対して、風間は本音をバンバンぶつけて白熱のケンカ。このヒトは本物のプロフェッ
ショナルという感じがする。大分前とはいえ、ピンクを引退してしまったのがさびしい。残念。
里見瑤子は何故か牛さんの着ぐるみを着たメイク係。牛さんの恰好でも、目力がパンパない(^^;
荒木とは当初から険悪なムードなのだが、ギリシャ神話を取り上げながらも結局は自分の世界の
構築に執念を燃やす荒木を厳しい言葉で指弾する。荒木に対する「草しか食わせられない脚本家」
は本当にその通りで草が生えてしまう。その一方で、荒木の提案に対してはうっとりと恍惚の表情を
浮かべる。里見瑤子の演技と存在感が、この作品の動力となっている。
当方、山崎邦紀作品はあまり得意ではないのだが(苦笑)、この作品は少なくとも終盤直前までは
面白かった。里見瑤子の情念の演技がいつもの山崎作品とは違う感じがしたので、ただ、
結末は「あんな感じじゃ結局そうなっちゃうよね」と悪い意味で納得してしまえるのが残念。 新倉直人(=小林悟)『ただ独り死す』(ゲイポルノ)※ネタバレあり
主人公・白都翔一が体調不良をきっかけに自分がHIVなのではと疑うが、陽性だったら
どうしようと心配になって検査に行けない。というだけの映画。白都の逡巡する姿は
悪くないのだけれども。
HIVに対する恐怖や「不都合な真実なんて知りたくない」気持ちはよく分かるのだが、
主人公がとくに行動してくれる事も無い(やはり映画はどんな理由や背景があるにせよ、
登場人物が動いてくれないと映画自体も動いてくれないのだなあ)。
なので、話はもっぱら主人公の過去から現在の男性遍歴という事になる。そのなかで
久須美欽一や(主人公の恋人にアルハラをかます)坂入正三が出てくるが、
とりたてて言うような事も無い。
検査に行けず、このまま海に身を投げてしまおうかという主人公に、(不審に思って自らも
検査に行った)恋人が陰性の結果を伝えて終わり。スゴイ。
似たテーマの樹かずの『サンタモニカの白い薔薇』は良くも悪くも小林悟らしさに溢れてる
作品だし、西野奈々美の放つプリミティブなヒューマニズムに心打たれるとこもあるには
あるのだが、『ただ独り死す』はそれすら削ってあってまさに怪作。 こんなツイートする人間に占ってなんかもらいたくない!
口コミサイトにある?
↓
「現場写真観て
見事にブスばっかやないかい
と驚愕
それがある意味リアルなのかな
今日もいいお天気
みんながんばりましょー❤ 」
「デブだろうがブスだろうが
人に何言われても
結局は
自分の気の持ちよう
私いい女(*´・ω・`)bでいいよね 」
「ブスかいい女かは自分が思ってればいい話であってブスに反応することをまず改めたらいかがなものかと思いますが?私は例えブスと言われたとしても自分でそう思わないから反応すらしないと思います」
「しつこい笑
ブスかいい女かは自分が思ってればいい話であってブスに反応することをまず改めたらいかがなものかと思いますが?私は例えブスと言われたとしても自分でそう思わないから反応すらしないと思います」 どんな言葉の暴力も
バカアホな屁理屈で正当化出来るとでも? 城定秀夫『世界一美しいメス豚ちゃん』(R-15版題名『恋の豚』)※ネタバレあり
○久々の城定新作。R-15版が先行上映されたこともあり、内容を聞いてちょっぴり不安に
なってしまった。いよいよ城定初黒星か、とも思ったのだが心配が杞憂に終わってホッ。
●ヒロインのデリヘル嬢・百合華が、体格が好対照の守屋文雄に恋に落ちる、というシンプル
なストーリー。一目ぼれした百合華がルンルン気分()で並木道をスキップするところに城定
らしさを感じる一方、守屋文雄の存在感がいまおかしんじの世界を感じさせぬでもない。
○自販機の下に落ちてしまった硬貨を取ろうとして腕がはまってしまった百合華。助け出そうと
する守屋は腰を痛めてしまう。百合華の自室でマッサージしてもらい、成り行きで百合華の
セックスとなると守屋の腰痛はどっかにいっちゃうw これぞピンクw いい加減さがたまらない。
いい意味でユルい感じが作品を包んでいる。
●百合華以上に目につくのが守屋文雄。素性も知れず、仕事もしてそうにない。まさに世の中を
ブラブラしている感じの人。正体は…( ´゚д゚`)エーっマジかよ! 信じられん! うらやましすぎる。
これはピンクらしいかなりの力技設定だが、違和感が無いのが見事。
○セカンドの三苫うみはほとんど濡れ場要員なのだが、いわゆるアニメ声が結構いい。 恋の豚はちょいちょい挟まるオトナなギャグが効いてて面白かった。
R-15とR-18どっちも見たがどこに違いがあるのか気がつかなかった。
笑わせてホロリとさせていい映画だったね。 >>880
いつもの城定カラーにちょっとだけいまおかしんじ的世界が混じっててそれがよかったです。
ヒロインもインパクトありますが、それ以上に守屋文雄・並木塔子夫妻とそのユルさが
印象に残ります。前二作がどっちかというとサスペンスフルな作品だったので、今回は
その逆に行ったのかな? いい意味でピンク映画らしいアバウトさもあって面白かったです。
自分が贔屓にしてる劇場は時間オーバーだと非情にもエンドロールがバッサリ斬られるん
ですが、この作品はそんな悲劇もおきずキッチリ終わってくれて。
こんな所も城定監督のレベルの高さが感じられます。 >>882
あの久保さんは良かったですね。一番芝居してたんじゃないかな 関根和美『女医ワイセツ逆療法』
○ヒロイン・青木こずえが大活躍の一本。助演女優・男優もレベルが高く、調布の東映化学(現:東映ラボ・テック)
社屋もフル活用した傑作。こういうのがあるから、大御所作品といえども目が離せない!
