同じオケ、同じ譜面を違う指揮者が振れば全く別の曲になるように、キャラが
同じでも作画監督で全く別の映像になるし、動画マンの力量でまた違う絵に
なるのはいまや常識になりつつあるね、いい時代だ
(なにせ朝ドラがそんな話題をストーリーの核にしてるんだから恐ろしい)

新海のスタジオ・コミックスウェーブも動画が作画の肝だ!とジブリから
原画じゃなく動画の主力を拾い上げ、そのツテで君縄でもジブリの大御所
アニメーターたちと渡りがついた

宮崎駿最後のライバル安藤作画監督が君縄をやるに当たって、自分とは真逆
みたいな生姜キャラを動かしてどんな化学反応が生まれるかを面白がって依頼を
受けたって話は至るところでしていたけど、ジブリ育ちのスタッフがジブリ風の
動きや表情にしすぎるのを、安藤監督が
逆に抑えてたなんて話は本当に面白かった

正直君縄を初めて見た時、キャラデザの田中さんが自分で担当した、バリバリ
生姜キャラ全開のオープニングを見た時
「…やっぱり見る映画を間違えたかな」
と不安がよぎったのも事実w
天気の予告はまだまだ耐えられる、というか大丈夫なジブリ度合いだわw