JFK
ケビンコスナー演じるジムギャリソンの法廷シーン

届いた手紙に同封されていた現金が8千ドルあります。25セント玉、10セント玉、一ドル札で主婦や配管工、車のセールスマン、教師、そして病気の人々から
送られたお金です。送金する余裕のない人々からの貴重なお金です。タクシー運転手
病院の看護婦、子供を病院へ送りだした親もいます。なぜでしょうか?
なぜなら人々が真実を望んでいるからです。誰もが祖国をその手に取り戻したいと
思っているからです。国民が自ら信じるもののために戦う気力が有る限り、祖国は
国民のものだからです。真実は私たちの信じる価値のなかでもっとも重要なものです。なぜなら真実が無力になり、政府が真実を抹消し、国民の心を信じられなくなれば、この国はもはや私の生まれた国では無いし、ましてや、そんな国ではとうてい
死にたいとは思わないからです。祖国に何が出来るかではなく、祖国のために何が
できるかを問うていただきたい。死にゆく王をわすれないでください。この世界に
示すのです。いまだ「人民の人民による人民のための政府」が存在していることを。
生きている限り、これこそ最も重要な点です。あなた方しだいなのです。