「可哀想な」人という、手前勝手な印象によるカテゴライズが先にあり、
次に、「俺が救ってやる、俺だけがお前を分かっている」という陶酔がやってくる
要は、救済と見せかけての、下降した権力意志の発露でしかない
弱者は、そうしたどこにでもいる世話焼きの小権力者、リトルピープルにとって、
次から次へとやってくるオモチャのひとつにすぎない