>>660
君縄の予告を見て「あ、ジブリで慣れ親しんだ安心の作画だ」と思えたのは
キャラの目や鼻の描き方ばかりじゃなく、ヒロインが山道とかを疾走する時の
「走り方」、腕の振りとか体の向き直り方とかの「自然な動き」だった

映画って感覚的なもので、実はストーリーや理屈じゃなく、肉感的な官能が
一見さんを引き寄せリピーターを作るって言われていて、ジブリもディズニーも
そして君縄もそうした官能性に触れたのがヒットの要因だとも言われていたね

「同じ本を何度も読む人は少ないだろうけど、同じ音楽を1日中どころか何日も
聞き続けられる人は普通にいる」から、人がある映画をリピートしたがる理由を筋やテーマだけに求めるのは無理、
という意見には納得させられた
(良く出来た脚本や真理を突いたテーマに快楽を与えられるのも当然だけど)