不倫疑惑などという文脈で、
誰がしたかもわからない浮気について、
世間は魔女狩りに夢中になっていた。わけだよな。

不倫をとやかく言う世間は、冗談抜きでつい最近まで
「セフレ」なんて言葉を使っていた。わけだよな。

世界で一番最初に不倫を戒めたのは、キリスト教。
イエス・キリスト様だったりして。わけだよな。

浮気・不倫は親告制度なので、
名誉保護の観点から、法益的見地から、
第三者を介在しない趣旨のものである
第三者が当事者をまったく無視してその是非を問い、
世間を前にあらゆる「暴露(アウティングした)」
場合、あらゆる非難の責任は、今回の場合、
第三者(マスコミと世間様)に渡る。

当事者は第三者を、徹底的に追訴可能なのである。
この場合、あらゆる責任はマスコミ側+世間様にある
この場合には民事訴訟+刑事訴訟になる。

この度の報道についても、例によって例の通り、
この方々、ひとりも浮気親告していない。

浦野貴司さんという人が、渋谷社長を追訴する場合は
アウティングではなく、急迫不正の侵害が社会に及ぶ
可能性を否定できなかったからだ。
そして、それは皮肉にも確定出来たことであった。

絶望マスコミ無念。