●青木こずえは精神科の勤務医。雰囲気も演技も、本当に女優そのもの。患者に接する時には穏和に、しかし、
患者がいなくなると途端にクールになる。「都合のいい女にはなりたくないのよ」という普通なら鼻に付くセリフが
違和感なくしっくりと来る。まさに「大人の女」。とにかく青木こずえが全編通して光ってる。
○そんな青木こずえを、患者の大学浪人・下川おさむがストーキング。痩躯でタッパのある下川おさむ、何というか
一本気で、たしかにそういう事しそうなリアリティが(誉め言葉)。思い詰めるあまり、下川の目前に
全裸の青木こずえが現われる! 青木こずえに迫られる下川が裏山鹿ァ! これぞピンク! 青木こずえの艶技で、
下川の青木こずえへの恋慕(=性欲)と懊悩が分かろうというもの(青木に乳首噛まれるシーンはすごい)!
これがホンモノの感情移入だ!(←ストーカーは犯罪です!) 下川おさむも演技が大変いい。
●ストーカーもテーマの一つだが、一方でなかみつを中心とする色と慾と人事の絡んだ駆け引きも展開される。
こちらは、ライバルが産婦人科医の沢口レナ。「常夏頭」「泥棒猫」と青木こずえから散々ディスられまくりなのだが、
演技は安定していて良好。黒の下着が良く似合っていて、青木こずえとの更衣室での取っ組み合いはなかなか。
強いて言えば、ここはピンクらしく不自然でもキャットファイトにして欲しかったが控え目で残念。
○セカンドはうつ病患者の月野ひとみ。容姿も演技も高レベル。ただ、最初の青木こずえとの問診のシーンで画面が
ボケボケになってしまうのが残念。大御所らしいと言えば大御所らしいのではあるが。
●起承転結の転は、ピンクらしいと言えばピンクらしいもの。青木こずえの計算高さも強烈に印象付けられる。
○小松公典=当方ボーカルの隠れた傑作。 水元はじめ(=山崎邦紀)『獣欲魔 ちぎれた報酬』
○強引になかみつせいじの愛人にさせられた森山美麗。その復讐のためになかみつの本妻・早乙女
じゅんをレイプするように「列車集団レイプ事件」(!)で悪名を轟かした職業強姦魔・甲斐太郎に、
彼のシンパらしい須藤信伸を介して依頼する。だが、甲斐太郎はそれはアル中だった頃の事と断る。
●ヒロインの早乙女じゅんよりも、依頼者の森山美麗がいい。やや肌黒だが個性的な雰囲気で演技もいい。
身体つきもなかなかグッド。ボディコンが似合いそうな、この頃の旦々舎らしい女優さんといえる。
○サードは新島えりか=林田ちなみ。なかみつせいじの妹の女子大生。ベテランらしく演技がいいけど、
濡れ場要員に限りなく近いのが残念。
●なかみつせいじの汎用性が遺憾なく発揮されている。(女性の)征服者、女房の尻に敷かれた夫(200万の
コートってバブリーだよなあ)、怒りと憎悪と嫉妬と後悔が入り混じる男、虚無に捕われた中年…と
レパートリーに事欠かない。
○そんななかみつと対照的なのが、甲斐太郎。伝説の強姦魔というピンク映画らしい無茶苦茶な設定とはいえ、
グラサンと黒のスーツが似合う事似合う事。強姦から遠ざかっているときは元気の無い初老の男だが、「本職」に
復帰した途端にプロフェッショナルの行動に。演技にメリハリがあっていい。
●公園の人工滝で釣りしたりw、公園の東屋(旦々舎作品でよく出てくる)で強姦の謀議(ピーポくんが来ちゃうぞ)
したりとツッコミ処も多いが、テンポが悪くなく、(ピンクでは珍しく)BGMも冴え渡っている
(音楽:薮中博章)ので悪い印象はあまりない。旦々舎本社と経堂界隈も活躍。
○水元はじめご本人も、なかみつ家のボディーガードとして登場。
●強姦魔が実質的な主人公という作品だが、結末は旦々舎らしくなっている。 今年もきみと歩実ちゃんの作品が観られますように。
三本くらいがちょうどいいかな? マスコットになると
それから○年後以内に引退する、というジンクスを破ってほしい >>890
基本AV女優だから宿命だろう。
しじみや黒木歩、和田ちゃんなら安泰かな?w >>894
マスコットガールとなればやはり
二十代? 竹洞哲也『大人の同級生 させ子と初恋』
