http://fnmnl.tv/2017/12/31/44717?articleview=more

『Rolling Stone』のインタビューでBonoは、内なる怒りをクリエイティヴに出せる場所は今ヒップホップだけであ
るという現状に納得していないと語った。「音楽はだいぶ女の子っぽくなってしまったな」とBonoは嘆いた。男らし
く、快楽主義という性質をロックは失ってしまったという。

「いい側面もあるかもしれないが、現在若い男の怒りを表現する場はヒップホップにしか無く、それは良くない状況
だ」と語るBono。父親同様バンドマンであるBonoの息子のElijahは「ロックンロール革命はターニングポイントを迎
えた」と思っているそうで、Bonoもそれには同意している。

ヒップホップはポップカルチャーと関わるようになり大衆に認知されるようになったが、一方ロックはチャートの
トップに登ることがなくなってきた。U2はKendrick Lamarなどのヒップホップのアーティストとコラボもしているの
でヒップホップが嫌いなわけではなく、ロックが力を失っていくことを悲しんでいるのだろう。