○竹洞監督の故郷・青森がロケ地の作品。
●竹洞監督お得意の姉妹もの。かと思ったけど、姉・加藤ツバキの方はあんまし出番無し。
ヒロインが東京生活に失敗して戻ってきて姉夫婦に居候しつつ、かつて片想いだった恋人
(折笠信也)と再開する話。
○ヒロインのなつめ愛莉は目力があり、まあ、こういうキャラクターには向いてるといった感じ。
折笠信也を見つめる顔と視線がちょっとスゴイ(^^;
●妄想シーンを観つつ、関根和美作品の妄想・回想シーンは下手でもやたらインパクトはあると
思ってしまった。こっちは丁寧に作り過ぎてインパクト小。
○だらだらとヒロインの日常が続いていく典型的な竹洞作品なのだが、「(女性の)友だちを作る」の
が初めてという学生時代のなつめ愛莉の立ち位置をもうちょっとハッキリ描いていいと思った。
●大人のおもちゃを咥え込んで日常生活するヒロインはなかなか良かったw とはいえ恋の豚以外が大賞とる絵も見えず…
いや恋の豚でいいんだけどさ
女優賞は川上奈々美だな
一番可愛かったのはあず希
あと最近の清水大敬は完全にどうかしてるとしか思えないヤバさなので
もうちょい評価してやってほしい >>898 森羅万象に似てきてていいですねw声が全然違うんだけど。
>>900
昔の方が支離滅裂な気が。。。w
何をやりたいのかよく分からず、ただパワフルさが空回りしてる感じで。
日めくりカレンダーの格言みたいのが白地でバーンと出てきたりとかw
最近は監督もやりたい事が分かってきているようでそういう変な感じは
あんまり無いかな。。。でも勢いがあって個人的には好きです。
ゲイポルノで撮った『平成任侠伝』を見逃したのが結構悔しく思ってますw 清水大敬の映画って明らかに予算オーバーしてると思うんだよね
たぶん監督本人の持ち出しだと思うんだよ
それでつくってるのがあれだからある意味すごいよね
冷蔵庫からバターを取り出してそのままかじってるみたいなもったいなさとある種のワイルドさがある
かちんこ!平成仁侠外伝もヤバかったので機会があれば是非
面白いとは一言も言ってないのでそこだけは気をつけて
清水大敬の映画が面白いと思えるようになったら末期な気がする >>902
冷蔵庫からバター! たしかにそんな感じはありますね。
荒削りだけど映画観た気分にはなるw
最近はそれでもレーズンバターぐらいにはなってきたような。。。w
まあ、細かい部分は色々とアレなんですが、シーンとカット数が多いとかで、
勢いとテンポの良さで観ちゃいますね。濡れ場も結構充実してるし。
オレ末期かもしれないw でも、本当の意味でオーピーフェスに出品して欲しい監督w >>876
何年先かは分からないけど
次期マスコットはこいつでいいじゃん きみとちゃんはもうかなり賞味期限ギリではある。巧いけど。 「青春のささくれ 不器用な舌使い」
川上奈々美が素晴らしく役にはまってた。
これがもし現実の出来事だったら当然もっと悲惨な事態になっているはずで
そういう意味ではぬるい映画なんだけど
川上奈々美の魅力で最後までみせてくれる
「性鬼人間第二号 〜イキナサイ〜」
珍しくちゃんとしっかり出来てるSF作品
「世界で一番美しい牝豚ちゃん」
“リテラシーがどんどん厳しくなって今後は創作の中で太った人のことを豚と言うことがほぼ無理になる。だからあえていまのうちにやりたかった”
と城定監督が語っていたのが印象的。
ファンシーかつ文学的な作品だけど、同時に挑戦的。こういう姿勢が素晴らしい。
「スナックあけみ 濡れた後には福来たる」
ひまわりデイズに続く人情もの。
川瀬陽太、黒木歩、霧島さくら、みんなよい
あとよかったのは「さかり荘 メイドちゃんご用心」(筆鬼一の脚本が◎)「SEXアドベンチャー ワンダー・エロス」(並木杏梨◎)
あたりかなぁ
ワーストは「ピンク・ゾーン2 淫乱と円盤」
最低の脚本。こういうの大嫌い レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。